銀英伝の見どころはやはり艦隊戦!銀河英雄伝説の全会戦リストを網羅

銀河英雄伝説
銀河英雄伝説

こんちには、”しんや”です。

銀河英雄伝説(銀英伝)の魅力は、なんといっても壮大な宇宙で繰り広げられる宇宙艦隊戦です。

私が初めて銀英伝を見たのは小学生の時でしたが、まず引き込まれたのは、この宇宙艦隊戦でした。

銀英伝を見る前は、「宇宙戦艦ヤマト」を見ていたのですが、ヤマトはいつも単独で戦っていましたが、この銀英伝を見てからは、艦隊戦の戦略や次々と現れるカッコイイ戦艦に圧倒されました。

今回は銀河英雄伝説の中の主要な会戦をリストアップし、解説したいと思います。

どの戦いも帝国・同盟両者の戦略・戦術がおおいに楽しめると思います。

※「銀河英雄伝説」のみどころやリメイク版の解説は下記の記事を参考にしてください。

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銀河英雄伝説の宇宙艦隊戦の特徴

銀英伝の宇宙艦隊戦の特徴はなんといっても、艦艇数の多さとそれを運用して勝つための戦術の深さです。

帝国軍にはラインハルトという戦争の天才がいて、同盟軍には魔術師ヤンがいます。

その二人が知略を削って戦うシーンは、ハラハラ・ドキドキの連続です。

まずは、この戦術レベルの「頭脳戦」をお楽しみいただけたらと思います。

また、出てくる戦艦の種類も多く、見どころ満載です。

特に帝国軍の艦隊司令官は個性派ぞろいで、その戦い方を見るのも一興です!

※今回の会戦は、OVA版の本伝で描かれている戦役のみを解説しています。

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銀河英雄伝説(銀英伝)・本伝(OVA版)における戦役

アスターテ星域会戦

本伝の最初に登場する会戦です。物語はこのアスターテ会戦から始まります。

皇帝の即位30年を祝うという謎の理由で出兵が決まった戦い。

ラインハルトの上司である帝国3長官とラインハルトを毛嫌いする貴族の謀略で、今まで一緒に戦っていた部下である艦隊司令官の「ミッターマイヤー」「ロインエンタール」、参謀長の「メックリンガー」、ブリュンヒルト艦長の「シュタインメッツ」を外されるという嫌がらせを受けながらの出兵であった。

彼らに代わる部下はいずれも癖の強いもしくは使えない人材であり、ミッターマイヤーは「手足を縛られ、重しをつけられた状態」を評した(笑)。

そんな中、圧倒的勝利をおさめたラインハルトはさすがというしかない。

【戦力】

帝国軍(2万隻)

ラインハルト・フォン・ローエングラム上級大将

  • メルカッツ大将
  • シュターデン中将
  • エルラッハ中将
  • フォーゲル中将
  • ファーレンハイト少将

同盟軍(4万隻)

第2艦隊(パエッタ中将)

第4艦隊(パストーレ中将)

第6艦隊(ムーア中将)

【勝敗】

帝国軍の圧倒的勝利

【戦況】

同盟軍は帝国軍の2倍の兵力を投入し、3方向から帝国軍を包囲・殲滅するという盤石の戦術で臨んでおり、勝利を確信していた。

一方で帝国軍ラインハルトは、同盟軍に3方向から包囲されるという状況にありながら、これを各個撃破の好機と捉え、包囲網が完成する前に同盟軍各艦隊を次々に撃破する戦術により、勝利をものにした。

敵の兵力は2倍であるが、分散していたことから、各個撃破することで、敵よりも数的優位を確保して戦闘を行い、勝利したのである。

同盟軍側は、ラインハルトがそのような戦術をとるとは完全に想定外であり、あっという間に敗れたしまった。

唯一この点を考えていたのは、第二艦隊の参謀であったヤン・ウェンリーと第6艦隊の参謀であったヤンの親友ジャン・ロベール・ラップだけだった。

ヤンは第二艦隊に参謀として所属しており、パエッタ中将が重傷を負ったことで指揮権を引き継ぎ、ラインハルトの中央突破作戦を逆手にとり、後背を突くことで消耗戦に持ち込み、一矢むくいた。

この戦いがラインハルトとヤンの初めての戦いとなる。

第7次イゼルローン要塞攻略戦

ヤンが第13艦隊司令官として臨んだ初の作戦がこの難攻不落のイゼルローン要塞の攻略であった。

しかもまだ少将の地位であったため、半個艦隊の兵力で味方の血を一滴も流さずに攻略してしまったのです。

「魔術師ヤン」と呼ばれるのは当然であろう。

【戦力】

帝国軍

イゼルローン要塞及び駐留艦隊15,000隻

シュトックハウゼン大将(要塞司令官)

ゼークト大将(駐留艦隊司令官)

・オーベルシュタイン大佐

同盟軍

第13艦隊 6,400隻

ヤン・ウェンリー少将

ローゼンリッター連隊 シェーンコップ大佐

【勝敗】

同盟軍の大勝利(初めて同盟軍にイゼルローン要塞が落ちる)

【戦況】

過去6度に渡り、同盟軍はイゼルローン要塞攻略を試みるが、イゼルローン要塞の誇る主砲・トールハンマーの餌食となり、帝国軍に跳ね返されてきた。

何度かイゼルローン攻略戦に参加したヤンは、外部からの攻撃では、イゼルローン要塞を落とすことは不可能と考え、今回は内部からの制圧を試みることとなる。

そのため、第13艦隊に同盟軍における最強の陸戦部隊である「薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊」を引き込み、作戦を実行することになる。

