不動産投資は順調かな?
es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。
このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験した事の備忘録だ。君達の人生の参考として欲しい。
今回は少し不動産投資の本質的な話とは異なる内容となるが、読んでみて欲しい。
不動産投資を実施する時は、どうしても初期費用が必要となる。
不動産購入に関わる経費(登記簿登録費や印紙税etc.)と銀行ローンを組む際の頭金だったな。
他の投資と比べ、この初期費用が多くかかることが不動産投資のデメリットであり、なかなか踏み出せない原因の一つとなる。
100万円も初期費用を掛けたのに、大して儲からないと言われれば、それはしないよな。
今回の話は、この初期費用の考え方を再度復習するとともに、諸経費・頭金を確保するための家計管理の方法について、話しておく。
ポイントは、「初期費用の回収」と「家計の体質改善」だ。
不動産投資の初期費用
まずは不動産投資の初期費用に関しての復習だ。
不動産投資には、初期費用が必要であった。
「諸経費」と「頭金」。
不動産購入に関わる手続きに関して、必要となる経費となる。
- 不動産登記費用
- 印紙税
- 不動産会社の仲介手数料etc.
銀行ローンを組む際に必要な費用だ。
この頭金はいくらでも問題ない。
君たちの信用度によっては、頭金0円でもお金を貸してもらえる可能性もある。
上記の総額として、約100万円程度は初期費用を持っておく必要がある。
初期費用を準備するためのステップ
さて、初期費用が多くかかるため、この段階で不動産投資を諦めてしまう人も多い。
正直なところ、結構な額だし、よほど経済的な余裕がなければ、そんなに簡単に出せる金額ではない。
お父さんもかなりこれだけの額を出すのは、かなり抵抗があったことを今でも覚えている。
資金に余裕があるのであるならば、そのまま不動産投資を検討すれば良いと思うが、今現在、これだけのお金を準備できない場合、不動産投資を実施することは困難となる。
それでも不動産投資をしてみたいという意欲があるならば、まずはお金を準備することから始める必要がある。
その上で、不動産投資を実施していけば良い。
段階を踏めばいいのだ。
今の段階で無理と思い、不動産投資を諦めるにしてもお金を貯めることはやっても損はないと思う。
それだけで家計の状態は、より良い方向へ向かう。
ある程度お金が貯まれば、不動産投資を考えてみても良いし、その資金を元手にして、他の投資を実施しても良いのではないかと思う。
以下のような手順で、段階的に計画を立てて実践してみて欲しい。
- 以前に話した貯蓄・定期積立・株式投資etc.少額で実施できる投資や資産の構築方法を実践して、目標金額を貯める。
- 必ずしも不動産投資をする必要はなく、このお金を基に他の投資をしても良いと思う。また、そのまま貯め続けても良い。
お金の管理はとても重要だ。
不動産投資を開始したとしても、利益をすぐに使ってしまうようでは、不動産投資をする意味はない。
結果として、君たちの家計の助けにならない可能性があるからだ。
そのような状態を防止するためにも、諸経費・頭金を準備するプロセスを通じて、君たちのお金の管理技術をしっかり上げておくことは、とても意味があることだ。
お父さんも昔は浪費癖があり、このお金の管理にはとても苦労した。
最近になってようやく月の収支を黒字化できた次第です(笑)。しかもコロナの影響で。
お金を貯める方法
さて、この章からは具体的にお金を貯める方法を伝えていく。
お父さんの経験では、このお金を貯めることは極めて難しいことだった。
「貯金」や「節約」が続かないからだ。
そんなお父さんなりに苦労したことも含めて、その方法を伝えていく。
基本的にお金を貯めるには、以下の式が大切だ。
というか、この式が全てだ。
なかなかお金が貯まらない理由は、収入が少ないか、使いすぎているかのどちらかだ。
要は月の収入の中で生活していけば、必然的に利益が出て貯蓄が可能な金額ができてくる。
しかしながら、これが難しいのだよ。。。
また必ずしも節約ばかりしなくても、収入を上げていけば、必然的に利益も増えてく。
しかし多くの場合、収入が増えた分だけ使ってしまうので、あまり貯まらないことになる。
企業的な考え方となるが、「収入を上げることと支出を減らすことを同時に実施していくことで、貯蓄可能な利益を確保していくことが効率的」だ。
君たちの家の金の流れを全て掴むのだ。
月々にどれだけの収入があり、どれだけ使っているかを把握しよう。
家計簿をつけてみて、客観的に見てみると意外な発見が多くある。
また、君たちの持つ資産状態も把握するようにしよう。
貯蓄額や持っているお金のことだ。
家計簿をつけることが習慣になれば、今度はその家計簿を基にした「分析」が可能となる。
家計簿を利用して不要な支出を洗い出す作業を行おう。
