はじめまして。
銀英伝大好き中年の“しんや”です。
銀河英雄伝説（石黒版）は5回転ほど見ていますかね（笑）。
私は基本的に妻が契約していた「Amazon prime video」
で見ていますが、個人的には「U-NEXT」で観るのが銀英伝の世界を最も楽しめると思います。
私が銀英伝をこよなく愛する理由は「名作と言われる『銀河英雄伝説」の旧作・アニメ版の魅力を徹底解説！」を参照してください。
「登場人物の多い銀河英雄伝説の中で最強は誰か？」
ファンの間でも多くの議論と考察が生まれているテーマですね。
私はやはり「ジークフリード・キルヒアイス」だと思っています。
早い段階で亡くなってしまって活躍の場が少なかったですが、それだけの間でも強烈なインパクトと業績を残した人物です。
今回の記事ではジークフリード・キルヒアイス最強説について、じっくり書いていきたいと思います。
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銀河英雄伝説に登場するジークフリード・キルヒアイスとは？
ジークフリード・キルヒアイスとは銀河英雄伝説に登場する人物で、主人公であり宇宙統一を目指すラインハルトの親友であり、志を同じとする部下です。
ラインハルトの半身と言われ、その能力はラインハルトと引けをとらないものでした。
物語の前半でラインハルトをかばって退場しますが、その期間でも強烈なインパクトを残した人物としてファンからも大人気のですよね。
キルヒアイスは完璧超人
キルヒアイスは完璧超人と言われています。
その理由は際立った弱点がなく、どの分野でも高い能力を有しているからです。
銀英伝の主要キャラはそれぞれ弱点を有しているものです。
- ラインハルト：協調性０の俺様系で周囲との衝突が多い。繊細で精神的に脆い。
- ヤン：用兵以外の軍事的能力が致命的。戦闘能力はモブ兵以下。
こう見るとキルヒアイスがいかに弱点がないかが分かります。
強いのに優しい、そして格好いいというチート野郎＝キルヒアイス
キルヒアイスの際立ったチート部分として、「軍事的才能がありながら人格者であるという点」です。
高い戦闘力、用兵家としての才能を持ちながら他者に対する優しさをもち紳士的なのです。
加えて長身で顔が整っているとくれば無敵です（笑）。
捕虜交換の際に大使としてイゼルローン要塞に赴いたとき、同盟軍の女性兵士ですら、「素敵」と声をあげていました。
反則級です（笑）。
最強すぎるキルヒアイスの華麗なる戦歴
さてここからはキルヒアイスの最強伝説を順番に見ていく事にしましょう。
外伝は除き、提督となってから以降に焦点を当てています。
カストロプ動乱を2日で平定
少将として提督となったキルヒアイスが司令官として初めて遠征した帝国内の内戦。
財務尚書であったカストロプ公が不正に貯めていたお金を死後返せと本国が通達したが、従わなかった息子が起こした反乱。
先に討伐に行ったシュムーデ艦隊は壊滅。その後にキルヒアイスが討伐に向かう。
シュムーデ艦隊より少ない艦艇数でありながら、実質2日で鎮圧してしまう。
このときにキルヒアイスは指向性ゼッフル粒子を使用している。
同盟軍の帝国領侵攻作戦で第7艦隊の壊滅・13艦隊の撃破
同盟軍の帝国領侵攻作戦においては中将として迎撃にあたり、第7艦隊を瞬殺。
その後に第13艦隊（ヤン艦隊）と交戦する。
ヤンが何もできずに後手に回る展開となり、司令部からの命令もあり撤退する。
アムリッツア星域会戦で機雷源突破
アムリッツア星域会戦では、ワーレン・ルッツと共同で同盟軍の設置した機雷源を指向性ゼッフル粒子により突破し、同盟軍の後背を衝き勝利を決定づけた。
リップシュタット戦役では辺境をことごとく平定
リップシュタット戦役の折りにはすでに上級大将となっている。
ラインハルト本軍が敵本隊のいるガイエスブルグ要塞の攻略に専念すると、キルヒアイスはワーレン・ルッツの艦隊と引き連れて辺境星域を平定に回る。
数十回の戦闘にことごとく勝利し、完全に平定する。
民衆からは「辺境王」と呼ばれるようになる。
キフォイザー星域会戦でリッテンハイム侯爵を撃破
ブラウンシュバイク公との確執が深まったリッテンハイム候がガイエスブルグ要塞を飛び出し、ガルミッシュ要塞に入る。
その迎撃に向かったキルヒアイスはたった800隻の別動隊で敵を翻弄し、撃退する。
その流れでリッテンハイム候の部下を内部分裂させて制圧した。
銀河英雄伝説においてキルヒアイスが最強である
これは私の個人的な私見になるが、銀河英雄伝説最強のキャラはキルヒアイスです。
その理由について、次から説明してきます。
キルヒアイスの総合ステータス