ヤン艦隊は偽の救難信号をイゼルローン要塞に送り、駐留艦隊をおびき出し、その隙に帝国軍に変装したローゼンリッター連隊が要塞内部に侵入し、要塞を制圧した。

この作戦により、ヤン艦隊は一人の犠牲者も出さずに難攻不落の要塞を陥落させたのである。

なお、帰る場所を失った要塞駐留艦隊は、降伏勧告を受け入れず、玉砕覚悟で突入してきたため、ヤンが旗艦にむかってトールハンマーを斉射して、撃沈させ退却させた。

このとき、トールハンマーの威力を目の当たりにしたシェーンコップは「これは戦闘と呼べるものではなく、一方的な虐殺ですな。」と語っている。

カストロプ動乱

帝国領内の地方反乱である。

財務尚書であったカストロプ公オイゲンが横領をしていたことが分かり、調査と財産の返還を後継者であるマクシミリアンに求めたのだが、これを拒否。武力蜂起を行った。

シュムーデ提督率いる3,000隻の鎮圧部隊が派遣されるも、カストロプ領本星に配備されている「アルテミスの首飾り」(戦闘衛星)により敗北を喫する。

この鎮圧にラインハルトはキルヒアイス(少将)を討伐隊として向かわせた。

これは元帥府を開いたラインハルトがキルヒアイスの存在を内外に示すための戦いであった。

【戦力】

帝国軍(2,000隻)

キルヒアイス少将

・ベルゲングリューン

・ビューロー

カストロプ軍(アルテミスの首飾り)

カストロプ公マクシミリアン

【戦況】

キルヒアイスは、指向性ゼッフル粒子を使い、一瞬で衛星軌道上の戦闘衛星を葬り去り、敵の戦意を削ぐことに成功。

内部の裏切りを誘発することで、一隻の損害も出さずに地方反乱を鎮めてしまった。

これにより、名実ともにキルヒアイスは、ラインハルト陣営のNo.2となった。

同盟軍帝国領侵攻作戦

イゼルローン要塞を手に入れた同盟軍が調子に乗って、帝国領に大規模侵攻してしまい、ラインハルトにコテンパンに叩きのめされてしまう戦い。

同盟軍の大規模侵攻の迎撃の指令を受けたラインハルトは、イゼルローン回廊の出口で迎え撃つのではなく、帝国領の奥深くに同盟軍を引きづりこみ、過大な補給を強いる焦土作戦に出る。

さらに帝国領の各自治領から物資を引き上げ、さらに同盟軍に補給の負担を増やした。

この作戦により、同盟軍は自軍の補給物資だけでなく、解放した帝国領民の食料も支給せねばならなくなる。

同盟本国より送られた補給部隊はキルヒアイスに全滅させられ、各艦隊は現地で略奪をするはめになった。

領民との関係は崩れ、暴動が起きるばかりでなく、自軍の兵士の食料すらない状態で、帝国軍を迎え撃つことになった。

アムリッツア星域会戦(前哨戦)

補給が不足し、士気が下がり切った同盟軍各艦隊にラインハルト陣営が襲いかかった戦い。

第3艦隊(ルフェーブル中将) vs ワーレン艦隊【惑星レージング上空】

第3艦隊はワーレン軍に圧倒され、ルフェーブル中将戦死

第5艦隊(ビュコック中将) vs ロイエンタール艦隊【ビルロスト星域】

ビュコック中将は撤退の準備をしていたため、逃げに徹し、3割の犠牲をだしたが、撤退に成功。

第7艦隊(ホーウッド中将) vs キルヒアイス艦隊【ドヴェルク星系】

圧倒的なキルヒアイス艦隊に包囲され、降伏。

第8艦隊(アップルトン中将) vs メックリンガー艦隊【ヴァンステイド星系】

3割の犠牲を出しながらも、早々に撤退して離脱に成功。

第9艦隊(アル・サレム中将) vs ミッターマイヤー艦隊【アルヴィース星系】

ミッターマイヤーに強襲され、敗走。

敗走中にミッターマイヤーに追い抜かれるという描写があり、ミッターマイヤーは速度を落とし距離をとって攻撃するという状況になり、「疾風ウォルフ」という異名を見せつける。

第10艦隊(ウランフ中将) vs ビッテンフェルト艦隊【惑星リューゲン上空】

第10艦隊の描写は細かく描かれている。

苦戦を強いられるウランフ提督は、艦隊の四割を失い、副官から「降伏か、逃亡かを」と言われ、「降伏は性に合わん、逃げるとしよう。」と言い、脱出作戦に移行する。

ウランフ提督は、分艦隊司令のアッテンボロー提督に「逃げるのは得意か?」と問い、アッテンボローは「逃げることに関して、私の右に出るものはおりません!」と陽気に回答。

アッテンボロー提督の指揮のもと、紡錘陣形をとり中央突破を図り、戦線を離脱した。

なお、ウランフ中将はしんがりを務め、戦死。

第12艦隊(ボロディン中将) vs ルッツ艦隊【ボルソルン星系】

ルッツ艦隊と交戦した第12艦隊は、旗艦を含めて数隻になるまで、攻撃される。

降伏は受け入れられない人であったボロディン提督は、「自分以外のものなら、降伏の選択ができる。」と言い残し、自殺。

第12艦隊は降伏をした。

第13艦隊(ヤン艦隊) vs ケンプ艦隊【ヤヴァンハーン星系】

同盟軍の中で唯一戦局を優位に進めていたのが、ヤン艦隊です。

ケンプ艦隊との戦いでは、艦隊運動で勝ったヤン艦隊がケンプ艦隊を圧倒します。

ケンプ艦隊が陣形を再編するため、一時後退した隙をついて、ヤン艦隊は撤退します。

しかしながら、この戦いでケンプ提督が編み出した対艦載機戦の戦法(半包囲して艦砲射撃に誘い込む)により、同盟軍のエースパイロットであるシェイクリとヒューズが撃沈されています。

