こんにちわ、おそらく隠れ繊細さん(HSS型HSP)の「しんや」です。
HSPって休むのがとても下手くそじゃないですか?
かくゆう私もそうでして、うまく休めないひとです。
でも、最近になってその理由が分かり始めたというか、こうなんじゃないかなと納得できたことがあったんですよね。
今回はそれを語ろうと思います。
いつものごとく、おそらく学術的根拠「0」ですが、たぶんあってると思うという話です(笑)。
HSPは「休むこと」がド下手
HSPは休むのがへたくそです。
私自身もそう思います。
形式上は休んでいるのですが、本当の意味で休んでいないのが実情です。
気が張った状態が続いているので、まったく回復していないのです(笑)。
- 仕事のことが気になって頭から離れない。
- 休日こそ、自分を磨くために何か自己投資をしないといけない。
- 平日は家族と過ごせていないから、家事と育児を頑張らないといけない。
こういったテンションで過ごすわけです(笑)。
これは休めてないですね。
気が張った状態で寝るので、疲れも取れないので、悪循環です。
HSPの人は知らないかもしれませんが、非HSPは家では超いいかげんに過ごしています(笑)。
- ひたすらYou tubeを観る。一日中、海外ドラマを見る。
- 何もせずに、ただただだらだら過ごす。
こんなことは普通なのです。
世間一般の感覚からみれば、ズレているのはHSPの方なんですよね(笑)。
HSPが「休むこと」がド下手な理由
ではなんでこんなことになるのか?
この謎について、HSPのこの特性が「生き残ること」を目的とした生存戦略であるということを知ってから、少しわかったような気がするんですよね。
自分の中で納得できた休めない、眠れない理由について、少し僕の意見を述べたいなって思います。
HSPが休めない理由はこの名言に集約されると思います。
「常在戦場(常に戦場にあり)」 by 山本五十六
元ネタは違うかもしれませんが、山本五十六さんの生きる指針的な格言です。
HSPの精神は基本的にコレです。
なぜなら、「生き残ること」を使命として、この世に生を受けてきているわけですから、平時の世の中でも脳と体は常に「戦場」にいます。
どんな危険が迫ってくるか分からないこの世の中ですから。
毎日のように事故や災害で命を落としている人がいる世の中ですから。
非HSPとは、次元の異なる世界観で生きています。
そう考えれば、HSPが休むのが下手、眠るのが下手という理由が見えてくると思うんですよね。
「戦場」において、最も危険がある状態は何か?
答えは明白。「油断している時」です。
- 人間にとって最も無防備な状態をさらす時は「熟睡している時」。
- そして、最も油断している時は「気を抜いている時=休んでいる時」です。
だから、休むのが下手で寝るのが下手なのです。
「危険」な状態であると脳と身体が認識しているからです。
だから常に気を張っているのですよ。HSPは。死なないために。
さすがに心身に異常をきたしたら、今度は敵ではなく健康的に死んでしまうために、強制的に休ませますがね(笑)。
ここが、全ての元凶だと私は思っています。
だから、しょうがないのです。
非HSPはそうではないのですが、HSPは常に死の危険を意識して常に備えているのです。
そのために情報収集を怠らず、入ってきた自分を脅かす情報からあらゆるシミュレーションを行い、事態にそなえているわけです。
そりゃ疲れます(笑)。
そうでなくても、情報化社会の時代であらゆるメディアからの情報にさらされている現代社会で生きていく事自体が苦痛なのは仕方がないことなのです。
よくやっていますよ、HSPは。
この状況でもなんとか適応できている時点で、なかなかのものです!
HSPが休むために必要な「安全空間」
そうは言いながらも、つらいのはさすがに嫌ですよね。
ですので、休む技術というのも大切になってくるわけです。
要は「安全が確保された空間」を構築すればいいのだと思います。
何かあっても大丈夫な空間の構築です。
実はそんなに危険ではない現代社会においては、鍵のついた部屋があれば十分だと思います。
そして、危険な信号をキャッチしてしまう環境を遮断すれば大丈夫です。
安全が確保され、情報が遮断された部屋での「ひとり時間」。
これが大切なのです。
日に一回はそこで、ゆっくりと休むようにしましょう。
イージス艦なみに四方八方に張り巡らせているレーダーを切って、休みましょう。
それで大丈夫です。
落ち着かない時は、これでもかというくらい強固な安全空間を作りましょう。
それではじめて心置きなく休めると思います。
レーダーを切ってもいいのです。
大丈夫。そんなに危険な場所にはいませんから。大丈夫。
(おわり)
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