リスク管理の実践編ということで、それぞれのリスク項目について、評価・検討を実施してきた。
今回は、今まで話してきたリスクのまとめを行い、不動産投資を実施すべきかの投資判断をしていこう。
お父さんが作成した「不動産投資リスク評価シート」を掲載しているので、利用することにより「多角的」に、リスクを捉え、今までの検討内容を総括してみよう。
各リスク評価と対策のまとめ
今まで実施してきた各リスク項目の内容をまとめていこう。
「不動産投資リスク評価シート」に結果を記入してみよう。
まずは、一番重要な「ローン返済リスク」について、君たちの今の経済状態を踏まえて、評価して、記載しよう。
この段階で、リスクが高い判断となるようなら、現段階で不動産投資を実施することはやめておいたほうがいい。
まずは自分の家計の安定性を高めることから始めた方がいい。
次に「空室リスク」及び「空室関連リスク」について、記載してみよう。
ここまでやってリスクが低いと判断できるようなら、問題ない。
不測の事態が起こっても致命的なことになることは少ない。
上記のリスク評価を完了したら、「収益性が悪化するリスク」に関して、評価を実施してみよう。
残りのリスクに関しては記載してもしなくても大丈夫だ。
その場の対応でどうにかなる。
最終的な判断
おおよそ記載が完了したら、全体を見渡してみて、リスクが高い項目があるようなら、投資をすることを中止してもいいが、なんとかリスクを下げる対策はないか再度考えても良い。
提案先の不動産会社に相談するの一つの手だ。
評価した内容を伝え、何か対策はないかと一緒に考えても良い。
損失を被るのも君たち自身であり、利益を享受するのも君たちだ。
最終的に決定するのは、君たち自身であることを忘れずにいて欲しい。
お父さんの場合は、購入当時はここまで深く考えてなかった。
それでもなんとかなっている。
今まで書いてきたこれらのリスクは、実際に不動産投資を経験しながら、調べたり、気づいたことだ。
君たちには、しっかりとリスクを抑えて不動産投資を実施して欲しいと心から願っている。
まとめ
- 今まで実施したリスク評価の内容をまとめて、最終的な不動産投資の実施判断をしよう。
< 以上 >
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