毎日育児に奮闘しているみなさん、こんにちわ。
4歳(男の子)と2歳(男の子)の育児真っ最中のes-nakamura(@NakamuraEs)です。
長男は最近はあまり抱っこをせがむことが少なくなってきましたが、2歳の次男は頻繁に抱っこをせがんできます。
子供は抱っこはしてあげたい!でも、腰痛がつらいのよ。。。と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に私の妻は若い時に「ぎっくり腰」をやってしまっており、いつも再発にびくびくしながら、頑張ってくれています。
今回は、そんな悩みを持つ子育て中のあなたに我が家の「抱っこ」の方針と腰痛対策についてお伝えしたいと思います。
今のあなたには酷な話かもしれませんが、子供にとって「抱っこ」(を含むスキンシップ)がいかに大事なものであるかをもう一度再認識していただき、腰痛の負担を緩和させるアイテムのご紹介とケアについて話したいと思います。
抱っこは子供の心の安定と自己肯定感向上に欠かせないものです。しかしながらそれにより悩まされる腰痛に対し、抱っこ紐とヒップシートで負担を軽減し、行きつけの整骨院に通うことでケアしていきましょう!
子供を「抱っこ」することの大切さ
「抱っこ」に対する昔の考え方と今の考え方
「抱き癖がつくから、あまり頻繁に抱っこしない方がいい。」
私の祖母も含め、育児の先輩達によく言われた言葉です。そうなのかと思っていたのですが、今の考え方は違うようです。
抱き癖がついてしまうと、親である自分たちが大変であるということと、甘やかしているという感覚から、この言葉が定着したのではないかと私は思います。
確かに長時間の抱っこや頻繁に身体を屈伸して持ち上げる作業はとてもつらいです。
抱っこをすれば、家事はできなくなるし、兄弟がいれば、当然弟もして欲しいとせがむに決まっています。
また、これは昔ながらの日本の風潮だと思うのですが、昔の親たちは子供を甘やかすという行為を良しとしない傾向が強い印象を受けます。
「甘やかす=弱い人間や規律・自立心の低い子供が育つ」と思っていることが多いと感じています。
私自身もそのように両親から育てられているため、子供が生まれた当初は厳しく躾をしようとしていました。
いろいろと雑誌や本を読む中でどうやら、この考え方は違うようだと修正しました。
抱っこをせがむ子供は、愛情不足となっている状態である。
何かしら不安を抱き、親の愛情を感じようとしている。そこで、抱っこを拒否すれば、「あー俺ひょっとして愛されてねーのかな?」と感じるようなのです。
これが自己肯定感の低下を招く原因となると言われています。
「子供がせがむ時は時間の許す限り、抱っこをしてあげよう。」
私の経験を伝えておくと、乳児期は別として、子供を抱っこをした時、そんなに長い時間しなくても、子供は満足すると降りようとすることがよくありました。
5分~10分程度だったと思います。それだけで子供の心は満たされていたように感じます。
ただ、その数が頻繁な時や私が疲れている時、何か別の用事をしようとした時はとても億劫になってしまっていました。
そんな時は放置してしまう時もあり、今思えば、抱っこをしなかった時は決まって私の都合だったなと反省しています。
あなたは子供をしっかり抱っこしてあげてください。
抱っこをたくさんすることが子供を甘やかす行為ではありません。
抱き癖がついたからと言って、考えの浅いわがままな子供に育つことなどありません。
抱き癖がついて困るというのは、親の都合の問題であり、そこは全く気にしなくていいということです。
日本に古くから伝わる「おんぶ紐」
少し前に抱っこに関するネットで読んだ記事が印象的だったので紹介しておきます。
昔、外国人が日本を訪れた時に日本人の子供の落ち着いた様子に驚いたようです。
その外国人は、なぜ日本の子供たちは、このように心が安定していて、落ち着いているかが知りたくなり、いろいろと調査をしました。
そこで欧米とは異なるある姿に気づきます。
「母親が子供をおんぶした状態で、農作業や家事をしていること」です。
当時の欧米には、このような光景はなかったのだと思います。
このおんぶにより、長時間子供と母親が肌を接することが心の安定と落ち着きに繋がっていたことを発見し、その外国人は母国に持ち帰り、伝えたそうです。
日本人が編み出した家事や農作業もでき、子供の心の安定も確保できる素晴らしい育児方法ということです。
