少し気が早いかもしれないが、そろそろ老後のことを考える時期がきているかな?
es-nakamura改め(@NakamuraEs)お父さんだ。
このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験に基づいた人生の指南書だ。
思う存分活用して、君達の人生をよりよいものへとして欲しい。
少し早すぎるかもしれないが、老後の話をしておこう。
2000万円問題に代表されるように、近年は昔と違い、自分で老後の資金を準備しておく必要がある。
君達が老後となる頃にはその動きはいっそう加速するだろう。
そこで若いうちに老後のことを考えた資金作りをしていく必要がある。
- 老後の生活資金はどのくらい必要なのだろうか?
- 老後資金を作るためには、どのような方法があり、どれが良いのだろうか?
何十年も先になるかもしれないが、君達が抱えるであろうこれらの問題について話をしておこうと思う。
君達が大人になる頃には時代が変わっているかもしれないが、「必要な資金」と「その準備」という点に関しては時代は関係ないものだ。
早めに考えて手を打っておくことを勧める。
老後資金を準備する方法はたくさんあるが、お父さんが採用した作戦は「不動産投資による私的年金」確保という方法だ。
不動産を購入した後、家賃収入を利用して、ローンを返済し、完済した後はローンで支払っていたお金が浮いてくる。
そのお金を私的年金として活用するというものだ。
定年後に必要な老後資金
医療の発達により我々の寿命は延び続けている。
2019年の統計によれば、日本人の平均寿命は、男性が81.41歳・女性が87.45歳(厚生労働省「簡易生命表」)だ。
私は男性サラリーマンですので、60歳で定年を迎えた後、21年間を生きていくことになるわけだ。
運よくさらに寿命が長かったとして、「人生100年時代」が到来し、100歳まで生きたとすると、40年間を生きていくことになる。
お父さんは院卒なので、24歳で就職した。
定年60歳まで働いたとして36年間の勤務となる。
40年生きるということは、働いていた期間よりも長く定年生活を送るということになる。
これだけ長く生きるということは、それだけ生きていくための「老後資金」が必要となるわけだ。
総務省「家計調査」によれば、世帯主が60歳以上で無職世帯(定年して年金暮らしの方)の1か月の支出の平均は、239,604円。
それに対し、公的年金の平均受給額は、厚生年金=14.8万円/月・国民年金=5.5万円/月。(平成28年厚生労働局年金調べ)
夫が働き、妻が専業主婦の場合は、上記の足し算がその世帯の年金収入となりますので、14.8万円/月+5.5万円/月=20.3万円/月。
平均支出が約24.0万円/月-平均年金収入が20.3万円/月なので、3.7万円/月の赤字となる。
この赤字分は、アルバイトやパートで稼ぐか、退職金や貯蓄を切り崩して対応することとなる。
実際そのようにしている家庭は多いのではないかと思う。
ちなみに、この支出額は「日常生活が最低限おくれる金額」だ。
老人ホームに入ることになったりする介護費用は当然含まれていない。
また夫婦二人で旅行に行くなどの大きな支出も含まれていない。
慎ましく、ゆっくりと生活を送るのに必要な資金だ。
一方で、「ゆとりある老後生活費」という統計結果もあり、それによると、平均36.1万円。
この金額は「日常生活が最低限おくれる金額」に「ゆとりのための上乗せ額」を足した金額だ。
ゆとりある生活とは、旅行やレジャーに行く費用・趣味に使うお金や美味しいものを食べ友人たちと交流するお金だ。
36.1万円(ゆとりある老後生活費)-24.0万円(日常生活が最低限おくれる金額)=12.1万円がゆとりある老後生活を送るために必要な月々の資金となる。
現状の老後資金に関する問題と30年後の予測
「人生100年時代」「老後資金2000万円問題」「定年延長」。以前から言われていることですが、老後資金に関する心配事は増える一方だ。
まずは、現状抱えている我々の老後資金問題を復習してみよう。