まずはキルヒアイスの総合ステータスを数値化してみましょう。（私の独断と偏見による数値化です）
- 用兵家としての能力 ： 10点
- 指揮・統率力 ： 10点
- 白兵戦技術 ： 9点
- 人望 ： 10点
- 人柄 ： 10点
- 忠誠心 ： 10点
- 謀略 ： 7点
軍事的手腕はラインハルトやヤンと同等
キルヒアイスの用兵家としての能力は、ラインハルトやヤンと同じレベルです。
私が思うにラインハルトやヤンは人間的な欠陥が少しあるため、不安定な部分もありますが、キルヒアイスの場合はそういったことがないため堅実な艦隊運用をする分、強いのではないかと思います。
作中においてキルヒアイスは無敗であり、失った艦艇数もとても少ないと思います。
キルヒアイスとヤンが戦ったらどうなるか？－引き分けでしょう。
キルヒアイスとヤンが同じ条件で戦ったらどうなるでしょうか？
おそらくは引き分けか、ヤンが撤退することになると思います。
華やかさには欠けますが、キルヒアイスは隙がないため、ヤンの小細工は通じないでしょう。
部下たちを心酔させるキルヒアイスならではの統率力
キルヒアイスの統率力は抜群です。
圧倒的な実力と誠実な人柄、そして配慮に富む優しさで部下たちのハートを鷲掴みにしていきます。
- ビューロー
- ベルゲングリューン
- ワーレン
- ルッツ
この4名はザ・キルヒアイス派閥です。
白兵戦技術はシェーンコップと同等
キルヒアイスの白兵戦技術は超一流です。
幼年学校の時の成績ではラインハルトを超えており、体格も良いためとても強いのです。
外伝「千億の星、千億の光」ではヴァン・フリート4=2でシェーンコップと一騎打ちをしていますが、互角に渡り歩いていました。
人望はラインハルトやヤンを圧倒的に超えている
キルヒアイスの人望はラインハルトやヤンを超えています。
なぜなら、敵にまで好感を持たれているからです。
特にヤンからは将来は同盟と帝国の懸け橋となってくれる存在になって欲しいと願っていました。ユリアンもその人柄に好感をもっていましてね。
人柄は100点満点
キルヒアイスの人柄は100点満点です。
ビッテンフェルトですら「いい奴は早く死ぬ。」と言っていたぐらいです。
上官としても偉そうな態度をとることもなくできた人です。
本当に早く死んだのが惜しいと思います。
忠誠心No.1の有能すぎる部下
銀英伝に登場する帝国軍の提督達は誰もが忠誠心が高いですが、キルヒアイスのラインハルトに対する忠誠心は群を抜いています。
その証拠にラインハルトをかばって死亡します。
部下としてこれほど高い能力を持ちながら、圧倒的な忠誠心を持つ有能な部下はキルヒアイスを置いて他にいないでしょう。
キルヒアイス唯一の弱点は優しすぎる自己犠牲
キルヒアイスの良い部分というのは次々出てくるのですが、欠点を探すのはわりと難しいです。
その中で唯一あるとすれば優しすぎるところでしょうか。
敵にも優しいのです。キルヒアイスは。
ラインハルト曰く「下水の中にも美点を見出す男」
優しすぎる自己犠牲愛でラインハルトの盾となる
まったく欠点ではないのですが、この優しすぎる性格と自己犠牲愛の結果、ラインハルトをかばって死亡したとも言えます。
別にラインハルトをかばうのはキルヒアイスでなくても良かったのです。
オーベルシュタインもラインハルトの前に立ちはだかっていましたし。
でもそこはキルヒアイスが行ってしまうのです。そこが良いところなのですが。。。
オーベルシュタインとは対極の関係性
キルヒアイスの誠実さと対照的な位置にいるのが、オーベルシュタインです。
合理的なオーベルシュタインは汚い手段でも平然と行う冷徹さを持っています。
キルヒアイスとオーベルシュタインは陽と陰の関係にあるように私には思えます。
ラインハルトを中心に太陽と月の関係とも言えます。
どちらが欠けてもバランスが崩れてしまう、そんな気がします。
現にキルヒアイス亡きあと、ラインハルトに冷徹さが増して精神面が不安定になっていました。
キルヒアイスとオーベルシュタインが2人ともいて上手くいっていたのでしょう。
まとめ
本記事では銀英雄伝説におけるキルヒアイス最強説について、少し詳しく語りました。
まとめましょう。
- キルヒアイスは軍事的才能、白兵戦技術、人柄、人望どれをとっても最高ランクの人物である。
- 生きている間は圧倒的な強さを誇り、無敗である。またヤン艦隊も退けている。
- 特に強いにも関わらず低姿勢で誠実な人柄は反則級と言える。
- キルヒアイス唯一の弱点は優しすぎるところ。
総合的に見てもジークフリード・キルヒアイスは最強だと思います。
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