第13艦隊(ヤン艦隊) vs キルヒアイス艦隊【ドヴェルク星系】

ヤン艦隊はケンプ艦隊から逃げ出したもののドヴェルク星系で、既に第7艦隊(ホーウッド中将)が敗退したキルヒアイス艦隊と交戦に入ります。

キルヒアイス艦隊は兵力差に勝ることから、艦隊を3つに分け、時間差で断続的に攻撃してヤン艦隊を削り取るという戦術に出て、ヤンを困らせます。

しかしながら、同盟軍司令部よりアムリッツアに終結という指示が出たため、ヤン艦隊はこの宙域を後にします。

同盟軍艦隊がことごとく敗退もしくは大きな損害を出している中で、ヤン艦隊は連戦したこの時点においても9割の艦数を保有するという奮戦をしています。

アムリッツア星域会戦(本戦)

同盟軍は早く撤退すればいいものを本国への見栄のために、一矢報いようと残存艦隊をアムリッツア星系へ終結させて、帝国軍に対することになります。

同盟軍後背には機雷を敷設して背後に対する防御を固めた。

【戦力】

帝国軍

ラインハルト艦隊(70,000隻)

・ミッターマイヤー艦隊

・ロイエンタール艦隊

・ビッテンフェルト艦隊

・メックリンガー艦隊

・ケンプ艦隊

キルヒアイス艦隊(30,000隻)

・ワーレン艦隊

・ルッツ艦隊

同盟軍(50,000隻)

第5艦隊(ビュコック中将)

第8艦隊(アップルトン中将)

第13艦隊(ヤン艦隊)

【戦況】

会戦直後、ヤン艦隊がミッターマイヤー艦隊に急進して打撃を与える。

それを見たビッテンフェルト艦隊がヤン艦隊に襲い掛かるが、ヤンはかわすが、第8艦隊はもろにビッテンフェルト艦隊の攻撃をうけ壊滅。アップルトン中将は戦死。

その後、ビッテンフェルトはヤン艦隊を襲うため、反転するが、その隙をヤンに襲われ、大打撃を受ける。

ここでワーレン・ルッツ艦隊を従えたキルヒアイス艦隊(30,000隻)が機雷のある同盟軍後方に到着。

キルヒアイスはこの状況を予測しており、用意していた指向性ゼッフル粒子を使い、機雷を撃破。同盟軍を後方から挟撃した。

残った同盟軍はすぐに撤退作戦を開始。

ヤン艦隊はしんがりを引き受け、帝国軍が半包囲体制をとった際にビッテンフェルト艦隊の穴に集中砲火を浴びせ、なんとか脱出に成功した。

同盟軍の大敗である。

リップシュタット戦役

帝国皇帝の崩御に伴い、門閥貴族とラインハルトとの権力争いである。

構図としては、ブラウンシュバイク公とリッテンハイム公を中心とした門閥貴族連合(リップシュタット貴族連合)対ラインハルト・リヒテンラーデ公(帝国宰相)との闘いである。

アルテナ星域会戦

貴族連合とラインハルト陣営の最初の戦闘である。

【戦力】

ラインハルト陣営(15,000隻)

ミッターマイヤー艦隊

リップシュタット貴族連合(18,000隻)

シュターデン大将

ヒルデスハイム伯

【戦況】

ミッターマイヤー艦隊が前方宙域に機雷を敷設し、布陣。

当初は様子を見るつもりであったシュターデンだが、弱腰と主張するヒルデスハイムに押される形で、開戦。

艦隊を二手に分け、挟撃する戦術をとるが、先に動いていたミッターマイヤー艦隊に各個撃破され、敗北。

ヒルデスハイム公は戦死。シュターデン大将はレンテンベルク要塞へ逃げ込んだ。

レンテンベルク要塞攻略戦

主にレンテンベルク要塞攻略における中心部の核融合炉を制圧のために行われた第6通路の白兵戦が主になっている。

【戦力】

ラインハルト陣営

ミッターマイヤー

ロイエンタール

リップシュタット貴族連合

オフレッサー上級大将(装甲擲弾兵総監)

【戦況】

ミッターマイヤー艦隊・ロインタール艦隊の装甲擲弾兵が8回もの投入を行うが、「ミンチメーカー」ことオフレッサーに跳ね返される。

そこでミッターマイヤーとロイエンタールは自らが囮となり、オフレッサーをひきつけ、落とし穴に落とすという古典的な方法でオフレッサーを生け捕りにした。

キフォイザー星域会戦

ブラウンシュバイク公と反目したリッテンハイム公が50,000隻の艦隊を率いて、ガルミッシュ要塞へ布陣し、辺境を制圧していたキルヒアイス艦隊と相対した戦い。

【戦力】

ラインハルト陣営

キルヒアイス艦隊(40,000隻)

・ワーレン艦隊

・ルッツ艦隊

リップシュタット貴族連合(50,000隻)

リッテンハイム艦隊

【戦況】

陣形に不備のあった貴族連合軍の隙をついて、キルヒアイスが800隻の別動隊を率いて、翻弄。

貴族連合軍はなすすべもなく、あっという間に敗走した。

その後の話が悲惨であった。

貴族連合軍の後方に待機していた補給艦隊を撤退の邪魔であるとして、攻撃して壊滅するという暴挙に出た。

そのせいで、ガルミッシュ要塞に撤退したリッテンハイム公は部下に復讐され死亡した。

シャンタウ星域会戦

ロイエンタール艦隊とメルカッツ率いる貴族連合が激突した会戦。

ここでロインタールは、貴族連合軍の動きが統率されたものであることを感じ、メルカッツが前線に出てきたことを見抜き、危険を冒してまで制圧すべき宙域ではないとして、星域を放棄して撤退した。

