不動産投資におけるリスク管理⑭(管理会社倒産リスク)

不動産投資
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こんにちは。

仕事(エンジニアとして工場勤務)のストレスによるメンタル不調を経験したことから、不動産投資をはじめたes-nakamuraです。

リスク管理の実践編をお伝えしています。

先にお伝えした各リスクに対し、それぞれのリスク項目について、評価・検討をしていきます。

以降は、先にお伝えしたリスク管理の一般的な手法を各リスク項目に対し、個別に順序だてて、お話ししています。

今回からは、経済的な損失は特にないが、少々起こると面倒な対応が必要なリスクに関して、説明していきます。

「管理会社倒産リスク」

  • 管理を委託している管理会社が倒産することで、物件管理が滞ってしまうリスク

一時的にあなた自身で物件の管理対応をしないといけなくなったり、新しい管理会社を探して委託契約を依頼する対応が必要となります。

「管理会社倒産リスク」に関しては、「いざという時に代わりの管理会社を確保しておくこと」で迅速な対応が可能となります。

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危険な状態の抽出と予測

「所有する物件の管理を委託している管理会社が倒産することで、一時的に物件管理業務が滞る。」

経済的なリスクや損失はなく、あったとしても一時的に家賃回収ができなくなる程度と思います。

それよりも物件管理が出来なくなり、住居人に迷惑をかけてしまう方が、重要です。

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管理会社が倒産する可能性とその対策

物件管理を依頼している管理会社が倒産するという可能性は、実績の多い企業であるなら、ほとんどないと思います。

しかしながら、全くないわけではありません。

管理会社が倒産すれば、物件の管理が滞り、定期清掃や家賃回収etc.が一時的にできなくなります。

次の管理会社を見つけるか、あなた自身で物件を管理しなくてはならなくなります。

あまりにも突然倒産する際は、混乱するかもしれませんが、倒産する側もある程度は、事業の引継を他の会社へ行うでしょうし、事業を引き継ぐ会社もあると思いますので、そこまでの非常事態には、ならないと思います。

対策を講じるとすれば、以下のようなものが考えられます。

①管理会社の財務状態の確認

あなたが所有している管理会社の財務状況が分かるのであるならば、定期的に確認をしておきましょう。

具体的な対策とはなりませんが、倒産が起こる可能性を発見できるかもしれません。

②他の管理会社の確保

他の管理会社を確保しておく対策です。

実際にコンタクトをとる必要はありませんが、もしものために管理会社が倒産したら、この会社にお願いしようと調査して、事前に決めておくというものです。

それだけでも一時的な混乱は避けられます。

私の場合、マンションですので、少々複雑な管理形態となっています。

私の所有する物件(部屋)に対して管理会社と委託契約を結んでいますが、その管理は私の所有する物件の範囲(部屋の中)に限られます。

一方で、マンション全体の管理委託をされている管理会社もあります。

彼らは共用部分の物件管理を管理組合から委託されています。

すなわち、代わりの管理会社はもういると考えています。

定期的に管理組合より、総会資料を送られてきますが、その内容は、マンション全体の管理記録も含まれています。

私の場合、1つの物件で管理組合の役員をしているため、その管理会社とコンタクトもとれています。

あなたも部屋の管理会社とマンション全体の管理会社があると思いますので、いざという時は、その会社へ管理を相談しましょう。

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まとめ

  • 管理会社が倒産しても、経済的なリスクはほとんどありませんので、重くとらえる必要はありません。
  • 管理会社が倒産した場合は、マンション全体の物件管理を実施している管理会社へ相談してみましょう。

< 以上 >

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