こんにちは。
おそらく「隠れ繊細さん(HSS型HSP)」であろう”しんや”です。
いきなりですが、私は以前に占いへ行ったことがあります。
私の妻は人生の節目で何回か行ったことがあるようで、「女子は占いがわりと好きだよ!」とよく言っていました。
その妻が良いという人を紹介してもらい、私も初めて占いというものに行ってみたのです。
私が当初占いに対して持っていたイメージはあまり良いものではありませんでした。
- 「あやしい」
- 「信用できない」
- 「行っても意味がない」
こんなイメージを持っていました。
しかし、実際に行ってみると案外よかったんですよ!これが!
特にHSPの人は、人生に一度は行ってみてもいいんじゃないかと思いました。
今回の記事では私が占いに行った体験談をもとに、HSPが占いへ行った方がよいと思う理由をついて、語りたいと思います。
せっかくなので、占ってもらった当時と今の状況を比較してみたいとも思っています。
占い結果の追跡調査です(笑)。
HSPが占いへ行った方が良いと思う理由
第三者に悩みを話すという心地よさ
いちばんはこれです。
HSPは少数派であることから、なかなか理解してもらえない存在です。
私もそうです。
ゆえになかなかHSP特有の悩みを話したり、友人に相談したりすることがありません。
易者(占い師)に悩みを話すことで「悩みの言語化」ができ、心が軽くなるばかりか、客観的に自分の悩みをとらえることができるようになります。
これは大きいです。
その1つの機会になるということです。
友人や関係者・医師に話すのは心がひけますが、完全なる第三者には意外に話せるものです。
心地よさと前向きな気持ちが湧いてきます。
ボヤ-とした未来のイメージが見えてくる
ここが占いの面白いところですが、悩みに対してなんらかの”答え”が返ってきます。
カウンセリングや医師の診察とは異なる部分です。
このことは明確な未来に向けての方向性というはっきりしたものではないですが、ボヤ-っとした未来のイメージが見えてくるようになります。
HSPは未来に対して悲観的です。
一生こんな苦しい思いをしながら生きていくのか。。。と真っ暗な未来を想像しがちですが、そんな中にぼんやりとした未来の輪郭が見えてくるようになります。
おそらくこれが言語化の効果です。
人生の選択を自由にしてもいいと思える
HSPは気質の影響で、なかなか現在の職場環境に合わなかったり、親族も含めた対人関係に苦労します。
転職を考えたりする方もいるかもしれません。
そんな人生の大きな決断をすることは怖いことです。
占いを受けるとこんな時にどんな選択をしても大丈夫と思わせてくれます。
占い師にいろいろな形で質問をしてみると良いと思います。
- 仕事を続けたらどうなるか?
- 仕事をやめたらどうなるか?
- 転職したらどうなるか?
きっとそれぞれが統一した鑑定結果はでません(笑)。
どれも良いし、悪くなる結果がでるでしょう。
私の場合は、今の会社にいても活躍の場はあるし、新しいことに挑戦してもうまくいくだろうという占い結果だったので、ゆっくりと自分の決断に従って進めばいいんだなと思うようになりました。
直感型のHSPはシンパシーを感じる
HSPは言語化が苦手な代わりに直感が冴えます。
占いとは相性が良いと思います。
あまり科学的な根拠の必要性を感じないし、過去の人類の叡智というものに対しても抵抗が少ないと思います。
わりとスピリチュアルな経験も多いのがHSPではないでしょうか。
占いは当たるのか?(占いの原理は?)
占いと聞いていちばん最初に思いつくのは、あたるかどうかですよね!
あたるわけないでしょ!(笑)
人生の決断を占いで決めるなどということは愚の骨頂です。
占いが当たるか当たらないかなんて、どうでもいい話です。
当たってもいいし、当たってなくてもいいでしょ。
自分の人生は自分の決断と直感に従って歩むものです。
その方が面白いですよ!
ただ、今の世界に占いは溢れています。
ここでは占いの原理について少し調べて、私の考察を加えましょう。
占いの科学的根拠
もちろんありません!(笑)
一般的に言われているのが、心理学の世界で言われている「バーナム効果」というもので、あいまいな事象を自分の思いたいように結論づけることで当たっていると思ってしまうという原理です。
これは占いの科学的根拠というよりは、占いの否定的な根拠ですね(笑)。
占いの原理と位置づけ
よく言われるのは、統計学と過去の先人たちの経験を体系的にまとめたものという説ですね。
占星術ではこの星の配置のときに過去によくこんなことがあったとか、この手相の人はこういう人が多かったとか、そういう経験や知見の蓄積を体系的にまとめて、未来を予測するというものです。
これは事実でしょうし、一定の根拠があると私は思います。
タロット占いの場合は、自分でカードを引くので、潜在意識が無意識に引かせたとかでしょうかね。
これもあながち間違ってはいないと思いますが、科学的な根拠というものはまだないみたいですね。
占いというものは、いわば先人たちの経験をまとめて一般化し、未来を予測するという人の歴史の積み重ねであると思います。
そんな位置づけでいいのではないかと思います。
HSPの占い活用術
つらつら書きましたが、要するに占いと未来の予測や人生の判断材料として利用するのではなく、カウンセリングに使うのが有効ということです。
易者(占い師)はカウンセラーであり、統計学者であり、情報を読み解く経験を持っています。
そして職業柄、客に対してなんらかの答えを出す必要があります。
医者やカウンセラーと異なる点はここにあります。
ここを活用するのです。
よく話を聞いてくれますし、穏やかに話をしてくれます。
そして、まあまあ良いアドバイスをくれます。
これはいいですよ!
