【体験談】子育てに必要なお金と児童手当の適切な使い方(パパ目線)

育児
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本記事は人生のノウハウとして我が子に向けて書かれた内容です。従って表現が親のような書き方になっていることをご了承ください。

育児、頑張っているか?

es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。

このブログはお父さんの子供である君達に向けて書かれた人生のヒント集だ。活用して良い人生にして欲しい。

今回は「子育てに必要なお金」なお金の話をしようと思う。

  • 子育てに必要なお金はいくらぐらいなのか?
  • 子育てに必要なお金をどのように準備すればいいのか?

君達に子供が出来た時に抱えるだろう悩みについて伝えていこうと思う。

子供が生まれると想像以上にお金がかかる。

出産時の初期費用・毎月かかる定期的な生活費用・将来必要な教育費用に分けて考えていこう。

お父さんのお勧めの方法はこれだ。

  • 出産時の初期費用 ・・・ 事前に準備しておこう。
  • 毎月かかる定期的な生活費用 ・・・ 家計(支出)の見直しを行い確保していこう。
  • 将来必要な教育費用 ・・・ 児童手当を上手に活用して準備していこう。

我が子は可愛いので、出来ることは全てしてやりたいという心境になり、気を抜くとどんどんお金を使ってしまう。将来の事も視野に入れながら、お金の管理をしていこう。

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子育てにかかる必要なお金

君達が生まれてから、想像以上にお金が必要な事をお父さんは知った。

君達は早めに準備をしておくといい。

出産費用

出産費用は保険組合の補助金があるため、大きな出費はないから安心しておけ。

健康保険組合より、出産一時金(42万円)が支給される。

出産する産婦人科により、差額が発生する場合があるが、大きな支出とならならない。お金を低く抑えたい場合は出産一時金の範囲で対応してくれる病院を選定しておこう。

産婦人科から申請書が渡されると思うので、申請をすれば良い。

制度の概要と手続き方法に関しては、「全国健康保険協会のH.P.」を参考にして欲しい。

育児用品の準備

出産時において一番多くの費用がかかるのが育児用品をそろえる段階だ。

お母さんが里帰り出産であったことから、お父さんが君達を迎え入れるための準備に多くの物を購入した。参考に大物育児用品と我が家の出費の一覧を記載しておく。

【主要大物育児用品及び購入実績】

  • ベビーベッド (自治体の抽選で当選 0円)
  • チャイルドシート (お母さんの友人にもらう 0円)
  • ベビーカー (お父さんのいとこにもらう 0円)
  • ゆりかご【電動式】 (購入 約30,000円)
  • ふとん (義母からプレゼント 0円)
  • バウンサー (購入 約15,000円)
  • 食事用の机 (義母からプレゼント 0円)
  • 抱っこ紐、おんぶ紐 (購入 約10,000円)
  • 床シート (購入 約3,000円)
  • お宮参り及び写真撮影 (初穂料 5,000円/撮影 40,000円)
  • 節句の五月人形 (義父からのプレゼント 0円)

その他にもこまごましたものがたくさんある。

詳しくは、「アカチャンホンポ(出産準備リスト)」を参考にするか、関連する雑誌を購入すれば準備品のリストが添付されているので、それを基に揃えよう。

全て自分達で購入すれば、50万円は必要になるな。

お父さんの場合は、「たまひよ」(雑誌)の準備品リストを基に「アカチャンホンポ」でほとんど買いそろえた。

毎月かかる必要なお金(生活費用)

子供が産まれるということは、扶養すべき家族が一人増えるということだ。1人分の人件費が増えるということになる。

日頃君達夫婦が使用している生活費の項目がそのまま一人増えると思えば良い。

  • 食費(ミルク・離乳食・ベビーフード・食材)
  • 被服費(おむつ・衣類)
  • 生活用品
  • おもちゃや知育グッズ

この毎月かかる費用を甘く見積もってはいけない。ボディーブローのように君達の家計を圧迫する。

まだ子供だし、そんなにお金がかからないだろうと今までの感覚で支出を考えていると苦しくなるから気をつけよう。

君達のお母さんは母乳がたくさん出る人だったので、君たちを完全母乳で育て上げた。従って、ミルク代は1円もかかっていない。凄い人だよ、君たちのお母さんは!