公的年金だけは十分な老後資金が不足
君達もすでに知っていると思うが、公的年金だけでは、老後生きていくお金は足りない。
退職金をもらえれば、その退職金を上手く活用することで、生きていくことは可能だが、既に述べたように年々、人の寿命が延び続けている。
近年のおじいちゃん、おばあちゃんはとにかく元気だ。
お父さん達は休日に近所の公園に君達を連れて近所の公園に行っていた。
午前中、地域のおじいちゃんやおばあちゃんはグランドゴルフをしており、話をしたりもするが、とにかく元気だ。
お父さんは平日に仕事で疲れているので、子供を好きに遊ばせて、ただ見ているだけだが、君達がなついていたおじいちゃんは、全力で君達の相手をしてくれる。
夫婦揃って、「あのおじいちゃんいると、子供と遊んでくれるから楽でいいわ~」などと言っている始末だ。
80歳を超えていることは会話の中で知っていたが、その元気はいったいどこから来るのかといつも疑問に感じている。
寿命が延びることは、喜ばしいことなのだが、長生きすればするだけ、老後資金が足りなくなる可能性も高まる。
お父さんのように周囲に気を使いすぎる性格の人間は、「あまり長生きすると老後資金も底をつくし、子供にも負担になるし、早めに死んだ方がいいのかなぁ?」とか考えてしまいそうだ。
できることなら、気兼ねなく、天寿を全うしたいところだ。
定年延長と年金受給時期の遅延
最近になり、本格的に国でも企業でも議論が始まったが、公的年金をもらえる時期がどんどん遅くなっていることと少なくなっていることがある。
これは少子高齢化で、資金源となる働き手が減り、年金を支払う人が増え続けているため、仕方のない話だ。
定年延長の話はもう目の前だな。
お父さんの会社でも仕組みづくりが始まった。
お父さん達の世代は、65歳が定年となり、年金を満額受け取れるのは70歳になるということだ。
この年金問題を解決するための方法は、「収入を上げる」ことと「支出を下げる」ことしかないので、今後、国のとるべき対応も容易に予測がつく。
我々にに関係してくることとしては、保険料を上げられることと、年金を減らされることとなる。
受給時期を遅らされることも年金の受取額の総額を下げることと同じだ。
ということで、基本的に我々の世代は自分で老後資金を用意しなければならない。
30年後の年金問題の予測
お父さんの年齢が39歳(2021年現在)。
60歳になる時点(21年後)で、この年金問題がどのような状態になっているか予測しておこう。
医療は今後もどんどん進歩するだろう。
厚生労働省も禁煙の推進策や生活習慣病の予防策など、どんどん健康増進を進める対策を実施している。
お父さん自身も健康に対する考え方がどんどん良い方向に変わっていっていることを実感している。
お酒の量も2,3年前からすると、大幅に減っている。
栄養にも気を使いはじめ、脂分の多いお肉を減らし、お菓子などの間食も少なくしている。
最近、生命保険を更新したのですが、新しい保険は、健康増進型保険といって、健康診断の記録の提出やウォーキングを行うことで、保険料が下がる仕組みだ。
毎日、スマートフォンの歩数計を意識して、10,000歩を目標に歩くようになった。
数年前は、欲しいものを食べ、お酒をガンガン飲んでいたお父さんが、確実に健康になっていっているのだ。
後は、禁煙の取り組みだけだな(笑)。
したがって、お父さんは事故や災害がなければ、おそらく100歳まで生きるだろう。
このこと自体は人生を多く楽しめるという点では、とても良いことだが、多くの「老後資金」が必要になってくる。
この流れで行くと、お父さんの定年は100%の確率で65歳だ。
また場合によっては、70歳になっている可能性すらある。
年金の満額受給時期は70歳となりますので、65歳で定年を迎えた後、5年間は働き続けることになる。
70歳まで働くのだ。
子供も自立し、手が離れ、老後は夫婦でたくさん旅行に行こうなどということは、夢の話だ。
片足を棺桶に突っ込んだ状態で、どうやって老後を楽しめというのか?
ひどい話だ、まったく!
