【銀河英雄伝説】ヴァン・フリート星域会戦および地上戦の記録

銀河英雄伝説
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銀河英雄伝説・外伝「千億の星、千億の光」で描かれるヴァンフリート星域会戦。

銀英伝の主人公であるラインハルトが准将となり、グリンメルスハウゼン艦隊に配属されていた時の物語です。

ローゼンリッター連隊の物語が中心となるこの会戦ですが、ラインハルトとキルヒアイスも彼らと地上で戦闘を繰り広げることになります。

ボロディン提督の艦隊運用やシェーンコップとキルヒアイスの白兵戦などのみどころもあり、なかなか面白い戦いです。

そんなヴァンフリート星域会戦の戦いをじっくりとひもといていきましょう。

【筆者の情報】

私は小学生の時に銀河英雄伝説(石黒版)のアニメをみて以来、大ファンになった41歳(2023年現在)のサラリーマンです。

結婚して子供ができ妻が持っていた「Amazon Prime Video」のアカウントを観ている時に「あれ?銀英伝が見放題やん!?」となり、再び見返し始めました。

同時に「銀河英雄伝説 die neue these」の劇場公開もはじまり、銀英伝の世界にまたどっぷりはまった人間です。

銀河英雄伝説はアニメとしての楽しさに加え、キャラクターの名言や生き方、考え方など私の人生の指針となっているアニメのひとつです。

銀河英雄伝説がはじまって40年。

あなたも若い時に銀英伝の世界にはまったひとりではないでしょうか?

また一緒に銀英伝の世界を旅しましょう!

 

「銀河の歴史がまた1ページ。。。」

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ヴァンフリート星域会戦の概要

宇宙歴794年(帝国歴485年)に帝国軍がイゼルローン回廊を抜けて同盟領内へ侵入したヴァンフリート星系で行われた戦い。

銀河帝国 自由惑星同盟
総司令官 グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー元帥 ラザール・ロボス元帥
参加艦隊 グリンメルスハウゼン艦隊 第5艦隊(ビュコック中将)
 ラインハルト・フォン・ミューゼル准将 第6艦隊
 ヘルマン・フォン・リューネブルグ准将 第8艦隊
第12艦隊(ボロディン中将)
艦艇数 約37,200隻 約48,000隻

宇宙艦隊戦および衛星ヴァンフリート4=2での地上戦の2つの戦いが含まれる。

最終的には勝敗がつかず引き分けという結果になりました。

ヴァンフリート星域会戦での主要人物のポジション

この戦いにおける主要人物のポジションをまずはおさらいしておきましょう。

ラインハルトのポジション

銀英伝の主人公であるラインハルト・フォン・ミューゼルは准将となり、グリンメルスハウゼン艦隊に所属しています。

200隻程度の艦隊を指揮する分艦隊司令という立ち位置です。

ヴァンフリート星域会戦においては、艦隊戦での戦いはありませんが、衛星ヴァンフリート4=2での地上戦において、リューネブルグとともに同盟軍の後方支援基地を攻撃する任務をうけおいます。

リューネブルグのポジション

ローゼンリッター連隊の元・連隊長であり帝国に逆亡命したヘルマン・フォン・リューネブルグも准将であり、グリンメルスハウゼン艦隊の陸戦隊の指揮官として登場します。

衛星ヴァンフリート4=2での地上戦において、ラインハルトとともに同盟軍の後方支援基地を攻撃する任務をうけおいます。

ここで因縁のローゼンリッター連隊を相対することになります。

ローゼンリッター連隊のポジション

ローゼンリッター連隊は、衛星ヴァンフリート4=2に建設されている後方支援基地に所属する陸戦部隊の一連隊として登場します。

そこで、帝国軍のラインハルトとリューネブルグによる攻撃を受けることになります。

かつての連隊長であるリューネブルグと因縁の対決をすることになります。

戦闘の推移

帝国軍右翼部隊と同盟軍左翼部隊の戦闘から始まった会戦であるが、混戦となり、相対的な自分の艦隊の位置も把握できないほどになる。

互いに饒回進撃(じょうかいしんげき)をしようと試みるも、各艦隊の連動がうまく機能せず、またしても混乱した状態となる。

※饒回進撃(じょうかいしんげき)・・・敵の側背を攻撃しようと大きく円を描くように動く艦隊運動

グリンメルスハウゼン艦隊は司令部からの命令でヴァンフリート4=2へ行くよう指示を受け、そこで前線基地を建設することになる。

しかし、ここにはすでに同盟軍の後方支援基地があったことから、戦闘となる。(次章参照)

