こんにちわ。
意外に育児をする旦那”しんや”です。
知育玩具として人気のマグネットブロック。
我が家も購入し、2人の子供たちは毎日たのしそうに遊んでいます。
一方で少し前になりますが、気になるニュースが飛び込んできました。
「マグネットセット」の製造・販売禁止を閣議決定
小さな子を持つ親としては、とても心配なニュースです。
我が家ではすでに3種類のマグネットブロックを購入しています。
「マグネットブロックは誤飲や事故の危険性はないのか?」
「マグネットブロックは本当に安全なのか?」
本記事では上記に示した代表的な3つのマグネットブロックについて、その安全性を実際に遊ばせてみた経験を基に解説していきたいと思います。
我が家の経験を基に結論を先に述べると以下の2つです。
- 代表的な3つのマグネットブロックは安全性は高く、事故・誤飲の可能性は極めて低い。
- 代表的な3つのマグネットブロックの中でいちばん安全なのは「ピタゴラス」
具体的にその理由について説明していきたいと思います。
なお、当ブログでは3つのマグネットブロックの安全性に関して個別記事を書いています。
より詳しく知りたいという人はそちらの記事も読んでください。
※「マグフォーマー」の安全性に関する記事
>>「知育玩具・マグフォーマーの安全性|事故や誤飲の危険性はないのか?」
※「マグビルド」の安全性に関する記事
※「ピタゴラス」の安全性に関する記事
>>「最も安全なピタゴラスおもちゃ|事故・誤飲の安全性を解説」
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3つのマグネットブロックの特徴
まずは代表的な3つのマグネットブロックの特徴について解説します。
マグフォーマー
磁石の入った三角形や四角形のパーツをくっつけて形を作るマグネットブロック。
特徴は平面に並べた展開図から立体への変換を流れるように出来ること。
そしてオシャレでスタイリッシュな作りですね!
展開図の理解には素晴らしい知育効果のあるマグネットブロックです!
マグビルド
マグフォーマー同様に磁石の入った図形を組み合わせて遊ぶマグネットブロックですが、マグフォーマーとは異なりパネルタイプです。
色合いがオシャレ。インスタグラムでとても人気の玩具です。
スロープセットを購入すればボール転がしを楽しめます。
ピタゴラス
基本的にはマグビルドと同じパネルで、マグビルドと互換性のあるマグネットブロックです。
マグビルドと異なる点としては、名前の通り、ボール転がしを楽しめる特殊パーツが多いことです。
我が家はマグビルドの追加パーツとして購入しました。
マグネットブロックに関係した事故のニュース
マグネットセットの販売禁止を閣議決定
強力な磁力をもつおもちゃ「マグネットセット」を子供が誤飲する事故が相次いでいることを受けて、政府は16日、子供が誤飲するおそれのある小さなもので、磁力の強いものを消費者向けに製造・販売することを禁止するよう、政令を閣議決定した。今後、経済産業省が省令で基準を定め、6月19日から禁止となる。
記事を読めば分かることですが、対象となる商品は「マグネットセット」を呼ばれる磁力の強い磁石がむき出しのおもちゃです。
これは危ない!そりゃ小さい子は誤飲しますね。
マグネットブロックの事故事例
おそらく正規品ではないと思うのですが、マグネットおもちゃが破損して、その中に入っていた磁石を誤飲してしまって、腸の中で引きあってしまい、そこから壊死して穴があく事例があったようです。
とても痛ましい事故です。
「マグネットパズルの破損に注意-内臓された強力な磁石を誤飲した幼児の胃や腸に穴があく事故が発生」
代表的なマグネットブロックの共通する事故に対する安全対策
まずは代表的な3つのマグネットブロックに共通する安全対策について説明しておきます。
安全基準を満たした商品であること
各社の安全性に関する項目を抜粋すれば、以下の通りです。
- 食品衛生法 合格
- 米国玩具安全基準(ASTM) 合格
- 欧州玩具安全指令(EN71) 合格
まず言えることは、どの製品も国の安全基準を満たした製品であるということです。
事故が起こることがレアケース
マグネットブロックの樹脂製パネルが破損して、さらにその中の磁石を複数個飲み込むことは、どう考えてもレアケースです。
最初に示した記事にはこう書かれています。
「少なくとも11年間で8件は発生している」
この数値のとらえかたは人それぞれですが、私なら「少なっ!気に留めるレベルではない。」と考えます。
他にも小さな子供にとって危険なことは山ほどあるからです。
個人的にはそこまで心配する必要はないと思います。
3つのマグネットブロックの安全対策の比較
次に代表的な3つのマグネットブロック独自の安全対策の説明をしたいと思います。
また我が家の経験を基に、安全対策の比較・検証を実施した結果を示します。
我が家の結論では、「ピタゴラスが最も安全性の高いマグネットブロックである」と結論づけました。
