たまには料理を作っているか?
es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。
このブログはお父さんの子供達である君たちに向けて書かれた人生を充実したものにするためのノウハウ集だ。参考にして良い人生にするといい。
いきなりだが、君達のお嫁さんは、いつもこんなことを言っていないか?
今日のご飯、何にしようかしら?
昼飯作ったら、すぐに夕飯のこと考えないとだ。いつもご飯のことばから考えてるわ。
そして、このようなやりとりをお嫁さんとしてないか?
何か食べたい物ある?
なんでもいい。
そういうのが一番困るわー。なんかないの?
ビーフストロガノフ。
は?作れねーわ。納豆ご飯でも食っとけ。
嫌だ。
なんでもいいって言っただろうが(怒)
まったくもって不毛な会話だ。
こういうお互いがイライラする会話はなくしていこう。
今回はお嫁さんの献立を考えるという精神的な負担を少なくし、君達の食べたいものを食べるための夫婦共同の「家庭料理献立化システム」の構築について、考えていこう。
我が家が献立化を進めた経緯
お母さんも毎日の献立を考えるのが負担だとよく言っていた。
お母さんは、その解決法の糸口を「インスタグラム」で発見する。
世の中には家庭内で献立化をしている家があるようで、その投稿を見て触発され、一か月の献立表(夕飯のみ)を毎月作ろうと決意する。
朝飯はほぼ定着しており、昼飯もお父さんは弁当(おにぎりとスープ)・君達は幼稚園の給食があり、問題は夕飯だった。
まずは手始めに作ったものの「記録」を付け始めた。
冷蔵庫にA4用紙を貼り、日付と作ったものを書いていきった。
しかし、お母さんは4か月間ひたすら書くだけで、それを生かして未来の献立を立案するという所まで手が回ってなかった。
そこでお父さんがフォーマットをエクセルで作ってあげた。
そこまでするならせっかくだからと思い、お母さんが付けた実績から繰り返し作っているものをピックアップして単純に並べて「献立表(初版)」を作ったんだ。
これが我が家の「献立化」の始まりとなる。
「家庭料理献立化システム」構築のSTEP
ここからは家庭料理を献立化するための手順について順番に説明していく。
作った料理のリストアップ(実績記録)
まず、最初にすべきことは、料理・レシピのリストアップだ。
我が家のように、何も考えず作った料理を記録していくことで良いと思う。
冷蔵庫にレポート用紙でも貼っておき、鉛筆で書いていけば、大きな負担とはならないと思う。
記録するのが面倒と感じる場合は、とりあえずスマホで写真を撮っておけば良い。
この作業は料理をいつも作っているお嫁さんにやってもらうのが効率的だ。
レシピの抽出
2~3か月記録したら、見返してみるといい。あることに気づくはずだ。
「意外と同じものばかり作っている。。。」
そんなに多彩なレシピを作っている主婦の方は少ないと思う。何も考えていなくても、自然と同じものを繰り返し作ってるものだ。
旦那さんが好きな料理、子供達が喜ぶ料理、過去に作って美味しかった料理や評判の良かった料理、手軽においしく出来る料理etc.君達の家独自のパターンや傾向が見つかる。
お嫁さんが「今日のご飯、何にしよう?」と毎日考えてはいるものの実際は一定の周期で意外と同じものを作っているということなのだ(笑)。
すなわち、考えてはいるが、実際のところお嫁さんの頭の中でしていることは、「お嫁さんが作れる料理のレパートリーの中で、どの料理にするかを選択」しているだけということになる。
ここがポイントだ。
お嫁さんの作れる料理(いつも作っている料理)をリスト化して選択しやすくしてあげればお嫁さんの負担は大きく減る。
「実績の中から繰り返し作っているもの」「作ってもらって美味しかった料理」「君達の好きな料理」を蛍光ペンで線を引くなどして抽出しよう。
フォーマットの作成
次にフォーマットを作ろう。
我が家の場合は「主菜」「副菜」の項目を設定している。
またお嫁さんの要望で実績を書く欄を設けている。
献立の作成 (初版)
それでは抽出したレシピをフォーマットに当てはめて献立表を作っていこう。
ここでまた気づく事がある。
全部埋めるの、超大変。。。
一か月が30日あるとして、「主菜」「副菜①」「副菜②」があるとすれば、90品目となる。
これはしんどい。。。改めて主婦の大変さが分かる。
作成すれば気づくと思うが、ついついバランスを考えてしまう。
- 「同じ食材やレシピが続かないようしないと」
- 「何回も同じ料理じゃだめだしな」
- 「副菜の料理って、意外に少ない。。。」
- 「ちょっと食費が上がりすぎるかな?」
一度やってみるといい(笑)。
