不動産投資を始めたきっかけ①(苦しい会社新人時代)

不動産投資
不動産投資

元気に働いているかな?

es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。

このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験と基にした人生の指南書だ。

君達の人生に役立ててくれ。

さて、今回は不動産投資を始めるきっかけとなった過去のお父さんの経験を話しておこう。

人生を強制的に変化させられる時(価値観・考え方の変化が起こる時)は、決まって何か強烈な出来事があるとお父さんは思っている。

その出来事は人それぞれだが、お父さんの場合を聞いて欲しいと思う。

お父さんの場合、職場でメンタル不調を引き起こしたことが不動産投資を始めるきっかけだった。

君達にもあるのではないか?

過去に人生を大きく変化させた出来事、忘れられない出来事が・・・?

それがきっと君達の原動力となり、君達の人生を飛躍させる。

スポンサーリンク

夢を描いて意気揚々と就職・・・そして挫折

お父さんは某国立大学大学院(工学部)を卒業後、地元の上場企業へ就職した。

その頃のお父さんは、この会社でしっかり働いて、出世して良い仕事をするぞ!と意気揚々と働く気満々だった。

なんでも出来ると自信に満ち溢れていた。

世の中の厳しさを知らない若気の至りだな。

この頃のお父さんはお金に関する知識は乏しく、まさか自分が不動産投資をすることになるとは1mmも思っていなかった。

同じくメンタル不調を起こして、一時的に働けなくなるなどとも思っていない。

最初の1年ほどは順調だった。

それは主として研修という位置づけが強かったせいだと思う。

ところが、いざ主体的に仕事を始めるようになると、その重圧と多くの人と協力して仕事を進めるということに苦むことになる。

重圧の一つは、今まで扱ったことのない金額をいきなり任さられることへの驚きとプレッシャーだ。

「おいおい。右も左も分からない人間にこんな額の仕事を任せるのかよ!」

「無理でしょ!」

率直な感想だ。

そして、他の人たちと協力して仕事進めることにまだまだ不慣れだったことにより、思うように仕事が進まず苦労することになる。

仕事は多くの人と協力することで成立する。

他部署の関係者、協力業者の皆様方。

それを上手く成果につなげるようにスケジュールを組み、役割を明確にして、調整していく、いわゆる段取りが若いお父さんには致命的に出来なかったのだ。

加えて、エンジニアリング業務(設計)も学校の知識はほとんど役に立たない状況だった。(それはお父さんが真面目な学生生活を送らず、遊んでばかりいたからだ。。。)

これらのことは、先輩や上司の教えを請いながら、業務を通して身に付けていくものだろう。

しかしながら、周囲の先輩・上司は忙しく、あまり時間はとれず、どうも院卒だから、できるでしょ的な雰囲気があり、自分も恥ずかしくて、なかなか聞けないといった悪循環が起こり、一人で抱え込んでしまった。

当然、耐えられなくなり、沈没だ。。。

お父さんは誰しもが新人の時に最初にぶつかる壁を上手く乗り越えられなかったのだ。

末期の頃になると、毎朝制服を着て、家を出ようとするのだが、ドアが開けられないというギャグみたいな状況が毎日繰り返されていた。

はたから見れば、「何やってんだ?、こいつ!?」みたいな状況だが、本人は至って必死なのだ、これが(笑)。

そして、いよいよ働けなくなる。

周囲からの勧めで、心療内科に行き「軽いうつ状態」の診断を受ける

まさか俺がね。。。受け入れられなかった、ホントに。

自分がメンタル不調になったという事実を受け入れていないので、基本的に医者の言うことや周囲の忠告を聞かない

これは、両足を複雑骨折しているのに、「俺は骨折なんかしてねー!歩けるんだよ!!」って言っているのと同じ状態だ(笑)。

このままだと会社からの評価や周囲からの評価が下がると焦り、治ったふりをして復帰しても当たり前のように再発する

そんなことを繰り返しているため、復帰しても書類整理ぐらいの完全な戦力外通告となったわけだ。

お父さん自身も完全に自信喪失状態になってしまい、「あー、俺は何も出来ない人間なのだ。。。仕事なんてできないんだ。」と勝手に思っていた。

もう働けるなんて思っていないよな。。。

何度もやめたいと上司や親に言ったが、なぜか辞めさせてくれず、お父さんを説得してきたのだ。

この時の理由が優しさなのか、よく分からないが、結局残って、今に至っている。

君達も本当に辛い時は遠慮せずに、一人で抱え込まず周囲に相談したらいい。

そしてもう無理だと思ったら、一目散に逃げていい。それは恥ずかしいことではない。

「逃げるは恥だが、役に立つ」

-逃げるという行為は、生存するという点において反論の余地はない。

平匡さん(星野源)がそう言っていたよ。

大切なのは君達自身の心の安定だ。忘れないで。

スポンサーリンク

働けなくなって分かったこと

話が完全に脱線してしまったが、言いたいのはこのことではない。(メンタル不調とそれに対する戦い方については、また別の記事を参考にしてくれ。)