お勧めの方法としては、「衣食住」をもとにした生活する上で必ず必要な「経費」と必ずしも必要ではない「無駄使い」とに仕分けを行えばよい。
「無駄使い」が結構な額になるはずだ。
この「無駄使い」を貯蓄へ変換する方法を考えていくことで、貯蓄が可能となってくる。
お父さんの場合は、「飲み会」「たばこ」「お酒」「仕事帰りのコンビニでのちょい買い」がその代表たるものだった。
改めて書くと、良い父親とは言えないな(笑)。
「飲み会」はとても大きな額となっていたし、仕事の付き合いもあり、なかなかやめることができなかった。
お父さん自身もお酒や飲み会が大好きで、飲み会に行くと、1次会でご飯を食べ、2次会で夜の街でまた飲み、タクシーで帰るというパターンが多かったので、一晩ですごい額を使っていた。
それが月に何度かあったわけだから、それは大きな金額になるよね。
しかし、今では「飲み会」の支出はほぼなくなった。それはコロナウイルスの感染拡大の影響で、飲食店が自粛したり、飲みに行くこと自体が感染拡大に繋がるため、みんなが一斉にやめたからだ。
窮屈な暮らしを強いられているが、我が家の家計という面からみれば、大きな改善が図られることになったわけだ。
裏を返せば、今のこの情勢下は家計改善を図る絶好の機会と言える。
ただやめるだけでは、すぐに我慢ができなくなってしまう。
また節約のせいで、ストレスが溜まってしまうようでは、ある時に一気に散財してしまう恐れがある。
お父さんの場合は、飲み会の代わりに宅飲みに変え、少し豪華な料理やお酒を買う対策をとった。
それだけでも大きな節約だ。
無理なく長く続けられる方法をとるようにしよう。
急激な変化は大きなストレスとなる。
個人的には、少しでも支出が減れば、それでOKだと思っている。
節約はダイエットや筋トレと同じだ。
基本的に強い動機がないと続かない。
上記に書いたことは、君たちにも既に分かっていると思う。
しかし、今までの楽しみを将来のために減らせと言っている訳だから、大きなストレスと苦痛が生じるのは当然だ。
気長にやっていこうう。
少しでも実行すれば、それだけ家計の状態は良くなっていく。
そんなちまちました節約は嫌だというなら、お金をもっと稼ぐしかない。
頑張って仕事をして給料を上げたり、残業を増やしたり、副業をして収入を上げよう。
ただし、収入が上がったからといって、自分へのご褒美などと称して使いまくっていたら、溜まらないぞ(笑)。
以前のお父さんは、昇給や臨時収入があれば、すぐに使ってしまっていた。
収入が増加した場合は、貯蓄額を増やすんだ。
臨時収入があった場合も一部でもいいので貯金をする習慣をつけよう。
また、ただ貯金するのではなく、そのお金が新たな収入に繋がるような資産となるように貯蓄だけでなく、金融商品を買うようにしよう。
そうすることで、利益が新たな収入源となっていく。
もう一つ気を付けておいて欲しいことがある。
一つのことに集中して節約を頑張ったのに、別のことに使っていたということがけっこうある。
そうなると一向に利益が多くならない。
お父さんも飲み会の費用を減らしたのに、なぜか全体の支出が減っていないことがあった。
それは、飲み会を減らしたからお金は余るだろうという浅はかな推測のもと、家族との外食や子供のおもちゃに使ってしまっていたのだ。。。
せっかくの努力が水の泡にならないように、全体で確認するようにしよう。
特に夫婦の足並みを揃えておかないと、片方が節約を頑張って、相方が使いまくるという構図が起こることもあるので、気をつけてな。
初期費用が溜まったら
初期費用が準備できたら、不動産投資を開始しよう。
貯めたはいいけど、使うのがもったいなくなったと思ったら、そのまま継続して貯蓄を続けても何の問題もない。
そのお金は君たちの家計の余裕資金になる。
貯めるのが快感になるかもしれないしな。
不動産投資をしないまでも、まとまったお金が溜まったら、金融商品を購入するのが良いと方法だ。
初期費用の回収
初期費用が多くかかる不動産投資では、こんな大きなお金を使うのはもったいないし、使うだけの価値があるのかと不安に思うことがあると思う。
ビジネスや事業ではよく使う言葉だが、そのお金を投じる価値があるかを見えるようにすることで、少しは気持ちが和らぐと思う。
初期費用にかけたお金が何年で回収できるかを回収年数として、試算してみるといい。
現在検討している不動産投資物件があるなら、収支シミュレーションの資料がある。
それに加えて節税額の試算を加えて、収支とし、何年で回収できるかを見てみればいい。
その期間を我慢できるなら、今使っても戻ってくるということだ。
それ以降は君たちの利益となり、かけた初期費用がそれ以上になって返ってくることになる。
また、今回の話の中心である死亡保障と年金確保が君たちにとって価値があると思えば、そこまで大きな抵抗にはならないかもしれない。
< 以上 >
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