(2022年5月14日に更新しました。)
こんにちわ、es-nakamura(@NakamuraEs)です。
この本は、私が長年悩まされていた疲れやすさ、冷え性をなんとかしたいと思って購入した本です。
妻がみつけてくれた本です。
なかなかためになったのであなたにも紹介したいとお伝えしたいと思います。
- 『「血流がすべて解決する」という素敵な題名に惹かれて内容が気になっている。』
- 『読む価値があるのか?(お金の無駄使いにならない?)』
こんな風に考えているあなたに、先に読んだ私から、本の魅力を紹介するための記事です。
また、この本が気になったあなたは体に不調を感じたり、もっと健康になりたいと思っているはずです。
- 『貧血である。』
- 『毎日、朝からすでに疲れている。体が重い。会社行くのがしんどい。』
- 『昼間も疲れが抜けない。』
- 『とにかく今よりも健康になりたい。』
こんな風に思っているはずです。
この本に行き着いたあなたは正解です。
みなさんが日々感じている心身の不調を解決するために書かれた本です。
この本はかなり攻めた内容です。
まず題名が攻めまくってますね!
「すべて」解決するって、大きく出たねー(笑)。
そして本の後半には、とんでもないことを言い始めます。
「血流が改善することで、心も安定し、しいては実現力が高まり、幸せになります。」
マジですか?
読み進めていけば分かるのですが、割と簡単な方法なのです。
これは読むしかないですね!!買いましょう!
「血流がすべて解決する」をすすめる理由(まとめ・要約)
まずは私がこの本をあなたにすすめる理由を4つお伝えします。
この本の魅力を伝えることになるのですが、結果として、本のまとめや要約という位置づけになると思います。
理由①:「漢方薬剤師」という東洋医学の視点で書かれた本であること
著者「堀江昭佳」さんとはどんな人か?
この本をあなたにすすめる理由の一番と言っていいのが、著者である「堀江昭佳」さんが『漢方薬剤師』であるからです。
私的には興味をそそる経歴だったので、少しご紹介しておきます。
- 漢方薬剤師・不妊カウンセラー
- 有限会社「堀江薬局」代表(出雲大社参道で90年続く老舗漢方薬局の4代目
- 身体の不調だけでなく、本人の抱えている常識や執着といった束縛からの「心の解放」を目的としている唯一の漢方薬剤師
- 血流を中心にすえた西洋医学・漢方医学・心理学の3つの視点からの総合的アプローチが評判を呼び、相談件数は5万件を超える。
- 地元島根県はもとより、全国・海外からも相談があり、1か月先まで予約がいっぱい。
出典:「血流がすべて解決する」(著者紹介より)
この経歴を見るだけでヤバいですよね。唯一無二ですよね。
私は「漢方」という響きが大好きです。しかも「出雲大社の参道」に店があるのです。
神秘の力を感じます。
私の主観はさておき、実績として5万件の相談を行い、全国から相談に訪れるような方です。
特に「不妊治療」に関しては西洋医学ではできなかったことが、堀江さんのアドバイスによってご懐妊した事例が多いそうです。
読んでおいて間違いないでしょう?
著者「堀江昭佳」さんの関連書籍
この「血流がすべて解決する」は3部作になっています。
とりあえず、今回おすすめしている「血流がすべて解決する」を読んでみて、興味が湧けば、残りの2冊も読んでみてはと思います。
私はまだ読んでませんが、機会をみつけて読もうと思います。
「西洋医学」と「東洋医学」の根本的な違い
ここで「西洋医学」と「東洋医学」の違いについて、少し補足しておこうと思います。
基本的には「病気に対するアプローチの仕方」が異なると思ってもらえれば良いと思います。
「西洋医学」=対症療法
・自覚症状をもとに患部に投薬や手術で「外部から」直接アプローチする。
「東洋医学」=予防療法
・身体の本来持つ免疫機能を最大化することで病気を治していくアプローチの仕方をする。
漢方を含む東洋医学のアプローチでは、「未病」という考え方があります。
これは病気になる前においても「未病」という症状としてとらえ、治癒を行っていく考え方です。
いわゆる「なんか調子わるい」という状態を放っておかないという考え方です。
要するにここで言いたいことは、この本に書かれている内容は、投薬や手術といった外的なアプローチをするのではなく、生活習慣を見直すという視点で書かれているということです。
さらに言えば、本を読むだけで、後はあなたが生活習慣を見直すだけなので、「余計なお金をかけず」「副作用など気にせず」に身体の不調を改善できるということです。
理由②:血流の役割と大切さが分かること
私は正直、「血流」というものを完全になめてました。
「体にとって重要なのだろうなー。」ということは、なんとなく分かってはいましたが、本を読んで改めて考えると、とてつもなく重要じゃん!と思えるようになったのです。
身体にとって一番大事なのは「心臓」と「脳」だと私は思っていました。
違います!「血流」です。
まず、人間の身体は全て「細胞」からできています。
細胞へ酸素や栄養を届けるのが「血液」です。
血流が途絶えれば、全ての人間の器官は壊死します。
血をしっかり作り、しっかりと流すことは、身体の隅々に至るまで健全な状態にすることと同じことです。
血管は全ての器官・細胞に繋がっているわけですから、血流を改善すれば「すべて」解決するという考え方は当然と言えば、当然なわけです。