貴族連合軍の最初で最後の勝利である。

ガイエスブルグ要塞艦隊戦

貴族連合最後の戦いである。

シャンタウ星域での勝利にのり、勢いずく貴族連合軍はラインハルトからの挑発とミッターマイヤー艦隊の示威行動に逆上し、メルカッツの制止を無視して、総力を挙げて出撃した。

ミッターマイヤー艦隊は敗走するフリをして、貴族連合軍を縦深陣へと引き込み、反転攻勢をかけた。

慌てて敗走する貴族連合軍にラインハルト艦隊が次々と襲いかかる。

もはや壊滅というところで、メルカッツ艦隊が救援にかけつけ、一矢報いた。

この戦いで貴族連合軍の艦隊はほぼ消滅。降伏した。

同盟(救国軍事会議)クーデター

ラインハルトが門閥貴族との闘いに備え、同盟軍に介入させないよう工作員を使って意図的に起こした同盟内のクーデター。

本国でクーデターが発生し、一時的に権力を奪取されてしまったため、実質ヤン艦隊のみで対応した。

地方反乱制圧戦

武力蜂起した惑星ネプティス・カッファー・パルメレン・シャンプールをシェーンコップ率いる「薔薇の騎士(ローゼンリッター)」が電撃的に攻撃して3日で陥落させた。

ドーリア星域会戦

クーデターに参加した第11艦隊(ルグランジュ中将)とヤン艦隊とのドーリア星域における艦隊戦。

ヤン艦隊は第11艦隊の中央に砲火を集中し、亀裂を生じさせたところへ、破壊力抜群のグエン・バン・ヒューの艦隊を突入させ、第11艦隊を分断。

片側をアッテンボロー率いる分艦隊に引きつけさせ、もう片側の艦隊を半包囲して撃破。

その後、さらに片方の艦隊を挟撃して撃破した。

ハイネセン攻略戦

第11艦隊を撃破したヤン艦隊は、首都星ハイネセンへと迫った。

首都星ハイネセンには「アルテミスの首飾り」と呼ばれる対空兵器があり、クーデター陣営は最後の生命線としていた。

ヤン艦隊はこのアルテミスの首飾りへ氷塊にジェットエンジンを搭載して、高速に近いスピードでぶつけて破壊するという方法で無力化した。

これによりクーデターは失敗に終わった。

第8次イゼルローン要塞攻略戦

帝国軍技術総監シャフトにより提案されたガイエスブルグ要塞に移動用ジェットエンジンをとりつけ、移動要塞としてイゼルローン回廊へワープし、イゼルローン要塞と対峙させるという作戦を実行に移した戦い。

この戦いは裏でフェザーンが糸を引いており、ガイエスブルグ要塞がイゼルローンの前に現れた時、ヤンは本国での査問会に呼ばれ、不在だった。

【戦力】

帝国軍

ガイエスブルグ移動要塞(駐留艦隊:16,000隻)

ケンプ大将(総司令官)

ミュラー大将(副司令官)

同盟軍

イゼルローン要塞(駐留艦隊:16,000隻)

キャゼルヌ少将(司令官代理)

シェーンコップ准将(防衛司令官)

ヤン・ウェンリー大将(救援部隊:5000隻)

イゼルローン要塞 VS ガイエスブルグ要塞

双方、主砲の打ち合いから始まったこの戦い。共に大きな被害が出る。

次の段階として、帝国軍は装甲擲弾兵部隊による要塞の制圧に乗り出すが、シェーンコップ率いる「薔薇の騎士(ローゼンリッター)部隊」が追い返した。

帝国軍はさらに次の作戦に移行する。

主砲を打ち込みながら、ガイエスブルグ要塞をイゼルローン要塞へ近づけた。その結果、引力によりイゼルローン要塞表面の流体金属が前方に引き寄せされ、主砲・トールハンマーが水没し、使用不能となった。

さらに要塞後方の流体金属はなくなり、外壁が露わになったところにミュラー艦隊が猛攻をしかけ、イゼルローン要塞の外壁が破られた。

その穴に向かい、艦載機と装甲擲弾兵を送り込むも、ポプラン率いる空戦部隊に撃退させている。

また、メルカッツ客員提督の指揮のもと、ミュラー艦隊を要塞浮遊放題と駐留艦隊による包囲攻撃で打撃を与え、撤退させている。

その後、膠着状態となる。

ヤン帰還艦隊戦

本国の査問会に呼ばれていたヤンが、ガイエスブルグ要塞の攻撃を知り、混成艦隊を率いて戻ってきた時に生じた帝国軍との艦隊戦。

増援部隊(ヤンの艦隊)を確認した帝国軍は反撃するため出撃する。

ケンプ提督は、増援部隊とイゼルローン要塞駐留艦隊をそれぞれ時間差をつけて各個撃破する戦術を立案し、対処することとなるが、ヤン及び要塞にいたユリアンに見抜かれ、反対に挟撃され、窮地に陥る。

なんとか脱出した帝国軍は、ガイエスブルグ要塞をイゼルローン要塞へ衝突させるという案を思いつき、実行に移すが、ヤン艦隊にエンジンの一つを一斉射撃により破壊され、不安定となり、最後はスピンをしながら爆発した。

