元気にやっているか?
es-nakamura(@NakamuraEs)改めお父さんだ。
このブログはお父さんの子供達である君達に向けて書かれたお父さんの経験を基にした君達への人生の指南書だ。
自由に使って、君達自身の人生を有意義にして欲しいと思う。
今回は、不動産投資の仕組みについて話したいと思う。
不動産投資って、なんか怖いイメージがないか?
あやしい感じがしないか?
お父さん自身も始める前は、そう感じていた。
ただ、不動産投資をやってみて思うのは、仕組み自体は至ってシンプルだ。
怖く感じるのは、「高額の物件を購入すること」と「ローンを組むことではないか」と思う。
投資だから、当然リスクがあるので、その失敗事例なんかが耳に入るから怖く感じるのは当然だ。
怪しく感じるのは、不動産業界のイメージの部分もあるかもしれないが、詐欺のようなものにひっかかって騙されるのではないかということではないだろうか?
まずは不動産投資の仕組みをしっかりと理解して、漠然とした「怖い」「怪しい」といったイメージを払拭して欲しいと思う。
不動産投資の仕組み
繰り返しになるが、不動産投資の仕組みは至ってシンプルだ。
- 不動産(マンション)を購入する。
- 人に貸す。
- 貸した人から家賃をもらう。
- もらった家賃から、経費(共益費・管理費・修繕費・ローン)を支払って、余れば利益。
これだけだ。本当にこれだけだ。これ以外のことはしていない。
君達はマンションに住んだことがあるか?
というか、君達が小さい頃は我が家はマンションに住んでいた(笑)。
そこには必ず大家(マンションを買った人)がいて、その人に家賃を払っている。
マンションを借りて、そこに住めば、借家人。マンションを買って人に貸せば、不動産オーナーとなる。
住む側から、貸す側になるということだ。
不動産投資をすることとマイホームを購入することとの違い
次に君達がもし、マイホームを購入する場合において、上記と同様のステップを参考に書いてみよう。
- 不動産(マンション又は、一軒家)を購入する。
- 自分たちで住む。
- 自分達が住んでいるので、家賃は入ってこない。
- 経費(管理費・修繕費・ローン)は、自らで支払って、自分の家を自分の手で管理する。
STEP-1.における不動産を購入するプロセスは全く同じだ。
投資物件だからといって、特殊なことをすることはない。
自分で住む場合は、ローンは自分で払い、物品や建物が壊れたりしたら、修繕を自分で行い、清掃etc.の維持管理も自分で行う。
お金をたくさん持っている人は、外注される場合もあるが、一般的には自身で実施していると思う。
一方で、人に貸した場合、家賃を頂くことで、ローンを支払い、管理費・修繕費etc.の外注した作業の経費を支払っていく。
その結果、お金が残れば、それが利益となる。
前向きに捉えれば、君達が組んだローンは、そこに住んでくれている人が支払ってくれるということだ。
維持費や管理費の経費も同様だ。
不動産を購入することを怖がる気持ちは分かる。
大きな額のローンを組むわけだから、決断には大きな勇気が必要となる。
お父さんもそうだった。
おじいちゃんもしたし、周囲の人もみんなそうしている。
そして、苦しみながらローンを返済している印象を受ける。
『不動産を購入する』・『住宅ローンを組む』こと自体は、普通のことだ。
ただし、ローンを組むということやその返済するローンの額を増やすことは、リスクがあるので、そこは慎重に検討すべきだと思う。
裏を返せば、マイホームを建てて、住宅ローンを組むということ自体は「周囲の人もやっているし大丈夫」、「マイホームは人生の夢だから」、「家族ができればマイホームを持つのは当然だ」という風潮があるが、この行為自体も人生において、大きなリスクであるということも付け加えておく。
不動産投資の場合、ローンは借家人がいる限り、その人が支払ってくれる。こんなありがたい事はない。
我々にとって、住んでくれて家賃を支払ってくれる借家人は神同然の存在だ。
そんな「神様(借家人)」が住み続けてくれるように、事情があって引っ越しされても、別の神様が来ていただけるように管理していくことが不動産オーナーの一番の仕事となるわけだ。
身近なところで不動産投資の必要性が出てくるケース
転勤により、マイホームが空き家となり貸し出すケース
お父さんの身近で聞いた話だが、憧れのマイホームを建てたのも束の間、会社の異動により、遠方に転勤になった人がいる。
子供がまだ小さかったので、一緒に連れて行くこととなり、家は空っぽとなるはめになった。
なかなか帰ってこられないため、庭は荒れ放題で家も人が管理しなければ、どんどん老朽化していく。
そこで、このまま誰も住まないのはもったいないので、管理会社を通して、貸し出すことにしたという話だ。
この話は当初の目的から変化し、事情はあるにせよ、やっていることは不動産投資と同じことだ。
両親の家が空き家となり貸し出すケース
別の話だが、親御さんが亡くなって、親御さんが持っていた家が誰も住まなくなった。
息子さんも既に家を買っていて、その親御さんに家に住む人がいなくなり、空き家となっていたため、リフォームして、貸し出すことにしたという話だ。
この話も上記の例と同様に、不動産投資と同じことだ。
農業を営んでいた方が高齢で出来なくなり、マンション経営を始めるケース
お父さんは田んぼが多くある田舎育ちなので、こういった光景はよく目にした。
小さい頃、周囲は田んぼだらけだったのだが、大学生の頃になるとアパートやマンションがどんどん建っていた。
これは、農業をされていた方が高齢となり、後継者もいないことから、休耕田となり、今後も農業を継続できなくなり、土地がもったいないため、マンション経営を始めたケースとなる。
失礼な話かもしれないが、ご高齢の方でも不動産投資をなさっているということだ。
もちろん土地を持っていることが我々サラリーマンとの大きな差ではあるがね。
不動産投資というものは、割と身近なところで当たり前のように行われている。
それに、この世の中に一体どれだけの不動産(一軒家・マンション・アパート)があると思う?
そこには必ず不動産オーナーがいるのだ。
もちろん企業だけでなく、個人で所有している方もだ。
今、我が家が住んでいるアパートは、個人所有のアパートだ。快適で良い住み心地だ。
まとめ
- 不動産投資の仕組みはシンプルだ。不動産を購入し、人に貸し出す。家賃を頂いて経費を引いた分が利益となりる。これだけだ。
- 不動産投資の「怖い」、「怪しい」イメージは、ローンを組むことと詐欺のように騙されることからきていることが主要因だが、しっかりと対策をとることで回避可能だ。
- 不動産投資そのものは、世の中にありふれており、不動産を購入することとローンを組むことは、一般的に多くの人がマイホーム購入で経験することだ。
< 以上 >
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