はじめまして。
現役サラリーマンですが、不動産投資を初めて8年ぐらいになる“しんや”です。
私はワンルームマンションを4件運用していましたが、1件は売却。現在は3件を保有しています。
私はリノシーで取引をしたことはありませんが、不動産投資はしています。
先日、不動産の売却でよくはがきが来ていたリノシーに初めてコンタクトを取りました。
そのときの面談対応やAI査定のサービスに好感を持ったので、少しリノシーについて調べ始めました。
少しネットで検索すると騙されたというキーワードが出てきたので、気になり読んでみました。
どうやらリノシーに騙されたと感じる理由は2つあるようです。
- Amazonギフト券が貰えなかった。
- 想定していた(リノシーの担当者が言っていた)利益が出なかった。

そうゆうことか!
納得はしましたが、それと同時にこれは騙されてないぞ!とも感じました。
理由はまずAmazonギフト券は貰えるだけありがたいという事実を見落としていることです。
そして想定していた利益が出ないというのは、リノシーに限ったことではなく、ワンルームマンションでの不動産投資全般に言えることだからです。
リノシーと異なる不動産会社で投資を実施している私から見たリノシーのこれらの内容について語りたいと思います。
※本記事はアフィリエイトプログラムに基づく、商品・サービスのPR及び広告を含みますので、ご了承ください。
リノシー(RENOSY)に騙されたと感じるはなぜか?
冒頭でも触れましたが、リノシーに騙されたと感じる理由は2つです。
- Amazonギフト券が貰えなかった。
- 想定していた(リノシーの担当者が言っていた)利益が出なかった。
これらについて、そう感じてしまう原因について少し説明しておきます。
Amazonギフト券が貰えなかった
リノシーでは資料請求および面談実施完了でAmazonギフト券50,000円がもらえるキャンペーンを実施しています。
新規顧客を獲得することや不動産投資の敷居を少しでも下げるための販売促進対策ですね。
50,000円という金額は大きいですよね。
それに高額の不動産を購入しなくても、面談を受ければ貰えるということで、Amazonギフト券ほしさに面談を受ける人が多いようです。
確かに私も釣られそうです(笑)。
しかし、リノシー側も不動産を購入する気もない人にAmazonギフト券を渡すのはもったいないので、それなりに条件を付けているわけです。
結果として面談を受けたのにAmazonギフト券を貰えないという人が出てくるわけです。
貰えなかった人は憤り、貰えると言っていたのに貰えなかったから「騙された!」と感じるわけです。
個人的な意見ですが、これはお門違いの考え方です。。。騙しているのはどちらでしょう?ww
※リノシーのAmazonギフト券に関する記事は下記より!

想定していた利益がでなかった
不動産投資を実施すると一度は思うことです(笑)。
私も10年近く運用していますが、当初思っていたイメージと随分違うよなぁと感じています。
もっと儲かるものと思っていたからです(笑)。
不動産を売る側は悪い想定やシミュレーション結果を示しませんから、こういうことはよく起こります。
投資というものは、株式であれ不動産であれ場合によっては損をすることがあるという事実をついつい忘れてしまいます。
これはリノシーだからということではなく、ワンルームマンション投資なら起こりうることで、どちらかと言えばリノシーさんは献身的です。
謳い文句が攻めすぎている(笑)
リノシーさんの謳い文句が少し攻めすぎていますね!
そこであまり物事を深く考えない人がそうであると思い込んでしまっていることも原因にあるかもしれません。
- 資料請求からWEB面談でAmazonギフトカード50,000円プレゼント!
- ほとんどほったらかしで年間96万円の副収入!
こういわれると簡単にそうなると思っちゃいますよね。
いずれも確かに事実ですが、Amazonギフト券が貰えない場合があることや家賃収入はあるがローン返済などの支出があることをしっかりと確認しておく必要があります。
ヤフー知恵袋の意見
ヤフー知恵袋に掲載されていた投稿と回答の参考例を少し示しておきます。
「リノシーという会社から都内ワンルームマンションの不動産投資をすすめられているのですが、実際どうなんでしょうか。。。?」
(回答)
- 自己資金100%ならいいですが、借入してまではおすすめしませんので、ご承知おきください。
- その物件とあなたの知識次第だから、いいか悪いか自分で判断できないと手を出すのは危険ですよ。
- 私の友人は自己破産という社会勉強ができました。
- 新築の区分マンションを融資を受けての不動産投資は、一番やってはダメな投資ですよ。理由は買った時点で資産ではなく、負債となるからです。
- 絶対にやめた方がいいですよ。確実に儲かりません。
数は多くないですが、リノシーについての質問に対して回答はほとんどが否定的なものです。
どの回答も正しいと私は思います。
もう一つのポイントは不動産投資=利益の有無ですべてを判断している点だと思います。
投資という名前がついていますから仕方のないことですが、不動産投資をする上でその目的を明確にすることが大切なことです。
利益を得るということを目的にするのなら、ワンルームの不動産投資は良い方法とは言えないと私も思います。
リノシー(RENOSY)で騙されたと感じる理由①(Amazonギフト券が貰えなかった)
ここからはリノシーに騙されたと感じる理由と対策をさらに詳しく見ていきます。
まずは「Amazonギフト券が貰えなかった」編です。
【前提】もらえるだけありがたい
多くの人が見落としている点ですが、まず資料請求と面談を受けただけでAmazonギフト券50,000円が貰えるという時点で、とてもありがたい話です。
もし不動産を実際に購入しなかった場合にAmazonギフト券が貰えたら単なるラッキーです(笑)。
私はリノシー以外で不動産投資を始めましたが、当然ながらAmazonギフト券50,000円を貰えるキャンペーンなどありませんから、貰ってません。
ただただリノシーで不動産投資を始められた人がうらやましいです(笑)。
【基本】普通に貰える
資料請求・面談を受けたのにAmazonギフト券が貰えなかったという人がいますが、基本的にはリノシーは条件を満たしていれば普通に貰えると思います。
私はAI査定登録と売却面談でAmazonギフト券8,000円を普通に貰えました。
面談の最後に受け取り方法の説明までしてくれていましたよ!
※私がAI査定登録と売却面談でAmazonギフト券8,000円をゲットした話は下記より!