ケンプ大将は戦死。ミュラー大将は重症。

同盟軍追撃戦

ケンプからの定期報告に不穏な様子を感知したラインハルトがガイエスブルグ要塞へミッターマイヤーとロイエンタールを送った。

ラインハルトの予感は的中しており、到着した時には、ガイエスブルグ要塞は破壊され、ミュラー艦隊は敗走中であった。

勝利に浮かれた同盟軍の一部部隊が帝国軍の後を追って追撃をしようとしていたところ、ミッターマイヤー・ロイエンタール艦隊に一瞬で全滅させられた。

ヤンは2人の戦いをみて、「明確な目的を持ち、それを達成したならば、執着せずに離脱する。あれが名将の戦い方だ。よく覚えておくといい。」とユリアンに語っている。

神々の黄昏(ラグナロック)作戦

帝国軍で発生した幼帝誘拐事件。誘拐犯はフェザーンを経由して、同盟へ亡命をする。

同盟政府はこれを受け入れ、同盟領内に銀河帝国正統政府の樹立を許してしまう。

この一件を大義名分として、ラインハルトがフェザーン回廊から同盟領へ侵攻を図った戦いである。

最終的には同盟首都星ハイネセンを制圧する。

神々の黄昏(ラグナロック)作戦は大きく分けて2つの部隊から構成される。

イゼルローン要塞攻略部隊(陽動)とフェザーン制圧部隊(本体)である。

第9次イゼルローン要塞攻略(陽動作戦)

神々の黄昏(ラグナロック)作戦の陽動作戦。

【戦力】

帝国軍(36,000隻)

ロイエンタール上級大将

・ワーレン大将

・レンネンカンプ大将

同盟軍

イゼルローン要塞(15,000隻)

ヤン大将

【戦況】

陽動作戦と言えど、ロイエンタールはあらゆる猛攻をしかけ、ヤンをイゼルローン要塞にくぎ付けにする。

大きな見せ場は、同盟軍が艦隊を出撃して旗艦・ヒューべりオンを囮にして、ロイエンタール艦隊を突出させた隙に、「薔薇の騎士(ローゼンリッター)部隊」を敵の旗艦・トリスタンを強襲したことである。

ロイエンタールとシェーンコップの一騎打ちが展開される。

ロイエンタールも強く、決着がつかぬままシェーンコップは撤退した。

断続的に戦闘が続き、レンネンカンプがアッテンボローの罠にかかり、3割の損失を出す。

一方で首都星・ハイネセンでは、アイランズ国防委員長が愛国心に目覚め、軍と協力して帝国軍の迎撃の対応していた。

その際に参謀となっていたチュン・ウー・チェン大将がヤンに自由に動いてよいように指示をだすようビュコックに提案した。

その結果、ヤンは帝国軍のフェザーン回廊の通過により価値のなくなったイゼルローン要塞を放棄することを決意する。

帝国軍は同盟軍の要塞放棄により、イゼルローン要塞を占拠する。

しかしながら、ヤン艦隊の脱出の裏では未来の再奪取作戦の布石が打たれていた!

ランテマリオ星域会戦

フェザーン回廊を通過して同盟領に侵入した帝国軍を同盟軍が迎え撃った戦いである。

【戦力】

帝国軍(110.000隻)

ラインハルト直営艦隊

シュタインメッツ艦隊

ミッターマイヤー艦隊

ミュラー艦隊

ワーレン艦隊

予備兵力

・ビッテンフェルト艦隊

・ファーレンハイト艦隊

同盟軍(30,000隻)

第1艦隊(パエッタ中将)

第14艦隊(モートン中将)

第15艦隊(カールセン中将)

【戦況】

同盟軍艦隊の一部が砲撃命令が出ていないのも関わらず、発砲してしまい、会戦した。

ミッターマイヤー艦隊が様子を見るため前進したところ、「疾風ウォルフ」が来る!と恐れた同盟軍が半狂乱状態で砲撃しまくり、ミッターマイヤー艦隊に亀裂を生じさせる。

そこへ突撃しようとするが、ビュコック司令官に制止され、いったん後退した。

体制を立て直した帝国軍は「双頭の蛇」の陣形の元、5個艦隊が同盟軍を包囲・殲滅せんと攻撃を加えた。

同盟軍は地の利を生かし、あらかじめ戦場を設定し、艦隊戦で発生する恒星風のエネルギー流を利用して帝国軍の進撃を阻止する。

また艦載機を発進し、帝国軍の機関部だけを攻撃して航行不能にし、砲撃できないようにしたり、破壊された味方艦を縦にして砲撃するなど、徹底的な時間稼ぎを行う。

帝国軍は待機していたビッテンフェルト艦隊に出撃を命じる。

ビッテンフェルト艦隊はエネルギー流をものともせず渡り切り、同盟軍のピンポイント攻撃もはねのけて砲撃を加え、一気に戦局を決定させた。

しかしながら、帝国軍後方にヤン艦隊が出現。同盟軍は焦った帝国軍の隙をついて撤退に成功した。

ライガール・トリプラ星域会戦

さて、ここからヤン・ウェンリーの一人舞台の開始です。

ヤンの作戦はラインハルトが結婚していないため、世継ぎがいないことを弱点として考え、ラインハルトの部下に連勝して、ラインハルトを戦場にひきづりだし撃破することであった。

まず、物資が不足し始めた帝国軍の補給艦隊をヤン艦隊は襲撃して壊滅させる。

それに怒ったラインハルトはシュタインメッツ提督にヤン艦隊の探索を命じる。

その情報を得たヤン艦隊はライガール・トリプラ両星系の中間にあるブラックホールのギリギリのところに艦隊を布陣した。

シュタインメッツ艦隊は、ラインハルトに連絡する共にヤン艦隊が密集隊形をとっていることから、半包囲して撃破する戦術をとる。

しかしヤン艦隊はその戦法を逆手に取り、中央突破及び背面展開戦法をとり、反対にシュタインメッツ艦隊をブラックホールへ押し込む。

シュタインメッツ艦隊はなんとか脱出するも艦隊の8割を喪失した。

シュタインメッツからの連絡を受けたラインハルトはただちにレンネンカンプ艦隊を援軍に差し向けたが、レンネンカンプが戦闘宙域に着いたときにはシュタインメッツ艦隊は敗れていた。

