こんにちわ、銀英伝大好き中年の”しんや”です。
今回は名作と言われる銀河英雄伝説の旧作・アニメ版について、その魅力を少し解説してみたいと思います。
- 「銀河英雄伝説 die neue these」を見て、旧作アニメが気になっている。
- 名作と言われている「銀河英雄伝説」はどこがいいのか?
こんな疑問に答えていきたいと思います。
銀河英雄伝説を何度も見た私が、旧作アニメ版の内容をベースにあらすじや魅力をご紹介しています。
きっとあなたも見たくなるはずです!
▶ 筆者の情報
小学生の時に銀河英雄伝説を見て以来、大ファンになった40歳のサラリーマン。
リメイク版がはじまってから、また銀河英雄伝説の世界にハマっています。
かれこれ5回転は見ていると思います。
みなさんにもぜひ銀英伝の世界にハマって欲しくてブログを書いています。
※本記事はアフィリエイトプログラムに基づく、商品・サービスのPR及び広告を含みますので、ご了承ください。
「銀河英雄伝説」(旧作・アニメ)のあらすじ
物語の舞台は人類が地球から宇宙へと飛び出した後の遠い未来。
皇帝と貴族による専制政治国家の「銀河帝国」と銀河帝国から脱出した人々によって建国された民主主義国家の「自由惑星同盟」との間で生じている150年以上の戦争を描く物語。
銀河帝国側に「ラインハルト・フォン・ミューゼル」が現れ、自由惑星同盟側には「ヤン・ウェンリー」という英雄がそれぞれ現れ、歴史を大きく動かしていくことになる。
「銀河英雄伝説」(旧作・アニメ)の順番とストーリー
銀河英雄伝説(以下「銀英伝」)は、帝国軍のラインハルトと同盟軍のヤンを軸に物語が進んでいきます。
宇宙戦争を軸に両者が武勲を上げて出世していく形を基本とし、その中で両陣営の政治的な戦いや人間模様が描かれていきます。
物語のナレーターがよく使う言葉に「後世の歴史家」があり、歴史的なおもむきのある描き方をしています。
「銀河の歴史がまた1ページ」というのが次回予告の決め台詞です。
銀河英雄伝説(旧作・アニメ)は全何話?
銀河英雄伝説は長編アニメです。ものすごい数となります!
1話30分のアニメが本編だけで、全120話です。(長すぎる!)
これに外伝や劇場版もあるわけですから、果てしないですね。
期 | 話数 |
第1期 | 全26話 |
第2期 | 全28話 |
第3期 | 全32話 |
第4期 | 全24話 |
銀河英雄伝説(旧作・アニメ)のストーリー
以下は、OVA版の全4期をベースに本伝の全体のストーリーをおさらいしています。
まだ見たことない方は、ネタバレになりますので、飛ばしてくださいね。
【第1期】英雄たちの台頭~内戦
【第1期】の目玉
- ラインハルトとヤンが初めて雌雄を決した「アスターテ会戦」
- クロプシュトック事件及び将来の双璧である、ミッターマイヤー・ロイエンタールとの出会い
- ヤンによるイゼルローン要塞の奪取
- 同盟軍が致命的な敗北を喫したアムリッツア星域会戦
- 皇帝崩御に伴う帝国の内戦(貴族連合 vs ラインハルト陣営)
- ラインハルトによって仕掛けられた同盟側の内乱
ラインハルトは上級大将。ヤンは准将としてそれぞれアスターテ会戦に参加するところから物語は始まります。
【第1期】では盟友キルヒアイスの死によって物語が終了するというなんとも切ない感じです。
【第2期】幼帝誘拐~同盟占領
【第2期】の目玉
- イゼルローン要塞とガイエスブルグ要塞との死闘
- 幼帝誘拐
- 「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」発動
- フェザーン占領
- ランテマリオ星域会戦
- バーミリオン星域会戦
- 同盟降伏
【第2期】は一番盛り上がる局面です。
いよいよ「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」において同盟を本格的に制圧に乗り出したラインハルトとヤンとの本格的な一騎打ちが楽しめます。
第2期最後の終わり方は何とも言い難い形となりますが、とても見ごたえがあります。
【第3期】皇帝即位~ヤン一派の反乱~ヤンの死
【第3期】の目玉
- 皇帝となったラインハルトの暗殺未遂事件(キュンメル事件)
- 地球教殲滅作戦
- ヤン一派の反乱(エル・ファシル独立政府)
- マル・アデッタ星域会戦
- 同盟の完全併合とフェザーン遷都
- 回廊の戦い
- ヤンの暗殺
【第3期】は同盟を占領した状態で物語は開始するため、政治的なことが主となり、少し落ち着いた内容で始まりますが、後半はヤンの一派の反乱や同盟の最後の抵抗もあり、大いに盛り上がっていきます。
しかしながら、最後は地球教によるヤンの暗殺という形で悲しく終了してしまいます。
【第4期】ロイエンタールの反乱~ラインハルトの結婚・太子誕生~ラインハルトの死
【第4期】の目玉
- ロイエンタールの反乱と双璧の戦い
- ラインハルトとヒルダの結婚と太子の誕生
- 同盟の自治承認獲得
- ラインハルトの死
ヤンも死に主体は帝国内の内乱が主体となります。
ロイエンタールの反乱と盟友・ミッターマイヤーとの死闘はなんとも見ていられなかったですね。
一方でラインハルトとヒルダの結婚と太子の誕生は良かったと思います。
ラインハルトが不治の病にかかっていることが発覚。その間にユリアン率いるイゼルローン共和政府が自治権をラインハルトから獲得します。
最後はラインハルトの死をもって物語は完結します。
※「外伝」「劇場版」に関しては、下記の記事を参照ください。
「銀河英雄伝説」が名作と言われる理由と魅力
銀英伝は不朽の名作・傑作とよく言われます。
私も銀英伝を見たことがある人と話をする機会に恵まれた時は、決まってみんなそう言います。
- 「何がそんなにいいのか?」
- 「なぜ名作と言われるのか?」
その魅力を少し語りたいと思います。
壮大なスケールで描く宇宙艦隊戦がたまらなく興奮する!
