※本記事は人生のノウハウとして我が子に向けて書かれた内容です。従って、表現が親が子に向けて言うような表現となっていることをご了承ください。
仕事、頑張っているかな?
Es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。
このブログはお父さんの子供である君たちに向けて書かれたお父さんが経験した人生のヒントとノウハウ集だ。活用して良い人生にしていって欲しい。
今回は、会社に依存しない働き方について、少し話してみたいと思う。
お父さんもそうなのだが、多くの人が会社に所属し、労働の対価として給与をもらうサラリーマンだ。そうするのが当然という環境の中で育ち、安定した収入を得る最適な方法と思って生きている。
しかし近年は、会社に依存しない考え方や生き方が主流になりつつある。
- 今の会社が倒産したらどうなるのか?
- 事故や病気で自分が働けなくなった時に家族をどのように養っていけばいいか?
- 妻や子供との病気・両親の介護が発生した時に経済的に守るにはどうしたらいいのか?
将来君達が向き合わなければならないこのような問題について、その解決策を提示しておこうと思う。
お父さんは自分自身がメンタル不調で働けなくなる状況を経験した。また両親の介護が始まり、満足に働けない状況になることも経験した。
これらの経験から会社に依存した働き方に疑問を感じるようになった。
具体的には「不動産投資」「株式投資」「ブログ×Twitter」に取り組み、各々の分野で収益の柱を作ることとした。
現在進行形の取り組みではあるが、徐々に成果が出始めている。
君達もまずは新たな収益の柱となる種を蒔き始めるといい。
変化する働き方=「会社に依存しない働き方」
近年、「働き方」が大きく変化してきている。ここで言う「働き方」とは、会社に依存しない働き方を目指す人が増えてきていることだ。
君たちもそうかもしれないが、お父さんは会社で働くことが当たり前と思っていた。
そうすることが人生で一番安全で最良の選択であり、良い人生になると教えられてきた。事実、多くの人がそのようにしているから、そう思うのが普通だ。
学生の進路指導の時にも、進路指導とは名ばかりで、やっていることは就職先の斡旋だ。
進路指導の面談で、「起業して経営者になりたいと思います。」「You Tuberになろうと思います。」と言えば、真っ先に止められるだろう。
要するに学校も「企業人」を育てる場所であるということだ。
こうした環境の中で、予定通り上場企業に就職し、一番良い選択をして、人生を歩んでいたにも関わらず、思った以上にお父さんの人生はうまく行かなかった。
入社3年目で仕事の重圧に耐えられず、一時的に働けなくなってしまう。
企業で働くことが最も良い選択であると教えられてきたお父さんにとって、その企業で働けなくなるということは、良き人生の終了を意味した。
絶望したことを今でも覚えているよ。
もう俺は何もできないし、良い人生を送れることは不可能だ。。。
多くの人が普通にできている企業に就職して働くということをしたはずなのに、こんなこともあるのだと思い、人生はなかなかうまく行かないのだなと実感したよ。
この世で最も安全な進路であるサラリーマンですら、お父さんのようになるリスクを抱えているわけだ。
お父さんの幼馴染も、大きな企業に就職したが、その会社は2回の吸収合併を行った。
吸収される側で働いていた幼馴染は、吸収合併の度に給与が下がっていった。
彼は交代勤務もこなし、与えられた仕事を一生懸命に頑張っていたにも関わらず、このような状況になったんだ。
大企業が倒産したり、吸収合併を繰り返す今の時代、安定しているはずの大きな企業も一歩選択を間違えば、なくなってしまう。
本当に怖い時代だ。
このような背景の中、「会社の給与に依存している状態」は非常に危険であるという考え方が多くなってきている。
今はお父さんもそう考えている。
今の時代は、インターネットの普及により、誰でもお金を稼げる時代だ。「You Tuber」が良い例であり、「個」の力が強くなってきている。
また、今は「多様性が認められる」時代でもある。
以前は同じ考えであることが良いこととされていたが、今は多種多様な考え方が認められるようになってきている。
必ずしも企業で働くことだけが良い事と考えられる時代は終わりを告げようとしていると思う。
企業で働くことは、君達にとってとても有益だ。
安定した給与収入があること、多くのビジネスのスキルが身につくことは君たちにとって大きな価値があることだ。
一方で、君達が退職するまで今の状態が続くという考え方は、やや将来への予測が甘いとお父さんは思う。
そんな中、企業に依存しない働き方を目指すことは、多くのメリットがあるわけだ。
会社に依存しない状態を目指すメリット
人生のリスク対策
長い人生にはいろいろな事が起こる。順風満帆な人生の人の方が少ないのではないかと思う。
- 働いている会社が倒産したらどうする?