ヤン艦隊は逃げる予定であったが、相手がレンネンカンプと知り、先のイゼルローン要塞での戦いでアッテンボローの罠にはまったことを思い出し、わざとゆっくり後退した。

レンネンカンプはまたしても罠であると思い、後退したところ、ヤン艦隊に先制攻撃を許し、損害を出す。

その後、体制を立て直してヤン艦隊と戦おうとしたが、ヤン艦隊は逃走していた。

連戦となったヤン艦隊であったが、共に勝利した。

タッシリ星域会戦

補給部隊をヤン艦隊に壊滅され物資の不足が深刻化していきた帝国軍はワーレンの提案により、同盟軍の補給基地から物資を奪取する作戦にでる。

この情報を得たヤン艦隊は、タッシリ星域で護衛が不十分な補給コンテナ軍を配置して、ワーレン艦隊に物資を奪わせる。

ワーレン艦隊に取り込まれたところで、コンテナ軍の一部が自動射撃装置で反撃をしたため、ワーレンはコンテナを放棄し、攻撃した。

しかしながら、このコンテナ群を攻撃したところ、大爆発が起こり、ワーレン艦隊は大損害を受ける。

またしてもヤンの罠にはまった形となった。

バーミリオン星域会戦

部下たちが立て続けにヤンに完敗したことで、ヤンが自分を読んでいると感じたラインハルトは意を決して正面決戦に挑む。

各艦隊を同盟領内の各星系に向けさせ、ラインハルト自身は直営艦隊のみで行動することで、囮となり、ヤンをおびき出す作戦にでる。

これはヤンの戦略通りの展開になったわけだが、ラインハルトは自身も首都星ハイネセンに向かい、進撃することで、各艦隊が最も遠い場所に到達するタイミングで首都星に到達するという状況を作り出した。

これはヤンの読みも超えたものであり、ヤン艦隊は各艦隊が十分に離れる前にラインハルトと戦わなくてはならなくなった。

両艦隊はバーミリオン星域で対決。

当初は平凡な正面決戦で火ぶたが切られた。

ヤン艦隊には時間がないため、一転して速攻に転じたが、これを予想していたラインハルトは24段にも及ぶパイシートのような防御陣を展開し、ヤン艦隊の戦力を削ぐ作戦にでる。

この作戦は2段に配列された艦隊が順次、ヤン艦隊の前に現れ、突破された後は防御陣の最後尾にまた配置されるという半永久的な防御陣であった。

ヤンはこの防御陣を見破れず、第9陣まで延々と突破を試みる。

この防御陣を見破ったのはユリアンであった。

そこでヤン艦隊は小惑星帯に入り、艦隊を二手に分けて、ラインハルト艦隊に向けた。

ラインハルトは24段の防御陣を解除して、片方の艦隊に攻撃を向けたが、これは囮であった。

裏をかかれたラインハルト艦隊は、ヤンの本体がラインハルトに向かって混乱したところで攻撃を行い、直営艦隊とラインハルト旗艦ブリュンヒルトを射程に収めた。

その刹那、ミュラー艦隊が救援に駆け付け、ラインハルトは危機を脱する。

しかしながら、ミュラーの救援もヤンの巧みな用兵にあい、包囲網に取り込まれ、再度、旗艦ブリュンヒルトがヤン艦隊の射程に入る。

そして発射しようとした瞬間、同盟本国から停戦命令が下る。

ヒルダの機転で、ミッターマイヤー・ロイエンタール両艦隊に先に首都星ハイネセンを占拠するよう依頼し、実行したのであった。

シェーンコップが停船命令を無視して、ブリュンヒルトを撃沈するよう強く言ったが、ヤンは民主主義国家の軍隊として、本国の停戦命令を受諾した。

ヤンとラインハルトの一騎打ちは戦術レベルではヤンが勝利したが、戦略レベルではラインハルトが勝利するというなんともむずがゆい結果で終結する。

なお、この戦いで旗艦を3回撃沈されながらも不屈の精神でラインハルト守ったミュラーに「鉄壁ミュラー」の通り名がつくことになる。

地球教討伐作戦

同盟領を占拠し、皇帝となったラインハルトの暗殺未遂事件が起こったキュンメル事件。

その背後にいた地球教を討伐するためにワーレン艦隊が地球に赴き、制圧した戦い。

艦隊戦はなく、地球に降下しての地上戦である。

死を恐れない地球教信者に苦戦しながらも、地球教本部を壊滅した。

この戦いで旗艦に侵入していた地球教の暗殺者にワーレンが右腕を刺され、義手となっている。

第10次イゼルローン要塞攻略戦

同盟政府が帝国軍に降伏したことで退役し、フレデリカと結婚して、幸せに暮らしていたヤンであったが、帝国軍から変わらず危険分子として監視対象とされていた。

同盟高等弁務官に任命されていたレンネンカンプは過去に何度もヤンに苦汁をなめさせれていたことから、オーベルシュタインにそそのかされ、ヤンを弾圧して反乱分子にして排除しようと画策した。

元ヤン艦隊のメンバーは仕方なく、ハイネセンを脱出し、帝国軍への降伏前に仕込んでおいた「動くシャーウッドの森」部隊と合流する。

当初はエル・ファシル独立政府に身を寄せていたが、イゼルローン要塞に変えることにし、帝国軍から再奪取を行った戦いである。

この戦いでは、バグダッシュが大活躍する。

イゼルローン司令官であったルッツを初めから2通の嘘の通信文を送り、翻弄。ルッツ艦隊を要塞に釘付けにする。

その上で、ヤン艦隊の罠であると見せかけ、出撃を誘発した。

その隙をついて、ヤン艦隊はイゼルローン要塞に接近。要塞側の帝国軍は、トールハンマーを発射しようとしたが、ヤン艦隊から送られた暗号文により、システムが凍結してしまい、ロックされた。