これらの問題の解決策だが、とりあえず最初は何も考えずに並べればいい。
その後に順序を入れ替えたりして、調整すれば良い。
また君達の食べたい料理をガンガンに入れていけ。
君達の好きな料理は2回・3回と入れ込んで問題ない。
また冬の鍋・カレーは多用しろ。
献立を定期的に提案しれくれるサイトもあるので、参考にするといい。
献立の作成 (2か月目以降)
最初に作った献立表をベースにすればいいからだ。
まずは、初版の献立表をコピペして並べ、日付を変えよう。
あとはお嫁さんの意見を聞きながら、並べ替えたり調整したりすればいいだけだ。
また、ネットや本で調べた新しい料理を加えてみたり、休日は外食やテイクアウトを入れたりしてみよう。
3か月目以降は、お嫁さんが何にしようとあなたに聞いてくることや悩むことは格段に少なくなっていると思う。
継続したバージョンアップ
慣れてきたら、毎月作成するタイミングで「工夫」をしていこう。
- 本やネットで調べたレシピを加える。
- その月の旬の食材をリスト化しておき、意識的に利用してみる。
- 献立にレシピのURLを入れる。レシピをファイリングする。
- カロリー計算をしてみる。
- takeout・外食を計画的に入れ込んでみる。
- 買い物が効率的にできる献立にしてみる。
- コストのかからない献立にしてみる。
継続的に修正しながら、バージョンアップを実施して楽しんでいくといい。
我が家で実施しての所感
我が家で献立化を始めて4か月となるが、お母さんも重宝している。
来月もまた作って欲しいと依頼してくるようになってきている。
ただ、新たな課題が発生している。
お母さんは、献立通りに作らないのだ。。。??
なのに、来月分をお願いしますと依頼してくるのだ。。。
もはや意味不明だ(笑)。
お母さんの見解では、何を作ろうかと迷った時にこれを見ればすぐに決められるし、めちゃ助かっていると言っている。
だったら、リスト化だけしておけばいいのでは?
献立表にする必要はないのでは?
とお父さんは思うのだが、この形式が良いのだそうだ。謎だ。。。
確かに献立通りするというのは面白みがないので嫌だと思う。
材料の都合により、今日はこれを作りたいと思う時も多々あるわけだ。
買い物に行った時に安い食材があれば、それを買うし、お母さんの料理する時のノリもあるだろうから、献立通りにはできないだろうが、せっかく作っているのだから、少しはその通り作ってみてもいいのでは?と正直思うがな。。。
この課題に関しては、また考えてみるとしよう。
献立表作成以外で悩みを解決する方法
今まで伝えてきた献立表の作成は、少々手間がかかる。
現にお母さんが献立表通りに作らないという問題もある。
ここまでするのはちょっと面倒だという君たちのために、簡単に悩みを解決する方法を伝授しておく。
要はお嫁さんに何が食べたいか聞かれた時に、あなたが的確に食べたい料理を答えれば済む話だww。
また、積極的にあなたの方からリクエストを出していけばいい。
そこまでは出来ないという方は「コンセプト」を伝えるようにしたらいいと思う。
- 最近少し疲れが溜まっているから、スタミナのつく料理がいいな(コンセプト)→レバニラで頼む。(具体的な料理名)
- 今日は飲みたいから、おつまみが食べたい。(コンセプト)→だし巻き卵とニンニクの効いたアヒージョを頼む。(料理名)
- 会社で焼き鳥うまいよなーって話になって、食べたくなった。(コンセプト)→鶏肉を切って塩・胡椒で焼いてくれないか?
これだけでも考える対象の範囲が絞りこめるため、献立を考えるというお嫁さんの負担はおおいに減る。
日々いろいろと君達に愚痴や不満を言っているかもしれないが、お嫁さんは君達が思っている以上に君達の健康状態や栄養を気にかけている。
また料理の味付けに関しても君達の好きな味にしたいと思っているし、君達の食べたい物や美味しいと思うものを作りたいと思っている。
君達からのリクエストがあれば、ほとんどの場合、喜んで対応してくれる。
「君達が伝えないだけ」の話だ。
上手にコミュニケーションをとれば、君達は毎日、栄養満点の美味しいご飯を食べられるわけだ。
ぜひ実践してみて欲しい。
まとめ
- 意外に同じ料理を作っていることが多い。それらをリストアップして、献立表にはめこむことで献立に悩む負担を軽減しよう。
- 君達の食べたい好きな料理を選び、どんどん入れ込んでいこう。そうすることで君達は毎日好きなものが食べられる。
- 1か月目を作れば、あとはそれをベースに楽に作れるようになる。
- どんどんとバージョンアップしてよりよい献立表を作ろう。
- 面倒な場合はリクエストを伝えるようにしよう。
< 以上 >
コメント