【対策】不動産投資を真剣に考えよう!
これは私の推測ですが、Amazonギフト券が貰える・貰えないを分けるポイントは、不動産投資を真剣に考えているか否かです。
Amazonギフト券を貰うことを目的にしてしまったら、貰えない場合が出てくると思います。
本心はついつい言動の端々に出てしまいますからね(笑)。
そこを見抜かれるのだと思いますよ!
リノシーの担当者は多くのAmazonギフト券目的の顧客の相手をしているでしょうから、経験値が違います。
※より詳しいリノシーのAmazonギフト券に関する記事は下記より!

リノシー(RENOSY)で騙されたと感じる理由②(想定していた利益がでなかった)
次に「想定していた利益がでなかった」編です。
【前提】どのワンルームマンション投資も同じ結果
リノシーだから想定していた利益が出なかったということはありません。
ワンルームマンション投資の仕組み的なところに原因があるので、どの会社で取引を行っても同じ結果になると思います。
リノシーと取引のない私が言うのも変ですが、他者で不動産投資をしている私としては、個人的にはAI査定で家賃相場をリアルタイムで示してくれるなど、リノシーは顧客のためによく頑張っていると私は感じています。
※リノシーのAI査定に関する記事です!

【対策①】不動産投資に必要な支出(経費)を正しく把握しておこう!
想定していた利益が出なかったということは、事前の想定が甘かったということです。
そこで不動産投資に必要な支出(経費)を正しく把握しておくことが鍵になります。
物件を売りたい不動産会社はポジティブな想定でシミュレーションを提示してくる場合がほとんどです。
自分でもしっかりと検討してみることが大切です。
「利益=家賃-(管理代行費+管理費+修繕積立金+ローン返済額+年支出+突発支出)」
不動産投資はこの式が全てです。
全ての支出よりも家賃が上回れば黒字、下回れば赤字です。
ここで住居人が居なくなれば家賃=0円となりますので、支出の分すべて赤字となります。
赤字はすなわち自分のお金で補填することになります(持ち出し)。
不動産会社の示すシミュレーションは安定している状態であることと現時点での数値を基にしていることを理解しておいてください。
また年支出と突発支出の部分を数値には入れてきませんのでご注意ください。
(年支出)
- 固定資産税
- 火災保険(契約期間による)/地震保険料(毎年)
(突発支出)
- 不動産取得税(物件購入時の1年以内に1回のみ)
- 備品(エアコン・床)の故障による修理費
- 住居人退去時のクリーニング費・募集広告費
この想定に入っていない年支出や突発支出がけっこう痛いわけです(笑)
特に住居人が退去した場合は一時的にも家賃がない状態となりますので、ダブルパンチです!
不動産投資における変動する支出(経費)を正しく把握しておこう!
先に示した突発支出もそうですが、家賃や支出自体が変動するということも注意が必要です。
- 家賃:住居人が入れ替わるタイミングで減額になる可能性があります。(場合によっては増えることもあります)
- 修繕積立金:老朽化に伴い大型修繕の可能性も出てくるので増えていきます。
- ローン返済額:金利の変動で増減します。
いきなり大きく変動することはありませんが、徐々に家賃は減り、修繕積立金が増えていくと想定しておくことが大切です。
不動産投資をする目的を明確に!
さて、ここまでいろいろとマイナスなことを話すと、ワンルームマンションの投資では利益を出すことは難しいだろうと感じたかもしれません。
私も10年運用してみましたが、なかなか利益を出すことは難しいです。
利益目的であると想定の利益が出なくて騙されたと感じることになってきます。
ここでもう一度、あなたが検討している不動産投資の「目的」を再確認して欲しいと思います。
不動産投資を通して、あなたとあなたの家族の人生にどう貢献させてようとしていますか?
利益目的だけなら、不動産投資以外の方法がたくさんあります。
あなたが、あえて不動産投資を選ぼうとする理由です。
不動産投資をすることで得られるメリットを確認して、その目的を整理してください。
利益以外の他のメリットにも魅力を感じるのであるならば、その目的が達成されていれば良いはずです。
世間の意見に惑わされず、あなたにとって最も良い選択をしてください。
現金の置場
余った現金を貯金ではなく、不動産に替えて運用するというものです。