ここを目的にすれば、価値がでると思います。
私の占い体験談と現在の状況
私の占い体験談を話しておきましょう。
私が占いに行ったのが、2021年12月です。
ちょうど父親が寝たきりとなり、介護休職を2か月間とった時でした。
現在は2023年6月なので、約1年半前のことになります。
私が鑑定してもらった易者(占い師)は手相とタロット占いのかたでした。
わりと驚いたことは、けっこう断言をする言い方をしていたことです。
自信があるんだなぁと思いました。
どちらかと言えば、占い結果を適切に伝える役割なのでしょう。
その人が考えたり、見たりしているわけではなく、その人が選んだサインを伝えているのだと思いました。
手相でHSS型HSPであることを見抜かれる
私の時はまず手相を見てくれました。
- 「繊細な方」
- 「エネルギーが高い方」
- 「一生懸命に生きて来られた方」
特に前情報なしで、はっきりとしたことではありませんが、HSS型HSPであることを言い当てられました(笑)。
「あー、この人すげーなぁ」と思いました。
「私が聞いたこと」(タロット)
・家を建てるタイミングはいつがよいか?
翌年(2022年)が良い。→状況の変化で家は建てていない。
・母親と同居した方がいいか、しない方がいいか?
しない方がいい。近くに住むのは良いが、一緒に住むのは避けた方が良い。なぜなら母は自分の領域は守りたいと思っている人。代わりに写真をいっぱい飾ってあげて欲しい。写真を見て幸せを感じる。
→同居はやめた。現在は特に問題なく関係が続いている。
・介護で確執のできた姉とのかかわり方
姉はジャッジする人。自分の思い通りにいかないといけない人。距離をとった方が良い。
→2回ほど怒りと意見をぶつけ距離をとっている状態。怒りをぶつけるとあまり高圧的に言わなくなる。
・現在の仕事をつづけた方が良いか?
退職まで働けるので続ければ良いと思う。会社は任せた仕事は確実にこなしてくれる人材と評価している。また、部署の人間関係の潤滑剤になっている。そのまま働けば良いと思う。いろいろな活躍の場が用意されている。
・副業をしているが、このまま進めてもいいか?(株・ブログ・不動産投資)
いづれもすぐに儲かるということはないでしょう。長い時間かけてやっていくものかな。今の職場で定年まで働けるのだから、ゆっくりやっていったらよいと思う。
占いへ行く時のアドバイス
占いの料金は、だいたい5,000円/時間くらいです。私もそうでした。
そして、たくさん聞きたいことを考えておいてください。でないと時間が余ります。
箇条書きにしてメモして持っていきましょう。
あまり聞きたいことがない時は、同じ内容をいろいろな方向性で聞いてみるとよいでしょう。
- 会社にこのままいていいか?
- 今の会社をやめたらどうなるか?
- 転職先はどんなところがいいか?
例を示しましたが、このようにたくさんの質問を用意しておきましょう。
易者に聞きたいことを考える時は、あまりとらわれずに気になることをどんどんと書きましょう。
実はこの作業だけで悩みを言語化できる作用が生まれます。
それでも時間が余りそうなら、夫婦や友人と一緒に行くとよいでしょう。
占いに行く時は、できれば行ったことのある人から評判を聞いて紹介してもらうと良いと思います。
妻曰く、易者の腕もいろいろあるようです。
占いへ行ってみよう!
占いと聞くと「あやしい。。。」というイメージがあり、抵抗感があると思いますが、HSPという存在自体も世間の中では、かならあやしい部類です(笑)。
そう硬くならずに、気軽に占ってもらったらよいと思います。
占いというものは何度も行かなくてもよく、人生に1度だけで良いと思います。
1度行けば、おおよその未来のイメージがつかめると思うので、通う必要もありません。
占いが役立つと感じれば、人生の選択の節目や状況に変化が起きた時に行ってみるといいかもしれません。
個人的には1度でいいと思います。
(おわり)
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