しっかりと老後資金を蓄えておきたい所だが、保険料の増加により、なかなか計画通りに貯蓄はできないだろう。
何もしなければ、「日常生活が最低限おくれる金額」ですら確保できず、死ぬまで働き、老後の楽しみを満喫する時間とお金はないだろう。
真面目に考えると、本当に笑えない。。。
老後資金確保のための解決策
前節で述べた状況が今後起こることが予想される中、我々は老後資金をどのように確保するかを考える必要性に迫られている。
できることなら、「ゆとりある老後生活を送るための資金」を老後資金として準備したいですところだ。
早いうちから考えて取り組めば、いろいろな方法がある。
また、君達もどのような方法があるか、インターネットなどで調べてみるといい。
本当にたくさん方法が紹介されている。
ここでは、お父さんの考える有効と思われる解決策をいくつかご紹介しておく。
安全!安心!節約命の「貯金」・「定期積立」作戦
すぐに思いつくと言えば、やはり「貯金」や「積立」だ。
元本割れをすることがほとんどないので、何より安全・安心だ。
しかしながら、安全ゆえに金利が安いため、ほとんど積み立てた分だけが老後資金として貯まることになります。
このような積立は、あくまでも老後資金確保のための補助としての役割と考えて、主力には置けないと考えた方が良いと思う。
なぜなら、我々が直面している問題は、「老後資金2000万円問題」だ。
日々の生活費から絞り出す積立額では、「ゆとりある老後生活を送るための資金」としては、あきらかに足りない。
お父さんの年齢が39歳で、60歳で老後を迎えるとした場合、積立期間は、21年間。
2000万円を貯めようとした場合、月々75,000円の積立額となる。
どれだけの質素倹約に勤めなればならないか。
これでは毎食メザシだ。戦後の生活だよ。。。
仮に2000万円を貯められたとしても、ゆとりある老後生活にはほど遠いのだ。
やってられない。
この金額を老後に残すには、今の余裕ある生活は捨てる覚悟が必要となる。
日々の生活費を切り詰め、老後のための貯蓄に回す必要があrj。
さすがにそれは嫌だ。
賢く運用作戦(確定拠出年金・保険積立・投資信託)
「貯蓄」「積立」に「運用」を加えて、積み立てた額よりも金利を利用して、多く受け取る作戦だ。
基本的には「貯蓄」に近いものだが、「複利」の力は侮れない。
若いうちから始めておけば、2000万円も夢ではない。有効な老後資金確保の手段の一つだ。
時間を味方につけ、複利の力を最大限に活用するには、とにかく早く始めておくことが、一番有効な方法だ。
若いうちに準備をしておけ。
しかしながら、「ゆとりある老後資金」を確保するだけの金額を得るには、やはり積立額を多くする必要があります。単純な「積立」「貯蓄」より投資効率は良いですが、毎月の生活費をかなり削る必要性が出てくると思う。
金利や投入する額によって、受け取れる年金の額も変化するので、詳しくは銀行や証券会社、保険外交員にご相談してみて欲しい。
ゴールを明確に伝えれば、それに見合ったプランを提示してくれるだろう。
例として、ゆとりある老後生活をおくるための資金が年金満額+12.1万円とする。
人生100年時代の到来を考慮し、あなたが100歳まで生きるとして、40年間に必要な金額は、5,800万円だ。
君達の退職金が2,000万円、確定拠出年金が500万円とすれば、残りの積立額は、2,300万円となる。
ざっと試算してみても「老後資金2000万円」という数字は信憑性の高い数字だな!
担当者に「60歳までに2,300万円の老後資金を準備したいので、年金型の商品と月々必要な積立額を提示してくれ」と依頼すれば、それに見合った商品が提示されるだろう。
また人に任せず、自分自身で取引のスキルを高め、大きな財産を築くことも良いかもしれない。
トレーダーという職業だ。
お父さんの周りにもFXで大きな利益を上げている人もいる。
話を聞いていると、勝ち方を知っている人にお金を払って教えを乞うて、1年や2年かけて、その技術を学ぶようだ。
またそれを仕事としている人もネット上には多く見かける。
王道!出世大作戦
王道ですが、君達が今働いている会社で出世する、もしくは影響力のあるなら、会社を大きくして、部長・取締役などの幹部になることで、退職金や給与の増加・自社株の取得により、老後資金を確保する解決手段だ。
悪くない手段だ。
しかし、大企業の幹部になるには、粉骨砕身、会社のために尽くす必要があることと実力だけではなれない人事的な部分もあるので、狭き門であり、ごく一部の人しかなれない。
今も昔も多くのお金を獲得するための一番堅実な手段であり、多くの人が望んでいる方法だ。