- 君達が事故や病気にとなり働けなくなかったらどうする?
- 君達の代わりに奥様が働こうにも育児や介護に手をとれていたらどうする?
- そもそも共働きで家計を支えていたのにこのような事態になったらどうする?
非常に分かりやすいことだが、君達の給与収入がなくなる。
非常事態だ!
お父さんはなんとか周囲の支えもあり、回復してまた働くことができているが、そうなれなかった場合、君達は扶養される側になってしまう。
一度、働けない状態を経験したお父さんは、このことを強く実感することとなった。
育児・介護
お父さんは親が高齢の時に生まれた末っ子長男だ。そして結婚が遅めだった。
そのため、今、君達子供の育児と親の介護が同時にやってきている。
ホント過酷だわ。
人生で避けては通れないこの一大イベントには多くの人が頭を悩ませている。
授乳で夜も眠れず、上の子のわがままに対応し、家事をこなし、苦しそうに頑張っているお母さんを助けたいと思っても、お金を稼がないといけないため、仕事に行く。
この今しかない可愛い子供たちと一緒に過ごしたいと思っても、お金を稼がないといけないため、仕事に行く。
おじいちゃんとおばあちゃんは健在だが、高齢だ。
先日、おばあちゃんが転倒してしまい入院することになり、おじいちゃんは基本的に家事は何もできない状況だった。
何も食べていなかったり、粗末な食事をしているのを知れば、側にいてあげたいと思うが、これも仕事をしていればできない。
会社で働いていても、上司を説得するための資料作成や調査など誰のためにやっているのか分からない仕事も多く、お父さんでなくても良いのではないかと思う時もたくさんある。
その方が人間的な生き方だとお父さんは思う。
単純にストレスフリー
仕事はストレスが多いのが普通だ。
ストレスは健康上、非常によくない。
特にお父さんのようなストレス耐性の低い人間にとって、仕事をすることは心身を疲弊させる。
今のところ、働いていて健康に良いと思えることは、ほとんどない。
やりたいことをやる生き方へ
給与に依存しない状態を作り出すことが出来れば、「引退」することが可能となる。
君達の日頃やりたいと思っていることを思う存分することができる。
- お父さんはいつも君達ともっと時間を過ごしたいと思っている。
- 世界遺産を巡りたいと思っている。
- 大好きな映画や海外ドラマをみたいと思っている。
しかしお父さんには休日しか時間がない。
こんなにもやりたいことがたくさんあるのに、その時間がなくてできないのだ。
だから実現できるようにしたいと心から願っている。
今は会社での仕事は1mmもしたいと思わない(最低限の果たすべき仕事はしていますよ!)。
もっとお父さんににとって重要で大切なことがたくさんできたからだ。
そして、それが実現できると思い始めたからだ。
会社に依存しない状態を目指すデメリット
会社に依存しない働き方を目指す事はメリットも多いが、デメリットもある。
軌道にのせるまでが過酷
想像すればすぐに分かると思うが、時間的にも肉体的にも精神的にも過酷だ。
会社でのフルタイム勤務をこなしながら、新しい柱の収益源を作るので、会社や育児をしない時間を確保して取り組む必要がある。
普通の人では無理だ。
普通の人は仕事が終われば、家に帰ってゆっくりして酒を飲む。その時間を削って取り組むということは並大抵のことではない。
朝早く起きて時間を確保し、夜は子供が寝静まってから作業にかかる。
こういった人生を歩むことになる。
多くの人が途中で投げ出してしまうのも無理はない。
ただ頑張った分だけ将来自分に返ってくることは間違いないと思うよ。
会社に依存したい状態を目指す取り組み事例
君たちの果たすべき本当の責務
企業に依存しない状態を目指すこととそのメリットについて話したが、企業で働くことが悪いわけではない。
これはお父さんの人生が偶然そうであっただけで、企業で働くことも大きなメリットがある。
また、君たちが会社でいきがいを感じ、貢献したいと思っているなら、そこで働くことが一番良いと思う。
一方で、企業で働いていればそれで大丈夫という考え方だけは間違っている。
君たちには会社で果たすべき責務よりももっと大きな責務がある。
それは、「君たち自身の人生を守る責務」と「君たちの家族を守る責務」だ。
この責任からは逃げてはならない。
どんな状況になっても、守る必要のある重要な責務です。
会社が潰れたからなどという言い訳をしても、現実は変わらない。
だから、今の会社に勤めながらでいいので、給与に依存しない状態を目指すことで、君たちと君たちの家族の人生を守るリスク対策を進めて欲しいと心から願っている。
< 以上 >
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