不動産オーナーの役割と社会的な意義

不動産投資
不動産投資

不動産投資をそろそろ考えてもいい年齢になってきたかな?

es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。

このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験に基づく人生のノウハウ集だ。

好きに活用して、君達の人生をより豊かなものにして欲しい。

今回は、不動産投資(又は不動産投資家)の社会的な意義や本来の役割について、話したいと思う。

不動産投資と聞けば、少し怖いイメージを持たないか?

そんな怖いイメージや不安を少しでも解消できればいいと思って書いている。

不動産投資は「利益」があるから投資するというイメージを持っていると思う。

また、その投資において利益を上げることを第一に考えがちだが、本来の目的は違うのだ。

不動産投資(又は不動産投資家)の本来の役割は、「その場所に住みたいと思っている方々に安全で快適な居住空間を提供し続けること」なのだ。

君達が今、企業に勤務しているなら、その企業が本質的に目指すものもこの社会貢献なのだ。

同じなのだよ。

本来の「社会的な意義」を改めて認識し、不動産投資を行う(継続する)動機付けにして欲しいと思う。

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不動産投資の本来の意味

冒頭でも話した通り、不動産投資(又は不動産投資家)の本来の役割は、「その場所に住みたいと思っている方々に安全で快適な居住空間を提供し続けること」だ。

我々のような個人の不動産投資家は、不動産の計画・設計・建設に直接携わったり、出資するわけではないので、どちらかと言えば、「提供し続けること」に主眼を置いていると言える。(中にはそうする人もいるが!)

快適な居住空間を提供し続けるには、維持管理するための経費と不動産投資家が継続して管理をしようと思うための旨味(利益)が必要だ。

従って、利益が上がる仕組みを作るわけだ。

「安全で快適な居住空間の提供と維持」が社会的な意義(社会貢献するための本当の役割)であり、次に継続して維持するための利益の回収があると考えればいい。

お父さんは現在、お母さんと君達の4人でアパートに住んでいる。

持家ではなく賃貸のアパートだが、お父さんにとっては世界で一番幸せな安心できリラックスできる空間だ。

これは間違いのない事実だ。

持家でなくとも、家族4人でいるこのアパートの一室は、お父さんにとって「帰るべき家」そのものなのだ。

不動産投資というと、利益の回収がまず優先されがちだが、社会的な意義も忘れずに覚えておいて欲しいと思う。

君達が興味をもった不動産投資というものは、社会的にも大切で責任のある立派な仕事なのだよ。

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不動産オーナーがいなくなった物件はどうなるか?

不動産オーナーがいなくなった物件はどうなると思う?

誰も住まなくなり、雑草が生い茂り、ボロボロになった建物を君達も目にしたことがあるのではないか。

あの姿が、不動産オーナーがいなくなった建物の成れの果てだ。

いわゆる「廃墟」だ。

一部のマニアの方には、好評のようだが、管理がなされずに長年放置されるとあのような姿になってしうわけだ。

また、せっかくある土地や建築物が有効に活用されないことは、社会的にも大きな損失だ。

単純にもったいない。

近年では、「空き家対策」は社会的な問題として、国や自治体が対策に乗り出している。

空家は、管理がされていないため、老朽化が進み、倒壊の危険性があること。

また、犯罪の温床になることが指摘されている。

ドラマや映画でも、犯罪行為が行われる場所や犯罪集団のアジトは、だいたい空き家だろ?

不動産には、「所有者(不動産オーナー)」がいて、所有者の依頼受けて物件を管理する「管理者(管理会社)」がおり、その人たちが円滑に機能することで、物件の状態を維持し、そこへ住む、もしくは利用する方が継続的にいるのが本来の姿だ。

不動産オーナーは、この物件の状態を維持する役割を担っているわけだ。

君達が所有し続け、管理し続ける限り、その物件は本来の目的である「安全で快適な居住空間を提供する役割」を果たし続ける。

お父さんも、まずは不動産オーナーとして経験を積んでいきたいと思っているし、君達がもし興味をがあるなら、そうしてらいい。

最終的には、社会問題である空家対策を直接解決できる事業に発展させることが出来ればなと小さな野望を抱いている。

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なぜ不動産会社は、新築物件を投資物件として売るのか?

上記に書いたように社会的な意義のある仕事なら、最初に所有している不動産会社がそのまま運営すればいいのではないかと考えるかもしれない。

この点に関して少し補足をしておこう。

社会貢献の目的(社会的な意義)が不動産投資家と異なる点にあることと儲かるからだ。

社会的な意義

不動産を建設・所有して、投資物件として顧客(不動産投資家)に売ることで、顧客の資産形成に貢献できるから、売却をするのだ。

借家人は、所有者が変わっても、何も影響は受けない。

また管理会社として、物件管理を行う場合、不動産投資家である顧客のフォローもでき、かつ借家人の住む暮らしの快適さを保つことにも貢献できる。

儲け

不動産を建設・所有し、賃貸として運営した場合、収益は家賃のみとなる。

しかしながら、顧客(不動産投資家)に投資物件として売却した場合はどうだろうか?

物件の売却利益に加え、管理会社として、管理料を物件が存在する限り、受け取れることになる。

また不動産オーナーが負うリスク(リスクに関しては後述します)を顧客に持ってもらうことで、不動産会社自身のリスクを回避することができる。

よくできたビジネスモデルだな。

それでは、いい思いをするのは、不動産会社だけではないかと思うかもしれないが、顧客自身にもメリットがある。

資産形成・年金対策・保険代替・節税効果・利益etc.がそれにあたるが、この点については別の記事を参考にして欲しい。

不動産会社・住居人・顧客のそれぞれに利益がある関係性がビジネスにおいて、最も重要なことである。

いわゆる「win-winの関係」というやつだ。

この内容に納得できるようであるなら、不動産投資も実施してみる価値はあると思う。

 

 

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まとめ

  • 不動産投資(又は不動産投資家)の本来の役割は、「その場所に住みたいと思っている方々に安全で快適な居住空間を提供し続けること」だ。利益の回収は、管理と運営を継続する上で必要なことですが、目的としては2番目となる。
  • 不動産オーナーのいなくなった物件は、「廃墟」となり、倒壊の危険・犯罪の温床となり、社会問題となっている。そうならないよう不動産オーナーは必要だ。
  • 住居人、顧客(不動産投資家)、不動産会社がそれぞれ、利益のある取引となるようにしよう。

< 以上 >

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