お父さんは、この方法に完全に失敗した。
それに多くの人は、この方法で十分な老後資金が得られることない。
もし、一生懸命働くだけで、老後資金が確保できるのであるならば、このような老後資金問題は生じていないからだ。
また会社は永遠に存続するわけではない。
ふとしたことで、業績が悪化する。その点に関しても忘れないように注意する必要がある。
邪道!子供たちからの徴収作戦
この作戦もいいと思う。
なるべく多く子供を産んでおき、君達が年金生活に入り、子供たちが就職し始めたら、税金のように一定額を上納させるのだ。
目標は、「ゆとりある老後資金」=+12.1万円ですので、子供二人なら、6万円/人・月。3人なら、4万円/人・月となる。
しかしながら、育児の期間に多大な労力と費用が掛かるので、その苦しみは耐える必要がある。
前向きに捉えるなら、子供が多いと楽しそうだ。
また、老後もきっと賑やかだろうな。
もう一つ肝心な点がある。
結局、子供がそれを放棄すれば、老後資金のあてがなくなるからな。
おばあちゃんもこんな考えを持っていた。
苦労して育てたのだから、恩返しするのは当たり前だという考えだ。
例のごとく、お父さんもそう言い聞かされていたので、それが普通なのかなと思っていた。
人としての筋は通っていると思っている。
また別の家の話になるが、以前、テレビで「千原ジュニア」が言っていたのだが、千原家は育児にかかった費用は全て親に返さなければいけないそうだ。
母親が掛かった費用を計算しておき、子供たちが社会人になると請求書がくるそう。
なんともドライな家族だが、ある意味、すごいと感じた。
まずは、千原ジュニアのお母さまは、経営者の視点を持っているという点だ。
投資したお金は回収するのがビジネスの常識だ。
それを家庭内の育児で実践しているわけですから、すごいことだ。
なかなかできることではない。
また、子供を育てるにはお金がかかることを知らず、それが当たり前の中で育った子供には、その重みが分からない。
それを社会に出ていきなりつきつけられるわけだ。
それはしっかり働くと思いう。
自分のためにどれだけ親が犠牲を払い、どれだけのお金がかかったのか、明確な金額で提示されるわけですから。
安心しろ。お父さんは、この方法はとらない。
子供が出来て感じたことだが、我が子には、本当に自由に生きて、思うままの好きな人生を送って欲しいと切に願うようになったからだ。
自分に出来ることは全てしてあげたいと心から思う。
基本的に自分のことは自分ですることが自立した大人というものだ。
老後資金に関しても、自分で準備して子供には迷惑がかからないようにしたいと思っている。
そんな苦労を掛けさせたくはない。
君達はどう考えるかな?
おすすめ!不動産投資による老後資金の確保
このような状況の中、お父さんが選択した解決策が、不動産投資を利用しての老後資金の確保となるわけだ。
前節で説明した通り、年金満額+12.1万で、「ゆとりある老後」を満喫できる計算になるので、そこを目標に、家賃6万円の不動産を2件持てば、目標はクリアとなる。
お父さんの場合、購入時の年齢が30歳なので、ローンの返済(35年)完了が、65歳。
年金受領となる時期なので、ちょうど良い時期だな。
ただし、35年間+その後の運用を上手にすることが前提条件となる。
一つの解決策としては、なかなか良い方法と思う。
不動産投資における老後資金確保の仕組み
先の説明と繰り返しになりますが、不動産投資における老後資金確保の仕組みについて、改めて説明しておきます。
不動産投資における老後資金確保の仕組み
不動産投資を行う際は、物件が高額なため、銀行ローンを利用するのが一般的だ。
お父さんのように区分マンションを購入した場合、面積や間取りにも寄るが、約2000万円程度が物件価格になってくる。
ローンの返済期間は、30年。
すなわち、そのローンを払い終えれば、家賃収入からローンの返済をすることはなくなるので、その分がお父さんの取り分となる。
それを老後資金(私的年金)として利用するという仕組みになる。
この仕組みで老後資金を確保する際に、注意しなければならない点が2点ある。
不動産の購入時期
1つ目は、不動産を購入する年齢だ。
老後資金の確保を目的とした場合、年金を受領し始める60歳~65歳までの間にローンの返済を終えることが理想的だ。
ローン返済期間が30年とした場合、購入時期は、35歳までがベストとなる。
先の将来予測で70歳に年金の支給が遅くなったとしても、40歳までに購入することが1つの条件となるわけだ。
若ければ若いほど、早く私的年金として受け取れるようになり、老後資金が確保できる。
