家計はちゃんと黒字になっているかな?
es-nakamaura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。
このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験に基づくアドバイス集だ。上手に活用して君達の人生を豊かにしていって欲しい。
別の記事で不動産投資の諸経費・頭金を捻出するための家計改善について書いたが、今回はその具体的な家計改善事例をご紹介する。
全て君たちが小さかった頃にお父さんとお母さんが実施していたことで、成果のあった内容だ。
参考にして実践してみてくれ。
君たちもいろいろと調べて、実践してみても良いと思う。
我が家の家計改善取組みとその成果
家計改善や節約に関しては、多くの方が頭を悩ませているし、君たちも将来頭を悩ますことになるだろう。
お金には本当に羽根がついているのかと思うほど、放っておいたら、あっという間になくなってしまう(笑)
そして不思議と、「何に使ったっけ?こんなに使ったっけ?」と使途不明なことが多いだ。
基本的に収入はたいして上がらないにも関わらず、支出は不思議と増えていく。
子供が生まれれば、おむつ代・食費・ミルク代・服代etc.が増え、マイホームを買えば、そのローンの返済に追われる。
その分、給料を上げていかないとと貧しくなるに決まってる。
愚痴を言っても始まらないので、詰まるところ家計の中の不要な支出を削っていくしか方法はない。
そして、しっかり見張っておかないと、羽根をつけたお金はどんどん逃げていく。
仕方のない話だ。
お金は使うためにこの世に存在するので、使われることがその「役割」なのだから。
前置きはさておき、我が家の取組み内容を書いていく。
飲み会費用(コロナ影響による強制削減 : 40,000円/月)
我が家計における最大の「無駄使い」費用だったものだ。
そして、その全ての原因はお父さんにある項目だ(笑)。
以前のお父さんは、会社の付き合いはコミュニケーションを円滑にするため、飲み会は大事だと思っていたので、誘われれば基本的には断らず、自らも企画していた。
それに部署でも懇親会や歓送迎会が定期的に行われていた。
一度、飲みに出れば、1件目で食事をし、2件目でラウンジやスナックに行き、タクシーで帰るという流れとなる。
一晩で2万は飛ぶ。
それが月に2回あれば、かなりの額になってしまう。
それが年末になれば、忘年会で各方面からお誘いが来るので、その数が増える。
お父さんはこの飲み会での浪費により、毎月赤字を出し、そのたびに貯金を切り崩しては、使っていた。
そのせいでなかなかお金が貯まらなかった。
この状況を一変させたのが、コロナウイルスの感染拡大だ。
飲み会が開催されることはなくなり、お父さんは一切飲みに行かなくなりました。
けがの功名というやつかな。
従って、何か努力をしたわけではなく、半ば強制的に支出が削減できたことになる。
それでも飲みに行きたくなるので、そんな時は、「宅飲み」を充実させるようにしてる。
思ったより楽しいんだ、これが。
外食(コロナ影響による強制削減 : 20,000円/月)
日頃よく飲みに出ていたお父さんは、私一人がいい思いをするのは申し訳ないと思い、同じように家族に美味しい物をたべさせないといけないと謎の信念を持っていた(笑)。
その結果、家族でよく外食に行っていた。
外食の定番である「焼肉」か「寿司」を月に一度は行っていた。
覚えているかな?