ヴァンフリート4=2での地上戦において出された同盟の救援要請を受けたビュコック艦隊が到来したことで、次々と各艦隊が終結したことで、この宙域で艦隊戦が繰り広げられることになる。

宇宙空間での艦隊戦はダラダラと戦闘が続いただけで、引き分けとなる。

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衛星ヴァンフリート4=2での地上戦

ヴァンフリート星域会戦の物語の中心は、こちらの地上戦です。

銀河帝国 自由惑星同盟
司令官 ヘルマン・フォン・リューネブルグ准将 セレブレッツェ中将
ラインハルト・フォン・ミューゼル准将 ワルター・フォン・シェーンコップ中佐
参加部隊 帝国軍陸戦部隊 ローゼンリッター連隊
将兵 10万人 2万人

ラインハルトが同盟軍基地司令官セレブレッツェ中将を捕虜とする。また、同盟軍基地を破壊した。

ローゼンリッター連隊は、デア・デッケンヴァーンシャッフェ連隊長を失っている。

同盟軍第5艦隊の救援により、帝国軍の地上部隊も撤退することになり、完全に基地が破壊されることはなかった。

戦いの背景

衛星ヴァンフリート4=2の地上戦は偶発的なものである。

そもそもグリンメルスハウゼン艦隊はミュッケンベルガー元帥から戦力外の扱いを受けており、戦線から遠ざけるために衛星ヴァンフリート4=2に行くよう指示している。

そこに偶然にも同盟軍の前線基地が建設されていたため、戦闘となったいうわけです。

戦闘の推移

数の上で圧倒的に有利な帝国軍。

なにより元・同盟軍ローゼンリッター連隊の連隊長が指揮する陸戦部隊であり、ラインハルトも加わっていることから、帝国軍が有利に展開している。

同盟軍もシェーンコップを中心に善戦したが、最終的には基地内への侵入を許す形になる。

ラインハルトは同盟基地司令官であるセレブレッツェ中将を捕虜とする功績をあげた。

一方でローゼンリッター連隊はデア・デッケンをリューネブルグにより失ってします。

ビュコック艦隊の到来により、帝国軍の地上部隊に撤退命令が出たため、戦闘は終了する。

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ヴァンフリート星域会戦のみどころ

ヴァンフリート星域会戦は外伝ならでは魅力が多くある戦いです。

ローゼンリッター連隊の過去の歴史が語られる

この戦いの主役はローゼンリッター連隊です。

シェーンコップが連隊長になる前の物語であり、過去の連隊長との因縁の戦いが描かれています。

ローゼンリッター連隊やシェーンコップを知る上でも重要な戦いとなっています。

シェーンコップ vs キルヒアイス

この戦いで、シェーンコップとキルヒアイスが白兵戦で戦っています。

互いの強さに感服しあっていました。

キルヒアイスって、やっぱ強いのだと改めて思いました。

ボロディン提督の指揮が初めて描かれる

本編ではアムリッツァ星域会戦で戦死してしまった幻の名将・ボロディン提督の戦闘指揮が描かれる唯一の戦いではないかと思います。

ビュコックからの信頼厚く、狭い回廊においても工夫をこらして艦隊運用をしていることが伺えます。

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まとめ

本記事ではヴァンフリート星域会戦の記録をまとめてみました。

ヴァンフリート星域会戦はローゼンリッターの物語が中心の戦い

ヴァンフリート星域会戦は、ローゼンリッター連隊の物語が中心の戦いでした。

外伝ならではの話が多くあり、本編をより楽しめる内容になってしましね!

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<以上>

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