では、40歳以降の人はダメなのかというと、私的年金で受け取れるお金が遅くなるだけで、それでも問題なければ、良いのだが、あまり遅いと君達自身の旨味がなくなる。
そういった場合は、頭金を多く入れて、ローンの返済期間を短くするとか、繰越返済ありきで返済計画を立てるなどの対応で期間は短くする必要がある。
若い時より、資金にも余裕があるだろうから、それも可能ではないかと思う。
40歳以上で不動産投資をする場合のもう一つの考え方として、次の世代のための投資だ。
自分の世代で受け取れる旨味が少なくても、子供たちにとっては、とてもありがたい収益源になるのではないだろうか。
また、不動産投資のノウハウを子供たちに実践教育つきで伝えることができれば、子供たちの収入を得る手段の選択肢が広がる。
これはこれで価値があるのではないかと考えている。
少なくとも30年間の運用・管理を維持することが前提条件
気の長い話だが、ここが一番肝要な所だ。
30年間も運用していれば、いろいろな事が起こると予想される。
住んでいた住居人が出ていく事もあるだろうし、備品が破損したりすることもある。
大きな修繕も経験するかもしれない。
そんな困難を乗り越え、ローンの返済を終えて、やっと君達は私的年金として老後資金の確保ができるのだ。
なかなか険しい道のりだ。
ただ、君達は一人ではない。
不動産管理の会社の方もいれば、実際に管理にあたってくれる人もそう、君達のために多くの人が協力して物件の管理に携わっている。
その人たちはいわば運命共同体のチームだ。
しっかりと協力して維持管理していこう。
加えて、30年も不動産投資を経験すれば、実績も去ることながら、マンション経営や物件の維持・管理に関わる一通りの経験をすることになる。
その頃には、君達はもうプロの領域だよ。
人生のメリットの検討
今回は、不動産投資のメリットの一つである老後資金の確保について、話したが、最も大事なことは、君達にとって本当に利益があるかということを確認することだ。
まずは、老後資金が十分に足りている、又は、別の方法で確保できる見込みがあるのなら、このメリットはない。
そこをまず確認してください。
そして今の君達の年齢だ。
この数年以内に不動産投資を実施するとした場合、老後資金としての私的年金が受け取れる時期はいつになるだろうか。
その年齢で十分に間に合うか。
間に合わなくても次の世代の子供たちに残しておきたいと思えるか。
今の収入及び今後の収入の予測に基づき、ゆとりある老後に危機感を感じているなら、不動産投資を利用しての老後資金作りを検討する価値があると思う。
不動産投資を実施する以外に現在、積立や準備をしているものはあるか?
国の年金、企業の財形貯蓄、持株会、保険型年金、確定拠出年金、退職金etc.定年後に受け取れるお金を簡単に試算してみよう。
それに不足分を準備すればよいのだ。
そこに不動産投資が活用できるようなら検討してみて欲しい。
何か一つの方法にこだわる必要はない。
先に話した方法や君達自身が調べた方法を組み合わせて、「ゆとりある老後資金の確保」という目標を達成すればいい。
お父さんが老後資金確保のために実施していることは、年金に加え、企業が行う確定拠出年金、企業の退職金、不動産の利益分を積み立てている年金保険、そして不動産投資だ。
お父さんの場合は、上手に運用すれば、ゆとりある老後がおくれることになる。
不動産投資を利用して老後資金を作る場合の目標は、ゆとりある老後資金を目指して、年金+12.1万円を作ること。
そして、それには「家賃6万円程度の不動産2件を購入し、30年間を無事で運用すること」だ。
不動産投資を始めてみたいと思ったら
不動産投資を初めてみたいと思ったら、まずはお父さんに言えばいい。
お父さんと取引のある不動産会社を紹介しよう。
しかしながら、まずはしっかりと不動産投資に関しての勉強をしておいて欲しいと思う。
そのためにこのブログを残している。
具体的な実践手順を書いた記事を見て、順次のSTEPに従って進めていけばよいと思う。
まとめ
- 今後の年金は、定年延長や年金受給時期の遅延により、受給時期が遅くなる。また、少子高齢化により、保険料の増加も見込まれるため、自身での老後資金の準備が必須。
- 老後資金の準備には、いろいろな方法があるが、有効な手段の一つとして不動産投資による私的年金作りがある。
- ゆとりある老後をおくるための資金は、年金満額+12.1万円/月が必要であり、不動産投資の場合、家賃6万円程度の不動産2件を持つことで、目標は達成される。
< 以上 >
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