年齢別にみた費用

「フコク生命」ホームページに分かりやすいものがあったので、見て欲しい。

「こんなにかかるのか!?」と思うが、実際にこのくらいの金額は年間に発生している。

さて、ここでは特に意識しておいて欲しい費用項目を話しておく。我が家において、「大きな支出となった項目」に着目している。

通信教育・習い事の費用

【我が家の通信教育費用】

  • チャレンジ(ベネッセコーポレーション) : 25,000円/年(2,300円/月)
  • World Wide kids(ベネッセコーポレーション) : 300,000円(総額)

我が家では「チャレンジ(ベネッセコーポレーション)」を1歳から始めている。

また4歳くらいになり、英語に興味を持ち始めたことから、同じくベネッセコーポレーションが提供している「World Wide kids」を始めた。

上記に記した通り、かなりの額だ。

これに加え、水泳やピアノなどの「習い事」を始めるとなると、家計への影響は甚大なものになる。家計と相談しながら習い事は考えると良いだろう。

子供の習い事は何がいいのかについては、別の記事で書いてみているので参考にするといい。せっかくお金をかけるのであるならば、将来役立つものして欲しいと思う。

上記の通り、我が家はベネッセコーポレーションに大変お世話になっている。岡山の企業という地元の影響もあるが、実際にやってみて、子供の興味や育児への好影響を感じている。

君達も検討すると良いだろう。

幼稚園入園

幼稚園に行く時期になると、幼稚園の費用が必要になってくる。

現在は、保育無償化になっているので、驚くほどの費用は発生しないが、月に10,000円程度(半分は給食代)は支出が多くなると考えておこう。

学資保険などの将来への積立の開始

【 我が家の積立実績 】

【長男】

  • 学資保険(こどもすくすく保険「住友生命」 : 10,000円/月
  • ジュニアNISA(野村インデックスファンド・内外7投資バランス・為替ヘッジ型) : 10,000円/月

【次男】

  • 学資保険(こどもすくすく保険「住友生命」 : 10,000円/月
  • 変額個人年金保険5年確定年金(ソニー生命) : 10,000円/月

君達の将来の積立費用に40,000円/月を掛けている。道理で家計が苦しいわけだ。

乳幼児期の生活費

子供が生まれたら、君達が思っている以上に出費が多くなる。食費(離乳食・用事食)は当然上がるし、おむつ代もある。

すぐに身体が大きくなるので、服や下着も頻繁に購入することになる。

さらに可愛さの余り、いろいろとおもちゃや服を買ってしまうものなので、さらに出費は増える。

成長すれば食費はどんどん増加していくだろうし、お小遣いも必要になるだろう。支出は増える一方だ。

この記事を書くにあたり、振り返ってみたが、君達に多くのお金を使っていることが分かったよ。

高等教育時期(高校・大学)

子供達が私立の高校に入学すれば、月々の支出が大きくなる。

また大学に入り、他県で一人暮らしを始めようものなら、授業料+生活費が必要になってくる。

子供たちのアルバイトや奨学金を借りることで賄うのでもいいが、子供たちの負担は大きくなる。

当然、アルバイトに勤しめば、学生時代にしかできない部活やサークル活動はあまりできないだろうし、学習時間が確保しづらくなるため、学業に影響が出ることは確実だ。

奨学金も卒業の支払いが必要であり、子供達の負担になることに変わりはない。

高等教育は義務教育ではないため、自分の意思で行くものだから、自分で払うのは当然だという考え方に基づけば、それでいいかもしれないが、お父さんの経験上、お勧めの方法ではない。

