HSPの生物学上の役割について考えること

メンタル(HSP)
メンタル(HSP)

こんにちわ。

おそらく「隠れ繊細さん(HSS型HSP)のしんや」です。

今日はですね、僕が日頃から考えている「HSPの分類と生物学上の役割」について、少し語りたいなって思います。

僕は長年考えていること(疑問に思っていること)があるんですよね。

  • なんでHSPとして、この世に生を受けてきたのか?
  • なんでこんな生きづらさを感じなければならないのか?
  • 他の人のように「気楽」(少し失礼な言い方かもしれませんが、あえてHSPから見た素直な視点の言い方をしています)に生きていきたい。

HSPの人生の永遠の課題というものかもしれませんが、思慮深いHSPは考えずにはいられないのです。。。

僕なりの解釈であり、学術的根拠はまったくないので、そのへんはあしからず。

いきづらさに翻弄されて、希望を失いかけているHSPの人がいれば、ひとつの心の支えになればなと思います。

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HSPの生物学上の使命

いろいろHSP関連の本を読むと分かるのですが、要は「生き残ること」がHSPの役割のようなんですよね。

だから感受性が高いし、よく考えるし、敏感なわけですよ。

まぁでも、正直命の危険を感じることが少ない現代社会においては、必要のない能力であり、生きづらくなってしまっているわけです(笑)。

え?

時代遅れ?

生物学上の観点に立てば、そういう不要な能力は淘汰されると思うんですが、いまだに残っているということは、必要なんですよ。きっと。

それによく考えてみれば、人類が滅亡する危機に陥る可能性はゼロではないですからね。

でも、自分が生きている間に起こるとは考えにくいですが。。。

できることなら、こういった能力を生かしていきたいものです。

個人的には「素晴らしい能力」と思っているのですが、今のところ良い結果になってないですね。

いや、なっていなくもないですが、実感はとぼしいですな(笑)。

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HSPの分類から考えるそれぞれの持つ役割

HSPにはいくつかの分類がありますよね。

  • 内向的HSP
  • 外向的HSP(HSE)
  • 刺激追求型内向的HSP(HSS型HSP)
  • 刺激追求型外向的HSP(HSS型HSE)

書籍によっては刺激追求型はひとつにまとめられていることもあるようですが、だいたいこの4分類です。

僕はHSP全体に生物学上の役割があるように、HSPの分類ごとにも役割があると考えています。

僕が勝手にこう解釈しているだけですが、僕なりのとらえ方を少し示しておきますね。

こう思わないとやっていけないということもありますが。。。

内向的HSP

いわゆる普通のHSPですね。

普通に考えれば(論理的に考えれば)、この内向的HSPがHSPの在り方としては、シンプルです。

なぜなら、HSPは刺激に弱いわけですから、内向的である方が安定的です。

ですから、内向的HSPのみなさんは、HSPの中でも「マトモ」で理にかなった存在です。

内向的HSPの役割は、おそらく「自分が生き残ること」です。

ゆえに、なるべく静かに暮らしながら、危険な兆候を察知することに集中しているのだと思います。

自分が生き残るということを考えれば、外向的である必要も刺激を求める必要もまったくないわけですから。

人類全体でみれば、必ず生き残ってもらわないと困る存在です。

そのための素晴らしい才能ですから。

そう考えれば、内向型HSPはいちばん長生きする存在でしょうね!

危ないと思ったら、真っ先に逃げてくださいね!人類のために!!