こういった基本的な血流の役割や重要性を分かりやすく書いてあることも本書の特徴ではないかと思います。
理由③:血流改善のための「簡単で」実践的な対策が書いてあること
さて、ここからが本書の醍醐味と言える実践的な説流改善の対策の魅力になります。
血流を改善するには取り組む順序が大事
「血液をさらさらにしても血流はよくなりません」
引用元:「血流がすべて解決する」p.20
TVや商品のCMを見ると、血液をサラサラにして「血を流す」ということに重点が置かれたものが多いように個人的に感じています。
ウォーキングなどの運動をしたり、血液をサラサラにする食べ物や飲み物が多く紹介されています。
しかしながら、著者はそうではなく、改善する順序が大切であると言っています。
①「血を作る」→②「血を増やす」→③「血を流す」
この順番に血流を改善する必要があるということです。
血液をサラサラにしたり、流すように心がけるのは、最後というわけです。
「そもそも血が少ないのに、流れを良くしても意味ないだろ?」
という至極まっとうな考え方です(笑)。
栄養(「血を作る」)
「血を作る」には、どうしたらいいか?
血を作るための「材料(栄養素)」をしっかり摂りましょうということです。
著者が進めている方法は以下の通りです。
「鶏肉」を食べる。
ほうれん草では鉄分を補えない。
引用元:「血流がすべて解決する」p.114
まずは鉄分の豊富な食材をしっかりと食べるということが基本になります。
ここで少し目から鱗的なことがあったのですが、「鉄分=ほうれん草」というイメージが私にはあったのですが、近年は違うようです。
ハウス栽培で年中収穫できるようになったことなどが原因で鉄分の含有量が昔と比べて大幅に減っているようなのです。
しかも、植物系の鉄分は「非ヘム鉄」は体内への吸収効率が、鶏肉などに含まれる「ヘム鉄」と比べて、とても悪いのです。
含有量は多くても、「実際に」体内へ栄養素として取り込まれる量が少ないというこです。
だから「鶏肉」をしっかり食べろとなるわけですね。
「一週間夕飯断食」を行って、「胃腸の掃除」をする
寝る前におなかがすいていますか?
引用元:「血流がすべて解決する」p.93
最近話題の「断食」ですが、やはり「漢方」の観点からも推奨されているようです。
鉄分などの栄養素を吸収するのは胃腸なのですが、その胃腸の表面を綺麗にしておかないと、せっかく食べた栄養も胃腸から取り込まれず、そのまま排出されるという事態が発生するらしいのです。
その「胃腸の掃除」をするために行うのが「断食」なのです。
しっかり食べた方がいいような気もしますが、そうでもないようです。
むしろ現代人は食べ過ぎのようですね。
「空腹感」が大切なようで、お腹が鳴るのは「お腹が減ったよー」ではなく、「お腹の掃除中だよー」ということだったらしいです(笑)。
睡眠(「血を増やす」)
血を増やすためには23時までに眠るだけでいい。
引用元:「血流がすべて解決する」p.136
しっかりと栄養をとったら、今度は増やす番です。
それは実に簡単で、「23時までに寝る」です。
これは本当に簡単な方法だと思いました。
血が作られるのはおおよそ午前1時から3時の間であり、その準備として余裕をみて23時には寝ておくことが重要となっているようです。
早く寝て、血をしっかり作りましょうということですね。
「運動」(血を流す)
第二の心臓、ふくらはぎを鍛えなさい。
引用元:「血流がすべて解決する」p.172
この段階に入って、初めて「血を流す」取り組みに入るわけです。
『「第二の心臓」であるふくらはぎを鍛えること』
これが基本的な取り組みとなるようです。
心臓から供給される血液が動脈を通って各細胞に栄養素を運んだあと、静脈を通って心臓に帰るのですが、その静脈の流れをよくすることが大切と言われています。
静脈は心臓からも距離もあり、足元は重力にも反するので、滞留しやすいのは物理的にも機械できますね。
そこでふくらはぎを鍛えて、しっかりと血液を心臓に戻してやるわけです。
「歩くこと」「かかと上げ」が有効な対策となります。
理由④:実践すれば、ほぼ間違いなく健康な状態になれること
この本に書かれている内容は、実践すればほぼ間違いなく健康な状態になれると思います。
なぜなら、「栄養」「運動」「睡眠」は誰もが知る最高の健康法だからです。
また多くの著書にも書かれている大切なことがしっかりと網羅されています。
当たり前のことが書いてあると言ってしまえばそれまでかもしれませんが、その当たり前を漢方の視点から書いてあることでより一層説得力があります。
また、「無理な注文」が少ないのも読んでいて感じました。
「血流がすべて解決する」を読んでの実践
この本を読んで、「血流」が大切だと感じた私はさっそく日常生活の中で取り組むことにしました。
「栄養」(血を作る)の実践
肉を食べる時は基本的に「鶏肉」
妻にお願いして、「鶏肉」をしっかり食べるようにお願いしました。
牛肉・豚肉よりも「鶏肉」を選択するようにしたのです。
やってみて思ったことは、「鶏肉」は美味いということです(笑)。
そして、「安い」というのも嬉しいメリットです。
もはや「血を作る」ことなどすっかり忘れ、安くてうまいから鶏肉を食うという感じになってきています(笑)
あなたもぜひ鶏肉を食べましょう!