イゼルローンの制御システムは完全にヤン艦隊に乗っ取られてしまう。

このシステムロックの暗号文は、第9次イゼルローン要塞を明け渡した時にヤンが仕掛けておいた布石であった。

これを知ったルッツ艦隊が急いで要塞に引き返すが、ルッツ艦隊に向けてトールハンマーが発射され、帝国軍は敗北した。

こんな先のことまで想定して、手を打っておくとは、さすが魔術師・ヤンである。

第二次ラグナロック作戦(大親征)

ヤン逮捕からハイネセン脱出及び高等弁務官であったレンネンカンプの死など相次ぐ同盟政府の混乱を機に、ラインハルトが同盟を完全に併合するために行った戦い。

マル・アデッタ星域会戦

【帝国軍】

ビッテンフェルト艦隊

ミッターマイヤー艦隊

クナップシュタイン・グリルパルツァー艦隊

グローテヴォール・ヴァーゲンザイル・クーリヒ・マイフォーハー各艦隊

アイゼナッハ艦隊

ラインハルト艦隊

ミュラー艦隊

【同盟軍】(20,000隻)

ビュコック元帥

チュン大将

カールセン中将

ザーニアル少将

マリネッティ少将

ビュコック及びチュンの最後の意地の戦いと言える。

30歳以下は戦闘に参加ができず、「大人だけの宴会」とビュコックが言った。

ビュコック自身も引退していのだが、同盟が滅びる前に一矢報いるという思いで現役復帰して戦線に参加した。

同盟軍は寄せ集め、挙句にヤン艦隊のために正規軍5,000隻を送るということまでした後での会戦であった。

もはや最期と分かっていた戦いだ。

一方で帝国軍は大軍を率いて進軍しており、部下からはビュコック艦隊など放っておいて、ハイネセンを目指せばよいという意見もだされたが、ビュコック提督の決死の覚悟を受けねば非礼にあたると正面決戦となった。

【戦況】

マル・アデッタ星系は、不安定な状態の恒星であり、ときおり恒星風の吹きあれる場所である。

さらには周辺を小惑星帯に囲まれ、狭い航行可能宙域に同盟軍は布陣していた。

先陣はグリルパルツァー艦隊であったが、同盟軍が回廊内に逃げ込んだことに合わせ、突入するが伏兵にあい交代。

かわりにクナップシュタイン艦隊が回廊に突入するが、機雷源にはまり大きな損害をだす。

一方で、ファーレンハイト艦隊が回廊を迂回して、同盟軍の後背をとることに成功したが、カールセンの分艦隊の伏兵を受け苦戦する。

カールセン艦隊は勢いに乗り、帝国軍本陣に突撃。ミュラー艦隊を戦闘を開始した。

その後ろにファーレンハイト艦隊、さらにその後ろにビュコック艦隊と混戦状態となる。

同盟軍は帝国軍本陣に突入しようと試みるも、アイゼナッハ艦隊の合流もあり、包囲されつつあった。

このタイミングで恒星風が吹き荒れ、帝国軍の艦列が乱れる。

ミュラー艦隊の分艦隊の3割を本陣の護衛にあててしまったために、艦隊の層が薄くなり、同盟軍についに突破に成功する。

しかし、ミッターマイヤー艦隊に阻まれ進軍は停止。

ビッテンフェルト艦隊の到着もあり、帝国軍の総反撃にあい、ビュコック・チュン・カールセンは戦死した。

その後、ハイネセンに着いたラインハルトは同盟を完全に消滅させた。

回廊の戦い(前哨戦)

【戦力】

帝国軍

ビッテンフェルト艦隊(15,000隻)

ファーレンハイト艦隊(15,000隻)

メックリンガー艦隊(15,000隻)

同盟軍

【戦況】

ヤン艦隊はまず、帝国側から進軍したメックリンガー艦隊に対し、全軍をもって出撃し、メックリンガーに5万隻以上の艦隊を持っていると思わせ、後退させる。

後顧の憂いをたったヤン艦隊は、同盟側から接近する帝国軍を迎え撃つことになる。

イゼルローン回廊に先発していたビッテンフェルト艦隊とファーレンハイト艦隊が最初にヤン艦隊と戦闘を開始した。

ビッテンフェルトの挑発的な降伏勧告とそれに伴うメルカッツ提督の裏切りという虚偽の情報を経て、ヤン艦隊は戦闘を開始した。

戦闘は回廊が狭い事もあり、ビッテンフェルト艦隊とファーレンハイト艦隊の連携がうまくいかず、帝国軍はヤン艦隊に損害を強いられる。

さらに、ファーレンハイト艦隊がメルカッツ艦隊に包囲される形となり、旗艦が被弾し、戦死する。

回廊の戦い(本戦)

【戦力】

帝国軍(14万隻)

同盟軍(2万隻)