また、家族でお出かけをすれば、決まって昼飯は外食にだった。
この外食に関しても、コロナウィルスの感染拡大により、強制的に削減となった。
飲み会と同様に、たまには美味しい物を食べたくなる。
この代替方法は結構満足している。
お酒代(両親の介護による強制削減 : 10,000円/月)
飲み会がなくなり、大きく家計は良い方向へ向かい始めたが、その一方で「宅飲み」が増えたことにより、お酒代が増加してきた。
飲みに出るよりは圧倒的に安い値段だが、家計の中で大きな割合を占めるようになったんだ。
飲み会・外食という大きな支出がなくなると目立ってくるようになってきたわけだな。
さて、飲み会がなくなったお父さんにとって、このコンビニでお酒を買うという行為が日々の大きな楽しみになっていた。
お酒だけ買えばいいのだが、コンビニ新商品やお惣菜・お菓子も合わせてついつい買ってしまうだ。
そうすれば、毎回1,000円越えだ。
それが毎日のように続けば、それは大きな額となってくる。
毎日お酒を飲むのは、身体にも悪いので、これも少なくしようと思った矢先におじいちゃんが夜に動けなる事件が相次いだ。
おじいちゃんは当時80歳を超える年齢になっており、歩行も少し難があるようになっていた。
通常生活は問題なく送れるのだが、お父さんと同じでお酒大好き人間だ。
最近は、アルコールが受け付けなくなってきたのか、飲むと立てなくなってしまったり、よろけてしまうようになっていた。
やめるように言ってたたが、お父さんも飲むので可哀そうに思え、あまり強くも言えず、甘やかしていたんだ。
その結果、転倒が続き、母親が動かせなくなり、夜中にお父さんに応援要請が来るようになったのだ。
そして遂に救急搬送する事態になってしまった。
これにより、お父さんはいつおばあちゃんからの応援要請が来ても良いように、お酒を飲まず、常時スタンバイ体制を余儀なくされた。
お酒代もまたお父さんの努力ではなく、半ば仕方なくやめることとなった。
ポイ活(ポイントの集約と利用) : 6,000円/月
いわゆる「ポイ活」だ。
キャッシュレス化を進め、ほとんどの支払いをカードで実施することで、ポイントを多くもらえるようになった。
水道光熱費や大きな定期支払も全て2人のどちらかのカードに集約している。
貯まったポイントは、お父さんはコンビニ(私はいつもローソンに行くので、pontaポイントが優遇)の買い物で消費し、お母さんの貯まったポイントは日用品購入時に金光薬局で消費している。
かなり良いよ、この「ウェル活」は。
このサイクルが安定化してからは、日用雑貨とコンビニでのちょこっと買いのお金はかなり浮いていると思う
近年のこのポイントの有効利用は、とても家計に優しいな。
携帯料金の削減 (4,000円/月)
我が家では、携帯電話と合わせてタブレットもお父さんとお母さんが1台ずつ契約していたが、お父さんは実質、タブレットは眠っている状態だった。(お母さんはよく利用していた。)
そこで、ショップで相談したところ、使用する場所が家の中のみであるなら、契約を解除して、家のWi-Fiを利用して使う方が良いとアドバイスされた。
実際、外でタブレットを利用することはなかったので、アドバイス通りにタブレットの契約は解除した。
また、携帯電話の通信に関してだが、最近は日別にデータ通信量を確認できる。
そこで確認してみると休日はほとんどデータ通信量がなく、平日が多い状態だった。
休日は基本的に家にいるので、家のWi-Fi環境で使用するからだ。
お父さんが不用意に会社の休憩時間に動画やネットサーフィンを行うことが携帯料金を上げる原因となっていたんだ。
そこで、会社の休憩中は基本的に安易なデータ通信はしないようにし、家で楽しむようにした。
また、プランも新しくした。
そして、細かくデータ通信量を確認し、管理するようになった。
抵抗がないなら、携帯格安プランに変更すれば、大きく経費を削減できるぞ。
缶コーヒーの削減 (2,000円/月)
またしてもお父さんの出費だが、お父さんは会社でいつも缶コーヒーを買ってた。
多い時は1日に3本も買う時もある。
仕事をしていると、ついつい気分転換にコーヒーが欲しくなるのだ。
また、お父さんが煙草を吸うせいもあり、缶コーヒーをすぐに買ってしまっていた。
これをインスタントコーヒーに変えた。
またお母さんに頼んで、紅茶を会社に持っていくようにしたんだ。
小さな削減だが、健康にも良いし、やって良かったなと思う。
目的のない貯蓄の終了 (35,000円/月)
お父さんが不動産投資を始めた当初、不動産投資での少しの儲けと節税効果分を貯めるようにしようと担当者からアドバイスをもらって始めた貯蓄があった。
