元気に育児にいそしんでいるかな?
es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。
このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験に基づいた人生の指南書だ。
有効に活用して、良い人生にして欲しいと思う。
今回は育児をする上で一番大事な事を伝えておこうと思う。
「結局のところ、育児において一番大切なことは何か?」
「どうすれば、忙しい中で子供との時間を確保できるか?」
知りたくないか?
それを伝えておきたい。
育児はいろいろとすることがある。
お父さんは社会に出てから君達が苦労しないように、いろいろと考えて育児に取り組んでいるが、その中で一番大切だと思うことがある。
それは「子供との時間の共有」だ。
そして子供との時間を確保するためには、わざわざ大げさに何かをする必要はない。
ただ一緒にいればいい。子供の方を向いてね。それで十分だ。
育児の多くは「子供との時間を共有するための手段」
お父さんは育児と聞いて、いろいろな事を調べ、君達に実施してきた。
- お絵描きやブロック遊びを通じて、想像性を育ませよう!
- いろいろな公園に連れていき、運動能力を高めよう!
- 虫取りに行ったり、海や山へ行って、自然の豊かさを教えよう!
- 公文のドリルをやらせて、文字に親しみを持たせよう!
- 英語のプログラムをしよう!
これらの様々な経験はとても大切な事であるが、実はどうでもいい。
どうせ学校で習うし、興味がなければ君達はしない。
人生においてプラスになることは間違いないが、大して子供の人生に影響はでない。
運動能力が高いからといって、プロになることはまれであるし、生まれつきの才能があれば親がどうこうしなくても開花する。
就職した人で文字が書けない社会人にお父さんは今まであったことはない。
お父さんは英語を話せない。
それに各家庭で「子供にさせたい事」や「かける時間や割合」は異なっている。
要するになんだっていいのだ(笑)。
全て子供との時間を共有するための手段に過ぎない。
君達もそうだったが、子供は親と一緒に何かをすることがとても好きだ。
- 「お父さん、コレして遊ぼう。」
- 「お父さん、見てみて。」
- 「お父さんと一緒にがいい。」
君たちは毎日のようにお父さんにせがみ、なんでも一緒にしようとしていた。
子供に何をさせるかはどうだっていい。
子供と一緒にするために何かをすると考えるぐらいでちょうどいい。
「何か」は本当に何でもいい。
ただ子供の言うままに遊ぶ、話をする、外で遊ぶ、絵本を読む、どこかに出かける。
「子供は親と一緒に何かをした」ということが何より大事だ。
子供との本質的な時間を確保する方法
「ながら対応」
子供との時間を過ごす際に気をつけなければならないことがある。
それは「ながら対応」だ。
お父さんもよくこれをやってしまって、お母さんに怒られた。
これらをやってしまうと、一緒にはいるが相手にしていないので、子供は満足しない。
子供は親のそういった反応はすぐに察知する。
この状態だと子供はイライラし、その反動で親もイライラする。
そして、言う事を聞かない子供を叱ってお終いとなる。
大切な事は「子供と向き合った本質的な時間」を確保することだ。
この「ながら対応」をなくすだけで、多くの時間を子供との時間にすることができる。
子供の集中の邪魔
子供はまれに「超集中モード」に入る時がある。
この時は邪魔をしてはいけない。
一番子供が頭を使い、夢中になっている時だ。
そっと見守るようにしよう。
いつもよく話し、うるさい子供が一言もしゃべらずに黙々と集中して作業したり、考えている時だ。
- 黙々と絵本を読んでいる。
- 何かを考えながら、工作をしている。
- 集中して絵を描いている。
この瞬間は脳をフル活動し、大きく成長している時だ。
子供との本質的な時間を重視するメリット
このように何をさせるかではなく、一緒に何かをすることに重点をおけば、子供にとっても親にとっても良い事がある。
自己肯定感がうなぎのぼり
何をするにしても、親がしっかりと相手をしてくれ、自分を見てくれているという事は、子供の心を満たし、自己肯定感を上げてくれる。
子供としっかり向き合って相手をしていれば、コミュニケーションが密になり、自然と褒める回数が多くなる。
親子のコミュニケーションの活性化と子供の自己肯定感の向上が期待できる。
子供がよく言う事を聞く
子供は親がちゃんと相手をすると、親の言う事をよく聞くようになる。
一緒に取り組むことで大きな信頼関係が生まれるからだ。
ご飯の時間だから、終わりにしようと言えば、ちゃんとやめるし、片付けも進んでする。
一方で「ながら対応」をしていると、子供は満足してないので、まだするとごね始める。
何も良い事はないな。
子供の成長を把握できる
きちんと子供と接すると、子供の成長がよく分かるようになる。
そうなると、「次のステップ」へ進むタイミングが掴めるようになってくる。
- 絵本が読めるようになっているな。少し文字の多い絵本を買おう。
- はさみの使い方が上手くなっている。少しカッターも使わせてみるか。
- 絵が形になってきている。模写させてみるか。
このように子供が飽きている、物足りなさを感じている、もっと自由に表現したがっているetc.の子供の成長をよく確認できるようになる。
そうすれば、次に子供に何をさせるといいかが分かってくるようになる。
このように子供と向き合うことで、子供をよく観察するようになることが良い事だ。
親が満たされる
子供と過ごす時間は親にとって宝物だ。
子供との柔らかい時間は、ストレスを緩和し、大人の心を満たす。
実は子供よりも、我々親の方が癒されることの方が多い。
良い事だ。
疲労時や余裕がない時の対応
良い事ばかり書いたが、現実はそうはいかない。
疲れている時や他にすべきことがある時は、子供の要望に応えることが困難な時が多々ある。
働いて疲れて帰れば、ゆっくりしたいと思う。
他にすべきことがある時は、子供が煩わしくなる。
当然だ。
そんな時の対処法を伝えておこう。
疲れている時
つらいのに無理に全力で相手をする必要はない。
休めばいい。
その代わり、携帯やTVを見ることはやめよう。
子供達にお仕事で疲れているから、休ませてと伝えて上で、休みながら君たちが遊んでいる所を見せて欲しいとお願いすればいいだろう。
そして、ソファーで横になりながら、子供たちが遊ぶところを見ていよう。
話しかけられたら、相槌してあげればいい。
見ているだけでいいのだよ、子供は(笑)。
何か用事がある時
子供の相手をしながら、用事することはほぼ不可能だ。
起きている時に用事をすることは諦めて、子供としっかり過ごし、寝静まってからするようにしたらいいだろう。
その方が効率的だ。
子供たちの相手をしっかりすれば、子供たちは早く寝る。
それに子供をないがしろにしてまでする用事など、そうそうない。
もしそう考えているなら、君達は人生の優先順位を少々見誤っている。
緊急時
急いで処理しなければならない用事がある場合や極度の疲労で子供の相手すらできそうにない時は、お嫁さんに任せたらいい。
その代わり、そうでない時は子供と過ごすようにしたらいい。
子供と過ごす時間は限られている。
仕事も忙しいだろうが、なるべく子供との時間をとるようにした方がいいだろう。
頑張れ!
まとめ
- 育児は子供との時間を共有するための手段であることを認識し、子供との本質的な向き合い時間を確保しよう。
- 子供への「ながら対応」は良くない。
- 子供と向き合うことで、子供・親双方に多くのメリットがある。
- 限られた子供との時間を大切にして、緊急の用事や極度の疲労時以外は、なるべく子供達と過ごそう。
< 以上 >
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