外向的HSP(いわゆるHSE)

HSPの特性を持ち合わせながら、社交的で人と交流することを好む人たちですね。

人と積極的に絡むことで、人間関係のストレスをや刺激・悩みを抱えることになりますよね。

しんどいと思います。

でも人と絡みたいんですよね(笑)。

集団生活を維持する必要があったことから後天的に身につけた能力と言われていますが、HSPの中でも環境適応型のタイプでしょうね。

外向的HSPの役割は、おそらく「危険が迫った時に周囲の人(非HSP)に危険を伝える役割」を担っていると思うんですよね。

集団全体が危険から回避できるように周囲の人に伝える。

そのために社交的な性格を持っていると私は思っています。

だから、良好な関係を維持しつつ、いざって時は危険だと大きな声で言ってあげるといいと思います。

人間関係は日頃からの信頼関係の積み重ねですから、内向的な人よりも耳を傾けてくれることでしょう。

刺激追求型HSP(いわゆるHSS型HSP or HSS型HSE)

意味不明で矛盾だらけのHSPです(笑)。

感受性が高く、刺激に敏感なのに、刺激を求めるという謎のHSP!

あ!俺だ(笑)

いまだに自分という存在が意味不明だと思っています。。。

と言いながら、僕はこの意味不明は自分に意味を持たせようと日頃から必死に考えているわけですよ。

存在が意味不明とか、いやでしょ!?

それで僕が自分自身を納得させるために編み出した役割がこれ。

HSS型HSPは「危険が迫った時に先頭にたって回避行動を起こせるHSP」

早く危険を「察知」し、周囲の人に「伝達」したら、次にすることは「回避行動」です。

だいたい危険が迫った時には、「どうよしー!どうしよー!」ってなるでしょ?

逃げるにしても新天地に移動する恐怖があるし、戦うにしても怖いし、と多くの人が躊躇するはずです。

ここで生きてくるのが「刺激追求型」の能力です。

キタ――(゚∀゚)――!!

こういうの待ってましたーー!

って感じで、先陣を切って集団をひっぱることでしょう。

好きなんですよ、こういうシチュエーションが(笑)。

これこそが求めていた刺激なんですよ!

こんなことないですか?

  • 漫画や映画でピンチの局面で仲間のために戦う主人公に憧れる。漫画だから、映画だからと思わずに、真剣にこうなりたいと心から願っている。
  • ピンチの時に回避できるだけの圧倒的な力が欲しい。
  • 日頃はくよくよ考えすぎてしまったり、本番前には異常に緊張するくせに、いざ本番が始まると落ち着いて本領を発揮する。しかも、やっているうちに高揚感に支配される。
  • みんなが恐怖で後ろに下がるような局面こそ、前に出ようとする。
  • 日頃から自分がピンチになった局面を妄想しては、回避するための作戦行動を考えている。

HSS型HSPは「英雄気質」です。

HSS型HSPは飽きっぽくて転職を繰り返すとよく言いますが、このようなピンチの局面に備えて、必要なスキルを獲得しようとしているんじゃないかと僕は解釈しています。

いかなる局面においても対処できるように、いろいろなスキルを獲得しておく。

こんな感じじゃないかと。

また、同じところに留まっているとフットワークの軽さが失われるという不安感もあるんじゃないかなと思うんですよね。

同じことを繰り返しても多種多様に変化する局面では、なんの役にも立たないことが多いですかね。

いくら剣の腕を磨いても、相手が飛行機にのって爆撃してきたら、何もできないわけで。

ちなみに僕は何度も今の会社をやめようとしましたが、まだなんとか同じ場所にいます(笑)。

自分の持つ特性に反した生き方をしていますねー。

この考えは僕がかっこいい自分でありたいと願うことから言っていることでもありますが、間違ってないような気もするんですよね。

感覚の鋭さ、慎重さをもち、相手を読む力もありながら、ここ一番の局面では勇気を示せる。

そんな存在じゃないかなと考えているのですよね。

そうであって欲しいだけかもしれませんが。。。

ぶっちゃけ、現代社会のような平時のときには、まったくいらない能力ですがね!!

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要は役割分担

非HSPを含め、おのおのの才能と役割を認識し、協力し合えば、とても素敵な集団になると思うのは私だけでしょうか?

そんな未来が来ることを妄想しています。

こんな能力でも使い道があるんじゃないかとこれからも考えていきたいと思う今日このごろです。

そんな感じで僕はこんな心の支えを感じながら、今日も生きてます。

 

(おわり)

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