お父さんの性格上、すぐに使ってしまって、利益が消し飛ぶのを防止するためのものだ。
しかしながら、この貯蓄の目的が不明瞭な状態だった。
老後の費用は不動産投資を継続するつもりなので、確保できる見通しだし、何かあった時といっても、解約すれば、元本割れするし、何のための貯蓄なのかがあやふやだった。
年金目的の保険での積み立てを実施していた都合もあり、ある程度の期間の積立をしないと元本割れを起こす内容のものだった。
現在は、キャッシュの管理もある程度できるようになり、今後必要なお金に関しては、それぞれ計画的に積み立てている状態だったので、この形での積み立ては不要だなと思い、「払済」にした。
担当者に確認したところ、払済にしても、そのまま置いておけば、元が取れる時期になっているので、問題ないとの回答だったので、継続的な積立はやめた。
継続して実施する場合は、きちんと「目的」と「目標金額」を設定するようにしよう。
借金の一括返済(奨学金) : 13,000円/月
お父さんは大学時代に借りた奨学金を継続的に返していた。
これが結構な負担なのだ。
金利は安いのだが、それでも長期間に及ぶ返済となる。
お父さんが大学院に行ってしまったせいで、大学院の分もあり、加えて、お母さんが持ってきた奨学金もあった。
そんな中、継続して貯金をしてきた分が、1つの奨学金の残債を超えてきたので、1つの奨学金の一括返済をした。
君たちも借金はなるべく早い段階で清算しておいた方が良い。
早期返済すれば、その間の金利を払わなくて済むからだ。
今後の計画
前節で伝えた内容が今まで実施した我が家の対策とその成果だ。
大半は「コロナ影響」であり、お父さん達の努力によるものではないが、裏を返せば、今は家計改善に取組む絶好の機会とも言える。
小さなものから大きなものまでいろいろとあるが、これらを実施することで、貯金の切り崩しはなくなり、計画的で安定した家計の状態へ移行した。
さて、今後の計画をご紹介しておく。
- 禁煙
- 残りの奨学金(2件)の早期返済
- coop宅配の中止(育児で買い物が行けないための対応だったが、ほぼ完了)
- 掛け捨て生命保険の減額(不動産投資を含めた全体計画の見直し)
- 家の料理の献立固定化による買い物の効率化
- 定期的な食材の棚卸しによる有効利用
- 日用品のリスト化と在庫管理による効率的購入
いろいろと家計の支出を見直したり、調査したりすれば、アイデアはたくさんでるものだ。
君たちも君たちにに見合った対策を実施したらいいと思う。
まとめ
我が家の場合における家計改善による節約術をご紹介した。
この内容は我が家で有効だった対策を書いた。
君たちの参考になれば、嬉しい。
ここで注意事項だが、節約は君たちの日々の楽しみを奪うものであり、やり過ぎると窮屈な生活とストレスを大いに抱えることとなる。
人生を充実させるための取組みがかえって、人生を楽しくなくする可能性を秘めているので、やり過ぎには禁物だ。
特にご結婚している場合、君たちの一方的な取組で家族からの不満を抱えてもいけないので、よく話をして進めるように。
家族で共通認識を持っていないと君たちが頑張って、配偶者が使うという意味のない構図が完成する可能性がある。
家計改善を進めるポイントとしては、まずは「1回の手続きで節約ができるもの」を実施すると良い。
携帯プランの見直しや格安スマホへの変更etc.がそれにあたる。
継続的な努力が必要でなく、特に意識しなくても自動的に月々の費用が下がるような支出だ。
その次に「意識的に減らす努力が必要な節約」に取り組むと良いと思う。
「意識的に減らす努力が必要な節約」の中でも、さらに「健康を損なうもの」に限定すれば、多少はやる気も湧いてくると思う。
そして、一番重要なことはやり過ぎないことだ。
それを防止するために低めの「目標」を立てるようにしよう。
その目標の状態になれば、とりあえず計画完了ということで、やめよう。
家計の管理は生きている間、永遠にしないといけないことなので、目標の状態になったにも関わらず、欲をかいてやり過ぎてしまうと疲れる。
そして、あるタイミングで「散財」することになる。
今回の主旨は「不動産投資の初期費用を貯める作戦」という目標のために書いているが、去年・先月よりも良い状態になれれば、必然的にお金は貯まってくので、それでOKだとお父さんは思う。
ある程度、お金が貯まってきたら、FXでもやってみよう!
< 以上 >
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