本題に戻る。

この働けなくなったという状況が「私自身の考え方」に大きな変化をもたらす。

当時は、苦しく仕方なかったが、今にして思えば、あの時の経験があればこそと思える。

働けないという状態の時、かなりの恐怖を感じました。

なぜなら、働けなくなったわけだから、当然給料はない。

幸いにも傷病手当金の給付があったことと実家に帰って自宅療養をしていたので、致命的な状況にはならなかった。

しかし、これから先、金はないし、仕事してもまたこの状態になれば働けなくなると考えていたから、これからどうやって生きていけばいいのだ?と思った。

それでも人は生きていかなければならない。

なんとかしないといけないという気になり、お金を稼ぐ方法を真剣に考えるようになった。

それがお金の意識変化が生まれた最初のスタートだ。

これが不動産投資との出会いに繋がっていく。

もし、君達がお父さんと同じ様な状況であるならば、それは人生の転機が訪れている可能性があるということだ。

スポンサーリンク

お金のお勉強の開始

お金に対する意識変化が生まれ、勉強しようと思ったのはいいが、何をどうしたらいいのか分からなかった。

まず出来ることと言えば、本を読んだり、インターネットで調べたりするくらいだ。

「金持ち父さん」シリーズや「引き寄せの法則」なんかを読んだ。

またインターネットで「お金持ちになる方法」とか「経済的自由になる方法」とかを調べた。

今までは「お金を作る方法=会社で働くこと」であり、「お金を貯める方法=貯金」という考えしか持ってなかったお父さんだが、この経験を通じて、世の中にはいろいろな方法や考え方、生き方をしている人がいることを改めて知った。

出来ることから始めようと思い、近年ネット取引が主流になっている株式投資をしてみたり、投資信託を買ってみたりした。

ネット記事の成功者の話を読んでいるとお父さんも出来るような気になり、最初の頃は、どんどんお金が増えていくと良い面しか見えていなかった。

現実はそんなに簡単ではない。

思うように儲からなかったり、利益が出ても少しだけ。

こんなんちびちびやってられるかと途中で投げ出しては、また始めたりと長期的な展望と計画性のないことを繰り返しやってしまっていた。

また、キャッシュフローをコントロール出来ていなかったので、飲みに行ったりして、いつも赤字だったので、意味ないよな。

今ではそのあたりの反省もあり、上手に計画的にお金の管理ができるようになっている。

そんな中、地元新聞の広告に出ていた不動産投資セミナーに行ったのが、お父さんが不動産投資を始めるきっかけとなった。

意識が変わり、アンテナを張っていると、いつもはスルーしてしまう情報も引っかかるようになるのだろうな。

そこで縁があり、今ではワンルームマンション(区分マンション)を4件も持つようになった。

なんだか不思議だ。

これがきっかけだ。ありきたりだろう(笑)。

スポンサーリンク

人生の視野の広がり

メンタル不調を起こし、働けなくなるという経験が、お父さん自身のお金に対する考え方や人生の価値観・考え方の視野を広げる結果となった。

周囲の人からみれば、つらく可哀そうで、将来を潰してしまったと思われているかもしれないが、お父さん私自身がそう感じていたのは、長い人生のせいぜい1年程だ。

むしろこの経験こそが人生に大きな変化を起こし、新しいステージへ自分を導いたと感じている。

会社生活にうまく順応することが、大多数の中、お父さんはそれから外れてしまった。

しかしながら、それがお父さんに新しい可能性を与えたことになる。

その可能性とは、会社生活で送ることで得られる以上の収入と幸福を手に入れる可能性だ。

会社生活を順調にやっていれば、50歳くらいでそれなりの地位と年収1500万円程はもらえたかもしれないが、それ以上は無理だろう。

それに苦しい思いをし、働き詰めとなり、家族を守るため、神経をすり減らす日々が続き、やっと定年してゆっくりしようと思ったら、身体にガタがきているという未来となる可能性がお父さんは低いということだ。

これはお父さんの持論だが、会社生活に適応し、順調にこなせる方々は成功者だ

成功しているので、わざわざ道を変えない。

私は会社生活の適応に完全に失敗している(笑)。

だから新しい道を切り開いたのだと思う。

それが大きな資産へと変化していくのだと思っている。

お父さんのメンタル不調は、今でも続いている。

しかし、苦しい局面が訪れるたびに自身が成長しているように感じている。

この不調そのものが人生の道しるべになっているようで仕方ないのだ。

やりたいことからずれると不調が出る(笑)。人生の変化点に来ると不調が出る(笑)。

お父さんは勝手に自分自身の『人生の制御装置』と呼んでいる。とても便利な身体だろう!!

そんなこんなで現在に至っている。

君達も不動産投資に興味を持つに至ったきっかけというものがあるのではないか?

今一度確認してみて欲しい。

それは君達にとって、人生の大きな原動力となると思う。

< 以上 >

コメント

  1. ゆう より:

    ブログ始められたんですね
    今後も楽しみにしています!

タイトルとURLをコピーしました