お父さんは家にあまりお金がなかったから、高校から奨学金を借りた。

しかもお父さんは大学院まで行ってしまったから、その額は卒業時には600万円になっていた。

学生時代はアルバイトをし過ぎて、へとへとになり、成績も悪く、ギリギリでの卒業となった。

お父さんの場合、社会人になって休職した経験があるので、この奨学金の支払いはとてもきつかった。

お母さんも同様に奨学金を借りていた。

毎月50,000円近い奨学金を返済し、夫婦そろって奨学金を完済したのは、卒業後15年後だった。

奨学金は金利は低いが、借金であることに変わりはない。

お父さんのように働けなくなると支払いが滞る可能性もあるので、注意しておいた方がいい。

出来ることなら、この高等教育の資金を準備しておことが望ましい。

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子育てにかかる必要なお金の準備

ここからは育児にかかる必要なお金の準備をする方法を伝えておくことにする。

将来子供が欲しいと考えているならば、少しずつお金を準備しておこう。

出産時の初期費用

出産費用・育児用品の準備に必要なお金だ。

50万円ほどあれば十分ではないかと思う。

少しずつ溜めるなり、ボーナスを溜めるなりすれば問題ないだろう。

これらの中でチャイルドシートやベビーベッドなどの高額な物は、親族や友人の中で子育てが終わっている人や自治体からの譲渡やレンタルを活用するといい。

我が家も親族・友人・自治体のサービスを利用して、費用を削減した。

結婚したらしっかりとお金を貯めておくようにしよう。

毎月かかる定期的な生活費用

まずすべきことは「家計の見える化」「見直し」だ。

お父さん達もそうであったが、夫婦二人の時はかなり自由にお金を使っていた。外食や旅行・週末のお出かけだ。

子供ができれば行けなくなるから今のうちにという先輩方の教訓に従い、新婚生活を謳歌していた。また会社の付き合いによる飲み会もとても多かった。

このような家計体制をこの機会にきちんと見直して欲しい。

そしてまずはきちんと家計簿をつけて、収入と支出を管理する癖をつけておいて欲しいと思う。

家計簿をつけることで不要な支出が確認できるようになる。

その部分を子育てに必要なお金に充てていこう。

将来必要な教育費用

子供にかかる必要なお金として一番大きな支出となるのは、「大学費用」「結婚費用」だ。

この部分をどのように準備していくかが大きなポイントとなる。

児童手当の利用

ここで活用して欲しいのが児童手当だ。

子供が生まれると国から「児童手当」というありがたい補助金がもらえる。

現在でも年齢と所得に応じて、10,000円/月~15,000円/月というお金が支給される。

この「児童手当」の使い方に関しては2通りの考え方がある。

【 生活費の補填としての考え方 】

子供が生まれた増えた支出の補填と考えて児童手当を使用するパターンだ。

おむつ代や服代、食費を増加の補助として使うという事になる。

月々の生活費が赤字になっている場合は、この考え方でいいと思う。

しかしながら、大学入学の際には、子供たちの負担は大きくなることは覚悟しておいた方がいい。

あらかじめその点を子供達に伝え、アルバイトや奨学金の利用の覚悟をさせておくべきだな。

多くの場合、子育て以外の生活費に消費されてしまうことが多いので注意が必要だ。

【 将来の教育費としての考え方 】

将来必要となる高等教育の費用として積み立てるというパターンだ。

子供が生まれた後も月々の生活費はなんとか賄える場合には、この方法で積み立てを実施するのが良いと思う。

児童手当は高校卒業後まで支給されるため、総額は200万円近い額となる。

大学入学に際して、大きな余力となるだろう。

児童手当は4か月に一回(年3回)の支給となる。

子供が二人もいれば10万円を超える額が振り込まれるため、一瞬良くない考えにとらわれることがある。

一番良くないパターンは、大きなお金が入ったから、パーといこうと考えて使ってしまうことだ。

児童手当をあてにして、美味しいものを食べに行ったりしないように注意することだ(笑)。

たまにはいいがな。

【 児童手当の適正な使い方 】

お父さんの考えとしては、児童手当は将来の子供たちのために積立・運用していくという考え方だ。

日々の生活費はなんとか他の支出を減らしながら対応していくのが望ましいと思う。

お父さんの性格上、お金があると思えば、際限なく使ってしまうからだ(笑)。

子供が生まれたら、子供の口座を作り、お年玉や祝い金、そして児童手当を貯めるようにしよう。

【 我が家の考え方 】

我が家の場合は、児童手当は君達の将来の学費及び結婚資金のために積立するという選択をしている。

「君達自身が国から稼いできたお金」という位置づけで君たちのお金であるということにしている。

君達がもらうお年玉や祝い金も君たちの口座に保管するようにしている。

君達が18歳となり、大学に入学する時にはそのお金を利用する予定だ。

また大学に行かない場合はそのまま君達の結婚準備金となる。

もし、君達のお金の教育が順調に進んでいれば、満期の段階で君達に管理を預けてもいいと考えている。18歳の段階で400万円程の金額になっているのではないかな。

将来必要となる資金の準備方法

子育てにおいて将来必要となるお金を長期的な視点で貯めようとする場合、普通預金に自分の意志のみで貯めるのはとても難しい。

家計が苦しい時についつい使ってしまうからだ。ある種の強制力を持たせておく方が良い。

【 対策 】

  • 定期預金
  • 財形貯蓄
  • 学資保険
  • 年金保険(親名義)
  • ジュニアNISA(積立NISA)

いくつか方法はあるが、その方法を選択しても問題ない。

将来の子供のために積立を行うという行為自体に意味があり、その時点で勝っている。

各々の特徴については下記のURLを参考にするといいだろう。

お父さんの考えでは、どれを選択しても出口の金額に大差はない。

始めるか、始めないかだけだ!

我が家は「学資保険」「ジュニアNISA」「年金保険」と多種多様な構成になっている。これはお父さんがいろいろな方法を経験したかっただけで、意味はない。

大切なことは、強制力のある積立を始めることだ。

「学資保険の開始」「証券口座を開設してジュニアNISAや積立NISAの開始」「総合的な保険アドバイザーに相談」などできることから始めていこう!

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まとめ

  • 子供が生まれると想像以上に出費があるので、覚悟しておくこと。
  • 高い額の育児用品は、親族や友人からの譲渡・レンタルを活用すると節約できる。
  • 児童手当はなるべく将来の養育費用として積み立てしておこう。

< 以上 >

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