磁力の強さ | 樹脂製パネル強度 | 玉(ボール) | 対象年齢 | 総合評価 | |
マグフォーマー | △(強) | 〇 | ◎(なし) | 3歳 | 〇 |
マグビルド | 〇(中) | 〇 | △(2cm) | 3歳 | 〇 |
ピタゴラス | ◎(弱) | ◎ | 〇(4cm) | 1歳 | ◎ |
安全性の評価の指標として以下の3つの視点を用いました。
- 磁力の強さ
- 樹脂パネルの強度
- 玉(ボール)
- 対象年齢
結果は表のとおりです。
磁力の強さ
磁石を誤飲した時に腸の中で引きあって腸の中で挟まれる事例があってから、国はネオジム磁石と呼ばれる磁力の強い磁石を規制する動きを始めています。
磁力の強さは誤飲した時に内蔵の破損を防ぐ指標となります。
マグフォーマーの磁力は強いですが、ピタゴラスの磁力は弱いと思います。
※数値の基づく根拠のあるものではなく、遊んでみての感覚であることをご了承ください。
樹脂パネルの強度
マグネットブロックは基本的に磁石が樹脂パネルの中におさまっています。
すなわち、樹脂製パネルが破損しなければ、子供が磁石に触れることはありません。
樹脂製パネルの強度は、誤飲事故を防ぐための最初のプロセスです。
手で触った感触ですが、3つのマグネットブロックともに簡単に破損するものではありません。
ピタゴラスはマグビルドに比べて補強が多い点において安心感があります。
玉(ボール)
最後に玉(ボール)の大きさです。
ニュースでは磁石ばかりに注目されていますが、そもそも磁石は樹脂製パネルが破損しないと誤飲事故は起こりません。
一方で、マグビルドにセットで付いている玉(ボール)は、そのまま誤飲の可能性を持っています。
対象年齢
メーカーが推奨する対象年齢において、ピタゴラスのみが1歳からと謳っています。
1歳が扱っても安全なレベルまで対策を打っているのでしょう。
その自信がうかがえます。
マグネットブロックで事故を起こさないための家庭での対策
メーカーサイドの安全対策はとてもしっかりとされていると私は考えています。
そこに家庭での対策を上乗せすれば、さらに安全性は高まります。
大切なお子様を守るためにできることしていきましょう!
対象年齢になってから購入
基本的にはメーカーの推奨する対象年齢を守って購入すれば、誤飲や事故はほぼ起こらないでしょう。
「マグフォーマー」「ピタゴラス」は3歳からという設定をしています。
3歳になれば不用意に口に物をいれることはありませんので、安全ですよね。
乳幼児がいる家庭では一緒に遊びましょう!
そうは言ってもご兄弟がいるご家庭では3歳未満のお子さんがいる家庭もあるでしょう。
そんな時は一緒に遊んであげるようにしましょう。
一緒に遊ぶこと自体が子供の成長にとってプラスです。
忙しい中にもそういった時間を作るきっかけになればと思います。
定期的に破損のチェック
子供が小さい時はマグネットブロックを片付ける機会も多いと思います。
そのときに破損はないかを確認するようにしましょう。
破損したマグネットブロックは当然、捨てましょう!
マグネットブロックで遊ぶ我が家の状況
少しだけ我が家の実体験を話しておきます。
我が家では3つのマグネットブロックすべてを購入しました。
子供たちもマグネットブロックが大好きで、毎日のように遊んでいます。
しかしながら、磁石の誤飲やケガは1度もしたことがありません。
樹脂製パネルが破損したことももちろん一度もありません。
誤飲に限って言えば、その他の物の方が圧倒的に多いです。。。!
- 蓋を開けっ放しにした塗り薬を口に含む。
- たばこを口に含む(このときは心の底から猛省しました。。。)
- 床に落ちているゴミなどを食べる(数えきれないほど。。。)
個人的な感想を言わせてもらえば、マグネットブロックの誤飲を気にするよりも、こういった日常的なところこと気を付けた方がよいと思います。
まとめ
本記事では3つの代表的なマグネットブロックについて、事故や誤飲の安全性について解説しました。
まとめましょう。
- 3つのマグネットブロックともに国の安全基準を満たしたおもちゃである。
- 我が家の結論として、ピタゴラスが最も安全性が高い
- 家庭での安全対策も十分に行いましょう。
- 個人的にはマグネットブロックの誤飲をきにするよりも他の日常的な部分を配慮した方が良い。
- 我が家では誤飲や事故は起こっていない。
そこまで神経質や不安になる必要はないと私は思います。
マグネットブロックは数学的感覚を養える優れた知育玩具です。
上手に遊ばせてあげて、子供の健やかな成長に繋げていきましょう!
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私も少し興味があって調べてみました。その内容も合わせて記事に仕立てています。
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(おわり)
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