昔の人はやっぱりすごいな!と感心させられました。
あなたも家事をしながら母親におんぶされている様子をじっくり観察してみるといいと思います。
泣き叫ぶことも嫌がることもせず、満足げな安心した顔でお母さんに身体を預けていると思います。
そしてすやすやと寝ているのではないでしょうか。
妻には大変な重労働をかけてしまっていますが、実は私の好きな光景の一つでした。妻も私が子供をおんぶしている姿が好きだとよく言っていました。それは体の大きな私が抱くと、子供がより一層小さく見えて可愛いのだそうです。
子供をたくさん「抱っこ」することで起こる腰痛
腰痛はとてもきついです。抱っこを頑張れば必ず問題となります。
私も私の妻もこの「腰痛」に悩まされています。
妻は特にもともと華奢だったことに加え、過去に「ぎっくり腰」を経験したこともあり、定期的に腰痛に悩まされていました。
腰痛のケアは育児をする上では、重要課題となります。そこで、ここでは我が家で実施している腰痛緩和対策について解説したいと思います。
抱っこ紐・おんぶ紐は良質なものを買う
抱っこ紐は値段が高くても、良い物を買うようにすることです。
ここに金をかけても損はありません。妻のものと旦那のものとそれぞれ買うといいと思います。
一つしかないと、自分と旦那さんが付け替える時に面倒であるし、付け替えの際に子供の転落の危険性が高まります。
兄弟が出来ればどのみち2ついることになるでしょう。
抱っこ紐を選ぶときは、身体全体で支えるものにしてください。
安い物はまれに肩に大きな負担がかかるものがあるので、気を付けるようにしましょう。
なるべく子供の体重が分散されるものがいいと思います。
重量を支える表面積(重量がかかる部分)が大きければ、重量は分散され楽に長時間抱っこしていられます。
特に肩の部分の表面積が広いものがいいです。クッション材があればなおいいですね。
あとは使いにくいと思ったり、身体に負担がかかるというようなら、迷わず買い替えればいいと思います。
使っていた抱っこ紐はメルカリで売ればOKです(笑)。
我が家で使っているものは「ベビービョルンの抱っこ紐」と「ヒップシート」の合わせ技です。
「ベビービョルンの抱っこ紐の商品レビュー」や「ヒップシートを使っての感想」も書いていますので、参考にしてみて下さい。
腰痛の予防
凝り固まってしまった状態になったり、違和感や痛みが出た場合は、プロの施術で症状を改善させ、そうならないためにストレッチで体をほぐしていくという方法が良いと思います。
行きつけの整骨院・マッサージ店を持っておく
子供を産んだ女性の方なら骨盤矯正などで通ったことのある整骨院があると思います。腰に違和感が出れば迷わず施術に行ってください。
腰は体の基盤です。最も大切にして欲しいと思います。
整骨院ならば、明確な理由にがあれば保険適用となりますので、安く施術を受けられます。ただし気を付けて頂きたいのは、整形外科と併用してしまうと保険適用とならないことがありますので注意してください。
最近は整骨院の保険適用に厳しい保険組合が増えていますので、お気を付けください。私の妻も何度か確認書が保険組合から届いたことがあります。
後は整骨院より高くなりますが、リラクゼーションマッサージもおすすめです。
何より良い点は、心身のリラックス効果が抜群です。心の底から癒されるでしょう。私は半年に1回ぐらいは妻にお願いしてタイ古式マッサージに通っています。
ストレッチ
日頃から腰痛を緩和するストレッチを寝る前にするだけでも効果はあると思いますが、注意点があります。
腰痛で整骨院に通っていた時にやはりストレッチを毎日すれば予防できるのかと聞いたことがあります。
その時の回答は、「ストレッチは効果がありますよ。しかし、一度凝り固まってしまった状態になってしまうといくらストレッチをしても効果はありません。一度ほぐしてからじゃないとね。」
確かに!と思いました。
ストレッチは凝り固まってしまわないようにするためのものであり、何かしらの痛みや違和感が出ている状態でしても効果がないのだなと知りました。
まとめ
- 抱っこは子供とのスキンシップを多くし、子供に心の安定をもたらすので、積極的にしましょう。
- 抱っこをたくさんすれば、必ず腰痛に悩まされるため、負担を軽減する抱っこ紐を購入し、プロの施術とストレッチで予防しておくと良いと思います。
< 以上 >
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