話のスケールが大きいですね。
広い宇宙を舞台に展開される物語は見ていて迫力があります。
これは私が子供の頃に魅了された部分ですが、宇宙艦隊戦がとても興奮します。
カッコイイ宇宙戦艦に膨大な数の戦艦同士で繰り広げられるバトルシーンがとても夢があるのです。
さらに艦隊戦ならではの緻密な戦略も見ごたえがあります。
※銀英伝で描かれる宇宙艦隊戦は以下の記事にまとめてあります。ご参考に!
個性豊かな登場人物達がすごい!
物語も長いので、ものすごい数の登場人物がいます。
その登場人物たちが個性豊かなのです。
あなたもきっと一人は「大好きな」「憧れる」存在に出会えると思います!
私は冒頭でも書きましたが、「ビッテンフェルト提督」が大好きです。
「呼吸する破壊衝動」という異名を持つほどの破壊力のある黒一色で統一された艦隊を率いる提督なのですが、「我が艦隊に後退や転進などいう言葉なない!進め!」という個性的な猪突猛進型の人です(笑)。
※帝国軍「ラインハルト陣営」の提督達を簡単に解説した記事です。ご参考に!
※同盟軍「ヤン艦隊」の幕僚を簡単に解説した記事です。ご参考に!
現実世界・過去の歴史で起こっていることの本質を見事に表現している!
この点も一つ大きな魅力の一つです。
銀英伝の物語の舞台は遠い未来のものですが、国家の主義や人間模様は今現実で起こっていることの縮図です。
腐敗した民主主義、専制国家の悪い部分や良い部分、戦争に対する考え方など現実世界の現象を本質的にとらえ、物語の中に組み込んでいます。
その点が名作と言われる真のゆえんだと私は感じています。
声優陣(キャスト)がすごい!
銀河”声優”伝説と言われるほどに当時の声優のオールスターが出演しています。
登場人物も多いので、必然的にそうなったのかもしれませんが、そうそうたるメンバーになっていますね。
重厚感があって、音楽がいい!
銀英伝はスペースオペラと表現されるように戦闘シーンで多くのクラシックの曲が使われています。
このクラシックが宇宙空間と妙にマッチングして、重厚感のあるアニメになっています。
華麗さを表現しているように思います。
見ていて、聞いていて心地よくなる感覚がありました。
大人が見るべきアニメ。人生の教訓・指針となる内容!
銀英伝は大人が見るアニメです。
子供が見ても面白いのですが、当時の私を振り返ると「戦艦がカッコイイ!」「主人公がカッコイイ!」という部分で魅力を感じていました。
少し成長して、歴史や社会の構造を学ぶと、この銀英伝の奥の深さに改めて気づかされます。
私自身の人生の考え方の指針となっている部分も多くあります。
政治的な思想や考え方、組織を統率するために必要な素養や考え方を学べる作品だと私は思います。
銀河英雄伝説が堪能できる動画配信&電子書籍
銀河英雄伝説の世界を堪能するための動画配信&電子書籍のサービスをまとめておきました。
銀河英雄伝説は多数のメディアで展開されており、それぞれが物語の世界を補完しあっています。
- アニメ(石黒版)しかみていない方はぜひ「ノイエ版」を。
- ノイエ版で初めて銀河英雄伝説に触れた方は、ぜひ完成された「石黒版」を。
- アニメだけでなく、マンガでも銀英伝の世界は楽しめます。
- さらにアニメ(石黒版)で使われていたクラシック音楽も堪能してください。
もっと深く銀英伝の世界を堪能してみてくださいね!
まとめ
銀河英雄伝説の旧作アニメ版について、その内容と魅力を解説してきました。
リメイク版も出て今だに人気のあるアニメですが、それには理由がありました。
- 壮大なスケールで描く宇宙艦隊戦
- キャラクターの個性
- 豪華な声優陣
- 現実世界の本質を見ているような鋭い視点
- 人生に役立つノウハウが豊富
子供の時に見た私が大人になって見返しても、学ぶことの多いアニメだと思います。
みなさんもコロナ禍の一人時間にぜひ見てくださいね!
< 以上 >
コメント