鉄分補給に「豊潤サジー」を定期飲用
食材だけでは不十分なんじゃないかと妻が話していたので、妻が見つけてきた「豊潤サジー」を飲み始めました。
もともとは「脚むずむず症候群」に悩まされていた妻が探し出してきたのですが、この「豊潤サジー」の鉄分含有量の多さがひっかかり、定期購入を始めたのです。
少し高いですが、これで鉄分不足という問題は我が家では皆無となりました。
妻の「脚むずむず症候群」も改善しています。
「豊潤サジー」はおすすめです。
レビュー記事も書いていますので、ぜひ読んで頂き、飲んでください!
「断食」は無理!
「夕飯断食」もぜひ実践していきたいと思ってはいるのですが、これがなかなか難しい。
私の場合は晩酌をするので、まずはこれをやめないことにはいけませんね。
夕飯を抜いたはいいが、お酒を飲んでいるという本末転倒な状況が発生しそうです(笑)。
「睡眠」(血を増やす)の実践
この取り組みはひかくてき簡単に実践できました。
「子供の寝かしつけのタイミング」で一緒に寝るようにするようにしたからです。
早い時は21:00頃には寝るようになりました(笑)。
以前は子供が寝静まった後に妻と溜まった録画をみたり、ブログを書いたりしていましたが、最近は早く寝る方が多くなったと思います。
「運動」(血を流す)の実践
とにかく歩こうと思い、アプリをダウンロードして、歩数計測を始めました。
普通の生活しているとだいたい6000歩~7000歩です。
そこで意識的に10000歩あるくようにしたのです。
また私は生命保険に入っているのですが、それが健康増進型というもので、歩けば歩くだけ保険料が安くなる仕組みになっていまして、その影響もありしっかり歩くようになりました。
血流改善を継続するポイント
なにを実践する場合もそうなのですが、継続が大切となります。
その中で私が意識していることを書いておきます。
- 無理をせず、できるものから順番に生活に取り入れる。
- 定期的に本を読み返す。
本当に「血流がすべて解決する」のか?ー効果の検証
我が家で実践してきた血流改善の取り組みを基に本当に「血流がすべて解決する」のか、その効果と感想をまとめてみました。
効果① 妻の髪の質が良くなった。
この効果は「豊潤サジー」の効果だと思いますが、妻が髪の毛がサラサラになったとよく言っています。
髪の毛は栄養が一番届きにくいといいますから、効果があったのだと判断しています。
効果② 妻の「脚むずむず症候群」が改善した。
しばらく悩まされていた妻の「脚むずむず症候群」が改善し、症状がなくなりました。
これも「豊潤サジー」のおかげだと妻が言っていました。
「鉄分」というのは、身体の中で重要なものであることを実感しました。
効果③ 21:00に寝ると翌日の心身が絶好調になる。
「血が増えた」からというよりも、しっかり休息できたからかもしれませんが、21:00に寝ると翌日の調子がおそろしく良くなります。
考えは前向きになり、積極的に物事に取り組めます。
性格が変わるほどの変化です(笑)。
疲れを溜めるのは良くないという大きな事実だと思います。
まとめ
この本を読んで私が学んだことの一部を最後にまとめておきます。
- 血流は体調に大きな影響があることであり、血流を改善することであらゆる不調がなくなります。
- 血流改善は血液を「つくる(栄養)→増やす(睡眠)→流す(運動)を順番に改善していくことが大切です。
- 鉄分補給は「ほうれん草」ではなく、「鶏肉」を中心に補給しましょう。
- 23時までに寝ましょう。
- しっかりと歩いて血液を体中にまんべんなく流しましょう。
- 日々の生活の中に出来る範囲で取り入れて血流を良くしましょう。
これらの内容や取り組み事例は、この本のほんの一部です。
血流のことで悩まれている方はぜひ、一度この本を読んで頂いて、生活の中に取り入れて欲しいと思います。
知識は宝です!
< 以上 >
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