ワンルームマンション投資としては最も良い目的の一つです。
特に銀行ローンを使わずに全額自己資金で購入した場合は、不動産投資のリスクはほとんどなくなります。
お金を物件に変換し不動産自体に価値を持たせ、初期費用+将来減るであろう物件の価値分を超える家賃収入を得ることが出来るならば、良い投資です。
生命保険
物件購入時に銀行ローンを組むのですが団体信用生命保険に加入します。
ローンを組んだ人が死亡した時に以後のローン返済がなくなる保険です。
これを生命保険代わりに利用するというものです。
多くの人が掛け捨てで3,000万円程度の生命保険に入ることが一般的であると思いますが、働き盛りで死亡した場合はまず不足します。
その補填としては良い選択肢であると思います。
老後資金
年金の代わりとして利用しようという方法です。
35年のローンを返済し終わった後に家賃を年金代わりにするというものです。
理論的にはどうですが、実際は難しいと私は思います。
まずそんな長期間にわたり1つの物件を所有し続けることが稀であると思うからです。
私もある程度のところで見切りをつけて売却していますしね。
また35年後も住んでくれる人がいるのか、家賃も維持できるのかと思うと悲観的な想定になってきます。
これはあまり目的としてはおすすめできません。
節税対策
節税効果は確かにあります。
私の毎年確定申告をしていますが、所得を大きく下げることが出来ています。
ただし、1年目は不動産取得税などの経費を多く計上できますが、年を追うごとに減ります。
それと節税した分を上回る支出が発生する場合は、何をやっているのか分からない状況になります(笑)。
これも目的としては不十分です。
しかしながら、確定申告や税金の仕組みなど金の流れや仕組みについて、とても勉強になったことは事実です。
子供へ残す資産
自分が頑張って不動産運用・拡大させ、ローンの返済が完了した物件や利益のある物件を作り出し、子供たちに引き渡すという目的です。
相続税対策は必要でしょうが、これはこれでいいかなと最近は思い始めています。
こどもたちの人生に不測の事態があった場合でも、経済的な余裕が生まれるでしょうし、好きなことに突き進める土台となる気がするからです。
経験・ノウハウの獲得
不動産投資がどんなものか経験してみたいという場合は、ワンルーム投資は最適です。
1棟購入するよりも資金は少なく、住居人も基本的には確保できているからです。
不動産購入~運用~売却の一連の流れやノウハウを経験するには一番よい方法でしょう。
これらの経験を基に1棟や戸建などの異なる種類の投資をしていくのは良い方法と思います。
まとめ
本記事では、リノシーに騙されたと感じる理由とその対応策について説明してみました。
まとめましょう。
リノシーに騙されたと感じている人の理由は2つでした。
- Amazonギフト券が貰えなかった。
- 想定していた(リノシーの担当者が言っていた)利益が出なかった。
Amazonギフト券については貰えるだけありがたいキャンペーンです。
そして、基本的に条件を満たしていれば貰うことが可能です。
ポイントは不動産投資について真剣に考え、検討することでした。
想定した利益が出なかった場合は、事前の想定(シミュレーション)が甘かったことが一番の理由です。
そのためには表面には出てこない支出をしっかりと把握しておことと支出も変動することを念頭に置いて未来を描きましょう。
また不動産投資の目的を明確にしておことが大切です。
利益のみを目的として不動産投資を実施する場合は思ったよりも利益が少なく幻滅する可能性が高いです。
利益以外にもある不動産投資のメリットもう一度考えてみて、自分の人生にプラスになるかどうかを検討ください。
事前に知識を仕入れて不動産投資を始めよう!
さて、本記事を読んでいただければ、リノシーが騙すような会社でないことは分かると思います。
その部分に関しては安心して良いと思います。
これを機会に不動産投資に興味を持っているようであるならば、リノシーのセミナーや面談を受けておくことは損にはなりません。
面談やセミナーの中で不動産投資の概要把握・メリット・リスクを効果的に学ぶことができるからです。
最終的に投資を始めるか否かはあなたが決めたら良いと思いますが、判断するための材料や学習はやっていて損はないと思います。
まずはその第一歩を踏み出してみましょう。
(以上)
コメント