ヤン艦隊は前哨戦に勝利したものの、すぐにラインハルト率いる本隊の大艦隊と戦闘となる。

ヤン艦隊は回廊に機雷源を設置し、帝国軍の進軍を阻んだが、ロイエンタールの立てた作戦により突破される。

帝国軍は狭い回廊に大艦隊を展開したことで、うまく連携ができず、ヤン艦隊に苦戦を強いられる。

ミッターマイヤーの立てた半包囲作戦も味方の連動がずれたことで失敗し、1000隻程度の小集団による攻撃も失敗に終わる。

一方でヤン艦隊は、メルカッツの提案で帝国軍の左翼に攻撃を集中し、帝国軍本体が左翼に移動した隙をついて、分艦隊が突入する作戦を実行する。

この動きに気づいたシュタインメッツが本体の防御に入るが、ヤン艦隊の集中砲火を受けて、シュタインメッツ提督が戦死した。

さらにヤン艦隊は連携のうまくいかない帝国軍の隙をついて、ブリュンヒルトに肉薄する。

しかし、ラインハルトがヤン艦隊の攻撃ポイントを見抜き、砲火を集中させることで損害を与え、ヤン艦隊を後退させた。

ラインハルトはここで物量にものを言わせた各艦隊が一列にヤン艦隊に突入し、集中砲火を浴びせるという、ヤンが最も恐れていた戦法に打って出る。

ヤン艦隊は第4陣までの攻撃をなんとかしのいだが、ここでフィッシャー提督を失う。

戦線維持が困難となったヤン艦隊はイゼルローンへ撤退する。

しかし、このあとまさかの展開があり、ラインハルトがヤンに停戦と会見を申し出たのである。

ラインハルト曰く、亡きキルヒアイスにいさめられたということであった。

残念ながら、停戦の会見に臨む途中でヤンは地球教に暗殺されることになる。

ヤン最後の戦いであった。

第2次ランテマリオ星域会戦

新領土総督となったロイエンタールが謀反を起こし、ラインハルトと敵対したために起こった帝国内の内戦である。

ロイエンタールとミッターマイヤーの「帝国の双璧」が戦った。

ロイエンタールの反逆はルビンスキーとラングにより水面下で画策されたものであったが、ロインタール自身の思いもあり、最終的には反乱という形になった。

【戦力】

ロイエンタール軍(35,000隻)

・グリルパルツァー艦隊

・クナップシュタイン艦隊

ミッターマイヤー軍(42,000隻)

・ワーレン艦隊

・ビッテンフェルト艦隊

・メックリンガー艦隊

【戦況】

ロイエンタールに辺境勢力を糾合させないため、高速で戦場にきたミッターマイヤー艦隊がまずは対峙した。

遅れて、ワーレン・ビッテンフェルト艦隊が合流した。

戦線が開始されると、ロイエンタールの巧みな罠にバイエルライン艦隊がはまり、大損害をだす。

一方で、ミッターマイヤーは弱点であると考えていたグリルパルツァー艦隊とクナップシュタイン艦隊に砲火を集中した。

クナップシュタインは旗艦に被弾し、戦死した。

ロインエンタールもビッテンフェルト艦隊に大きな打撃を与えることに成功する。

ワーレン艦隊も奮戦し、旗艦が被弾し、義手がちぎれるも指揮を執り続けた。

戦闘は継続していたが、メックリンガー艦隊がイゼルローン回廊を通過し、ハイネセンに向かっているという情報を得たロイエンタールは、ハイネセンに戻ることを決める。

しかしながら、後退の最中、部下であるグリルパルツァー艦隊が裏切り、ロイエンタール艦隊に攻撃を仕掛ける。

ロイエンタール軍は混乱し、総崩れとなる。

ロイエンタールの旗艦は被弾し、自身は重傷を負うも、治療をしながら、撤退を指揮。

なんとかハイネセンに帰還するが、ミッターマイヤーの到着を待たず、死亡した。

第11次イゼルローン要塞攻略戦

ハイネセンで共和主義者によるテロや暴動が頻発する。

ヤンを失ったあと後継者となったユリアンは、イゼルローン共和政府の立場を明確にする必要があるため、帝国軍と一戦交えることにする。

【戦力】

帝国軍

ヴァーゲンザイル艦隊(8,000隻)

ワーレン艦隊(15,000隻)

イゼルローン共和政府

イゼルローン駐留艦隊(6,600隻)

【戦況】

イゼルローン軍本体とヴァーゲンザイル艦隊が帝国側宙域で戦闘を開始。

イゼルローン軍はトールハンマーの射程に帝国軍を引きづりこむため、後退しながら戦っていた。

ヴァーゲンザイル艦隊はこの狙いに気づいていたが平行追撃(敵と近い距離でついていき、トールハンマーを発射できなくする作戦)を狙って前進した。

しかしながら、イゼルローン軍は巧みにヴァーゲンザイル艦隊をトールハンマーの射程に誘い込み、発射し、ヴァーゲンザイル艦隊を後退させた。

イゼルローン軍はその足で、ハイネセン側から接近していたワーレン艦隊と対峙。

ここで事前に仕込んでおいたメルカッツ艦隊の伏兵が登場し、ワーレン艦隊は挟撃され、強烈なトールハンマーの餌食となってしまう。

大きな損害を出したワーレン艦隊は撤退。

司令官となって初めてのユリアンの戦いは大勝利となった。

シヴァ星域会戦

本編最後の戦いである。

事の発端は、亡命者900人を乗せた民間宇宙船がイゼルローン回廊に入る直前に故障し、救難信号を発したところ、イゼルローン・帝国両艦隊が終結したことで戦闘状態になったことである。

これをきっかけにラインハルトは自ら出征し、戦うこととなる。

戦闘はお決まりのごとく、イゼルローン軍は後退してトールハンマーの射程に誘い込もうとし、帝国軍はそれに対処するというものである。

しかしながら、ラインハルトが戦闘中に昏倒状態となる。

それを知ったユリアンはこの機会に旗艦ブリュンヒルトに乗り込んで、ラインハルトと直談判して自治権を勝ち取ることを決意。

ローゼンリッターやポプランと共にブリュンヒルトに突入する。

多大な犠牲を出したものの、病床に伏せるラインハルトの元へユリアンはたどり着き、自治権確立を獲得する。

この戦いでシェーンコップ・マシュンゴが戦死する。

またメルカッツも戦死した。

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まとめ

銀河英雄伝説の世界は数多くの戦いがある

改めて整理していみると、とても多くの戦いがあったなと思います。

どの会戦も登場人物の個性あふれる戦い方があり、物語があり、面白いなと改めて感じました。

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